都市部(ブランタイア、リロングウェ、ムズズ)で生活費が高騰

  社会問題センター(Centre for Social Concern ? CSC)は、水道などの公共料金の値上げのために、ブランタイア、リロングウェ、ムズズなどの都市部の生活費が上昇していると述べています。ただし、ゾンバは減少しているようです。 生活費は以下のようになっています。全て月当りの生活費です。

  • ブランタイアが 49,536K (325.89ドル)- 2009, 51,589K(339.40ドル)- 2010
  • リロングウェが 48,729K (320.58ドル)- 2009, 50,460K(331.97ドル)- 2010
  • ムズズが、39,168K(257.68ドル) - 2009, 46,532K(300.21ドル) - 2010
  • ゾンバが、48,137K(316.00ドル) - 2009, 44,217K(290.00ドル)- 2010

これらの数字を見ていると、一方で1日1ドル以下で暮らしている貧困層がマラウイ全体で約4割弱いるわけですので、都市部と農村部との貧富の格差を実感します。一人当たりのGDPは354ドル(IMF 2010)ですが、この数字だけ見ていると実態が分かりにくい気がします。