アフリカと中国は真のパートナーになれるか

 ダイアモンドオンラインに表題の通り、「敵か味方か - アフリカと中国は真のパートナーになれるか」という興味深い記事が掲載されています。ちょっとびっくりしたのが、最初の事例でした。

先日もアフリカ南東部にあるマラウイ共和国で起きた、現地の中国人に矛先を向けた暴動が話題になった。 「マラウイの中心街では中国人資本の店が襲撃された。みんな中国人にはいい感情を持ってない。ローカルの商売がどんどん潰され、地元民は我慢の限界に来ている」

マラウイが取り上げられるとは思わなかったのでびっくりしました。先日も記事で書きましたがマラウイ国内での不法滞在の中国人に対して取り締まりを強化するということが報道されていました。日々増える中国人、そして中国商店ですが、マラウイは中国と国交を樹立したのは2007年12月28日です。まだ4年も経っていないのです。

 南アフリカのヨハネスバーグの空港でも、エチオピアのアディスアベバの空港でも、中国人は本当に目立っています。カジュアルな服装の中国人が集団で、あまり聞き慣れない行き先に旅立っていきます。ヨハネスバーグで見かけたときは、コンゴ民主共和国の首都キンシャサに次ぐ第2の都市のルブンバシ(Lubumbashi)に行く人たちでしたし、アディスアベバで見かけた中国人の集団は、ナイジェリアの最大の都市ラゴス(首都は、アブジャ)に行く人たちでした。