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2006/8/07

山小屋ってどんな感じ?

富士山

 ガイドブックなどを読むとさらっと書いてあるのでなかなか雰囲気が伝わらないのですが、7?8合目の山小屋は正直、就寝環境としては劣悪です。やっぱり人が多すぎるんですよね。巨大な押入れのような寝床の上段、下段に寝返りするできるスペースがないほど、詰め込まれます。河口湖・吉田口のときは本当につらく、強引に詰め込むために頭と足が交互でした。つまり、顔の横に隣の人の足が来る形になります。 週末、特に河口湖・吉田口の登る方は覚悟した方がいいです。

 それだけの人数が収容されれるのでくつろぐスペースはもちろんなく、着いたらまず着の身着のままで寝床に押し込まれ、そこで、夕食で呼び出されるまで待ちます。夕食を食べたら、居場所はないので、そのまま就寝です。もちろん、着替えるスペースはないので、そのままごろ寝。その後は、ご来光を山頂で見ようとする人と宿で迎えようとする人に分かれ、山頂で見ようとする人は、午前1時すぎからガサゴソして、おもむろに出かけます。熟睡は無理で本当に仮眠です。宿でご来光を見ようとしている人は、午前4時すぎぐらいに起きるという感じです。朝食はお弁当の山小屋が多いと思うので、もらって山頂で食べるか、宿で食べてから山頂に向かいます。

 ガイドさんは、富士登山はこんなもの、山小屋はこんなもの、というのですが、もう少し改善してほしいものです。河口湖・吉田口は人が多すぎます。須走口だと人も少ないので、山小屋の人も余裕があって暖かい感じです。

 とりあえず、少しでよい就寝環境を得るには、
 ・河口湖・吉田口を避ける
 ・混雑している金曜の夜?日曜を避ける
 ・五合目、六合目などに泊まる
あたりでしょうか?

2006/8/07

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