アフリカ連合、新議長に赤道ギニア大統領

 アフリカ連合(AU)の首脳会議が30日にエチオピアの首都アディスアベバで2日間の日程で開催されていますが、赤道ギニアのヌゲマ大統領が新議長に選出されています。任期は1年です。旧議長はご存知の通り、マラウイのビング・ワ・ムタリカ大統領でした。赤道ギニアはアフリカ中部に位置し、ヌゲマ大統領は独裁体制で知られているため、今回の議長選出については批判の声もあるようです。

 今回のAU会議では、大統領選挙後混乱の続くコートジボワール情勢、スーダン南部の独立のほか、チェニジア情勢、そして一気に反政府デモ拡大で緊迫が続くエジプト情報などが課題となっています。

アフリカ連合(AU)は、アフリカ諸国53カ国が加盟する世界最大の地域機関となっています。