TNM、通信料金表記をクワチャに統一
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- カテゴリ: 2010
- 作成日:2010年11月14日(日)15:42
マラウイの代表的な携帯電話の一つであるTNMは、携帯電話の通信料金単位をクワチャに統一したようです。携帯電話の通信料金は、ユニットという単位が使われていました。私が赴任する以前は、おそらく1ドル100ユニットというときがあったようで、5ドルで500ユニットという感じだったみたいですが、クワチャの下落により、ドルとクワチャのレートが変わり、私がマラウイに赴任したときは、500ユニットが700クワチャ(約420円)で売られていました。その後、6/17に500ユニットが750クワチャに値上げされ、ユニット表記ではわかりにくいことから、8月から携帯電話の残高表記がユニットからクワチャに変更されました。
そして、先日、街中で500ユニットのプリペイドカードを購入したところ、500ユニットではなく750MKと表記が変わった新しいプリペイドカードでした。これで、段階を追ってクワチャに表記を統一したことになります。
もう一つのマラウイの携帯電話のリーディングカンパニーのZain(ゼイン)は、プリペイドカードはまだユニットで販売していますが、たぶんこちらも時間の問題だと思います。すでに残高表記や新聞広告などでの通信料金の宣伝は全てクワチャになっています。
以下は上が新しいTNMのプリペイドカード、下が古いTNMのプリペイドカードです。
現在、1ドルは152クワチャで、旅行会社などでクワチャ換算するときのレートは、1ドルが157クワチャとなっています。現金のドルを街中のマネービューローというところで両替するときは、1ドルが175クワチャです。