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2006/8/04
富士山須走口登山道
■ 富士登山須走口五合目(登山道)
富士登山須走口五合目
須走口五合目は吉田口五合目に賑やかさと違い、2軒の小屋があるだけでとても静かです。ここで、高度に体を慣らすを兼ねて昼食をするといいでしょう。
■ 五合目(1980m)?新六合目(2400m)
小屋を抜けるとすぐに登山道が始まります。
古御岳神社
登山道を入ってすぐに古御岳神社があるので、ここで無事に登頂できることをお祈りし、樹林の中の登山道に入ります。須走口は評判通りの自然を堪能できるコース。入り口からしばらくはシラビソの樹林帯は歩いていて気持ちが良い。人も少なく、ツアー客もいないです。
30分ほど歩くと樹林帯を抜け、視界が広くなります。またヤマホタルブクロやムラサキモメンヅルなどの花をあちこちに咲いています。再び、樹林帯を登り、しばらくすると、新六合目に到着します。新六合目では長田山荘のハナちゃんというかわいいワンちゃんが出迎えてくれます。
長田山荘のハナちゃん
■ 新六合目(2400m)?本六合目(2700m)
再び樹林帯を登ると視界が開け、山頂も望むことが出来、左側には砂走り下山道も見えます。クルマユリの花があちらこちらに咲いています。
■ 本六合目(2700m)?七合目(3090m))
最初のうちはクルマユリなどを見かけますが、高度が上がるにつれ、森林がなくなり岩が目立ってきます。ジグザクに砂礫を登ります。
■ 七合目(3090m)?本七合目(3250m)
荒涼とした歩きにくい砂礫を登っていきます。
■ 本七合目(3250m)?八合目(3350m)
再び、砂礫の登山道を登ります。
■ 八合目(3350m)?本八合目(3400m)
八合目の江戸屋で一泊。八合目から登りはじめは下山道を合流しているので、砂礫が細かくとても登りにくい。ずるずるしながら登っていく感じ。ただ、すぐに登山道と下山道は分かれるので大丈夫。途中で何箇所か交錯します。岩礁のところは比較的登りやすい。下山道は、ほんの少しでも登るのはほんと大変。
八合目から
■ 本八合目(3400m)?八合五勺(3450m)
本八合目からは河口湖・吉田口と合流するので、たしかにいつの間にか人が多い。ご来光の時間帯に合わせて登ると、ここから大渋滞になるらしい。
本八合目には、胸突江戸屋がありますが、胸突って何?って思ったら、胸突き八丁(むなつきはっちょう)って八丁が約873メートルで頂上近くの急傾斜のことを言うらしいです。ですから七合目あたりからの登りってことかな。物事をやり遂げる直前がもっとも大変って言う意味もあるそうです。
八合五勺
■ 八合五勺(3450m)?九合目(3600m)?山頂
砂利の登山道は変わらず。頂上には国旗がはためている。斜度はきつくなりジグザクに岩礁の上を歩く感じになりますが、急登ですが、特に手をつかわないと登れないということはないのです。一歩一歩踏みしめるようにゆっくり登っていけばOK。九合目は山小屋はなく鳥居があるだけなので注意。私は、山頂のところが九合目だと勘違いして頑張って登っていたら、途中で下山者にもうすぐですよ、と言われてちょっとラッキーだった気分。
山頂まであと少し。
山頂
2006/8/04
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