南ア、モザンビークの洪水被害拡大

 南アフリカ、モザンビークでの洪水被害が拡大しています。南アフリカでは33の自治体を被災地域に指定しましたが、この1ヶ月の間に死亡者が100人以上ととなっています。被害が大きいのは南アフリカの東南部に位置ずるクワズールー・ナタール州の東部のようですが、南アフリカの9州のうち8州が洪水の被害に遭っており、数千人の家が損壊しているとのことです。

 隣国のモザンビークも水位の上昇により家の全壊、損壊のため13,000人以上が被害を受けてています。

マラウイの首都リロングウェも連日雨が降っていますが、雨量はそれほど多くありません。リロングウェ川の水位もそれほど高くありません。ただ、直接的な被害がなくても南アから多くの物資を輸入していますので、今後、輸入品の価格の高騰や欠乏などが懸念されます。