インターネットが遅くてイライラ・・・

 週末からMTLのインターネット回線が遅くてイライラです。全く使えないわけではなくて遅い。具体的にどの程度遅いかということ、平常64-128Kbps程度の速度が出るのに、32Kbps前後といったところ。64kbpsで日本のISDN回線の速度、32Kbpsという速度は、アナログ電話回線のモデム時代の速度です。1MBのデータ転送に約2分、写真1枚送るだけで約5分はかかる速度です。

 どこで問題が発生していそうかというと、中継地点の英国です。マラウイからのデータを調べてみると、マラウイから日本にあるYahoo.co.jpなどのサーバーのサイトにアクセスすると、タンザニアを抜けて、そこから海底ケーブルで英国へ、そして日本へデータが到着します。少なくとも17箇所を経由していくようです。この途中の英国でデータが50-70%と非常に高い割合でロストしていました。ロストしている理由は、おそらくプロバイダの回線が細くてデータをさばけないためではないかと思います。つまり、車幅が十分にないのに車が多くて大渋滞しているような状況です。

 遅い上に、データが抜けるのでインターネットアクセスがまともに出来なくなっています。アフリカ大陸は、大陸全体でもインターネット回線が貧弱なのにも関わらず、アクセスするポータルサイトは、そのほとんどが別の大陸にあるわけなので、確実に増え続けるインターネット人口に回線が追い付いていないようです。日本でも問題になっていますが、今後スマートフォンなどが普及するとデータ量が爆発的に増えるので気になるところです。Skypeとかでも、音声で十分な状況でも動画ありで会話するとアッという間にデータ量が増えます。