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2006/8/15

ご来光写真を撮るときのコツ

 富士山から雲海のかなたから見えてくるご来光は感動的なもの。みなさん、デジカメなどで写真を撮りますよね。そのとき、ちょっと注意しておくと良いことを書いておきます。(プロのカメラマンではないので三脚を、って書かないのでご安心を。)

■ カメラをしっかり構えよう

 これは、ご来光に限らず手ぶれ防止を防ぐための基本ですね。ご来光のときは暗いので、シャッター速度が遅いので特に手ぶれしやすいので重要ですよ。
 カメラはできれば手ぶれ防止機構があるのがベストですね。最近のコンパクトデジカメだと標準装備になりつつあります。

■ カメラを水平に保とう

 ご来光の場合、地平線がポイント。左右どちらかに傾いているとあとで見たときに違和感のある写真になってしまいます。ですので、ファインダや液晶モニタで見たときに水平になっていることをよく確認しましょう。あと、どうしてもシャッターボタンを押すときに軽く力が入るのか右側に気持ち傾きがちです。(私の写真がそうでした。よく見るとみんな右肩下がり。。。)

 もちろん、デジカメの場合はあとでグラフィックソフトで傾きを補正することができますが、サイズがほんの少し小さくなってしまいますので、最初にきちんと水平に保ちましょう。

■ 露出と感度を確認しよう

<まずはオートで>
 まずは、オートに設定して撮ってみましょう。一般的にコンパクトデジカメの場合は、明るく鮮やかにしようとするので、ご来光の場合は、明るくなりすぎて白っぽくなるかも知れません。もし、写りが今ひとつの場合、下記の調整をしてみましょう。
 小さなコンパクトデジカメでもきれいに撮れるかも知れませんよ。

 ご来光は、時間の経過とともに明るさが短時間で変化するので難しいです。写真がぶれてしまったり、見た目より写真の方が明るく写ったりしがちです。少しでも失敗を防ぐために、コンパクトデジカメをお使いの場合、露出と感度を調整できるかマニュアルで確認してみましょう。

<感度>
 感度は、ISO400, 800 とか言っているものです。感度を高くすると解像度が低くなりますが、シャッター速度が速くなるので、手ぶれしにくくなります。ISO400, 800とかに調整できるか確認してみましょう。最近は高感度を売りにしているデジカメが多いのですが、あまり感度を上げすぎる(ISO1600, 3200)と画質が急に悪くなる(のっぺりしたり、色ノイズが入る)ので注意しましょう。

<露出>
 あと露出です。露出はカメラに入ってくる光の量を調整するものです。オートで明るすぎる場合は、露出をマイナス方向にすると写真が全体的に暗くなります。そうするとご来光の部分が鮮明に輝くようになるかも知れません。

 ぜひチャレンジしてみて下さい。マニュアルで事前にやり方を確認してみて下さいね。

富士山
ご来光(須走口八合目)

2006/8/15

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