« 富士山須走口登山道 | メイン | お鉢めぐり »
2006/8/04
富士山須走口下山道
富士登山須走口下山道
■ 富士山頂?本八合目
下山道を見上げたところ
八合目までは、須走口と河口湖・吉田口は一緒に下山道になります。頂上までのブルドーザー道と下山道は兼ねていて、まれにブルドーザが通るので注意。道幅はブルドーザ1台がぎりぎり通れる幅です。
ジグザクに降りていくので、傾斜が抑えられていて足への負担は少ないですが、それでも特に膝を痛めないように注意しましょう。下山時にはステッキが負荷を分散し、バランスをとるのに便利です。
基本的に砂礫の中をズルズルしながら降りていく感じですが、ところどころ大きな岩肌があってすべりやすい箇所があるので注意。
■ 本八合目?七合目
河口湖・吉田口との分岐(八合目)
基本的に下山は単調で、ずっとジグザクに降りていくのみ。八合目で河口湖・吉田口と分かれます。須走口はそのまま道なりに下山すれば良いので問題ありません。河口湖・吉田口に下山する場合は、ここで意識して左手に折れないと誤ってしまうので注意しましょう。天気の良い日は間違えることはまず無いと思いますが、夜間や霧が深いときは、河口湖・吉田口の人は本当に注意しましょう。河口湖口側からのツアー客が毎日のように誤って降りる方が何名かいるようです。ツアーでいく場合は、どうしてもガイドさんや添乗員が同行するので、地図とかあまり読みませんからね。
七合目まで淡々と降りていきます。
■ 七合目?砂走り?砂払五合目
砂走り
須走口ならではの砂走りです。砂というよりは、細かな砂礫で大きめの石もゴロゴロしてます。くるぶしのあたりまで砂礫の中に入るのでクッションとなって、一気にステッキでリズムをとりながら降りることが出来ます。なんとなくスキーで下っているような感じです。ただ、ハイカットの登山靴を履いていない場合は、足首を痛める危険性があるので、丁寧に降りてきた方が良いと思います。あとスパッツをつけていないと靴中に小さな石が入ってくると思いますので、ぜひ着用したいところ。
とにかく砂ぼこりがすごい。降りてきたら全身、真っ白というか真っ黒というか・・・コンタクトレンズをしているとサングラスをしていてもゴミが入って目が痛いし。豪快に下れることが売りの砂走りですが、デメリットもあるので、念頭に入れておきましょう。特に公共のバスなどで帰る人は、下山したときに体が拭けるようにウエットティシュなどを多めに持参した方が良いかも。
砂払五合目から。山腹から一気に下っていることがわかる
■ 砂払五合目?五合目
砂払い五合目を降りると再び、樹林帯に入ります。下山道は樹林帯の中の抜ける川のような感じで作られているので淡々と降りれます。登山道と交錯しはじめたらゴールはもうすぐです。お疲れ様でした。
2006/8/04
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.startthailand.com/mt/mt-tb.cgi/1535