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2006/8/06
必ず持っていくもの
■ ザック
大きさ的には30リットル前後のもの。登山用品のお店に行くと「富士登山に最適」とか書かれていると思うので、すぐにわかると思います。結構、背負うと肩のところとかに重さがずっしりくるので、肩ベルトがしっかりしているものが良いと思います。
■ ヘッドランプ
日帰り登山、もしくは夜間登山をしないとしてもヘッドランプは必携。天候不順などの理由で予定通り登下山できなかったりして真っ暗になってしまい、ヘッドランプを持参せずにまさに手探り状態で泣きそうになっているグループをよく見かけるそうです。特に下山時は大変危険です。
ヘッドランプは、電球だけではなく白色LEDがついているタイプがお勧め。白色LEDは明るいだけでなく、消費電力が少ないので長時間持ちます。
■ レインスーツ(セパレートタイプの雨具)
雨具としてだけでなく、防寒具として利用できます。富士山は、高度が高いので、もともと寒いですが、雨風が吹くとさらに温度が下がります。体が絶対濡れないようにしっかりとしてレインスーツを持参しましょう。河口湖・吉田口から登山したときは強風雨で大変でしたが、レインスーツがしっかり守ってくれ、雨風を防ぎ、体の中は濡れなかったので体温を奪われず、それほど寒くありませんでした。気温は、本八合下で8℃くらいでした。しかし、同じツアーに参加していた女性のグループは軽装雨具だったようで、全身びしょ濡れで寒くて大変だったようです。
山に登ったら、とにかく自力で下山しなければなりません。
■ 手袋
防寒と山頂付近は急登になるので少し手をつかった方が良い場面もあるので、必要です。軍手でも良いのですが、できれば防水・防寒タイプの手袋がお勧めです。軍手だと雨の時にびしょ濡れになります。晴れているときは、汗とかぬぐえるので軍手が便利なのですが。
私は、河口湖・吉田口から登山したときに強風雨で、手袋だけは防寒タイプのものだったので、びしょ濡れになってしまいました。なので、次の須走口から登るときは、思い切ってゴアテックス製の完全防水タイプの購入して持参しました。
■ ザックカバー
雨対策として、登山用具店やアウトドアショップで売っているものを手に入れておきましょう。大きなビニール袋やゴミ袋などを代用して人をいますが、強風で結局とれてしまい、ザックの中がびしょ濡れになってしまいます。富士山は雨だけでなく風も強いということを念頭においておきましょう。
■ 飲料水
富士山は、その山麓は水が豊富ですが富士山自体は水が全くありません。雨も結構降りますが、全て地下に滲み込んしまいます。ですので、飲料水は必携ですが、どれぐらい持参していくかが難しいところ。1リットルぐらいがちょうど良いと思います。2リットルは多すぎる(重すぎる)と思います。水はペットボトル1本、どこの山小屋でも400?500円で購入できます。もし不足したら買いましょう。気軽に購入できるのが普通の登山と違うところです。
ちなみに、真夏に富士山に行くので、五合目に着くまで実感がわかないのですが、富士山は五合目あたりでも20℃前後、五合目?七合目でも15?20℃くらいと涼しく、正直あまり喉は乾きません。でも、空気は乾燥しているので、いつの間にか脱水症状になるので意識して飲んだ方が良いです。高山病になる私が書くのもなんですが、高山病対策としても水分補給をまめにとることが重要とのことです。
2006/8/06
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