ポリテクニック校の学生5人を逮捕

 マラウイ大学のゾンバのチャンセラー校で講師が「学問の自由」を求めて授業ボイコットを行なっている問題で、これに同調して3/14からボイコットに参加していたブランタイアのポリテクニック校の講師が月曜日に投票により、授業を再開することを決定しました。一方、ポリテクニック校の学生は、この警察とマラウイ大学との紛争の解決を求める請願書を提出するデモ行進を水曜日に実施しようとしたところ、当局に催涙ガスを使って阻止され5人が逮捕されています。警察側は、警察車両が攻撃対象となっており、実際に攻撃されたと述べています。

 メディアの記事を読んでいてとても気になったのは、学生側はデモの許可を警察に事前に求めていたのですが警察側が拒否している点で、警察側は、デモによりデモ参加者が器物損壊した場合に備えて200万クワチャ(約120万円)以上の保証金を預けることを要求している点です。最近大統領によって指示されているようで、こんな大金出せるわけがありません。これは事実上、デモ禁止になっています。