英国、マラウイ大統領ジェット機は、約19億円と指摘

  昨年(2010)の3月にマラウイ大統領は議会を通さずに大統領専用ジェット機を購入したことが明るみに出て問題となりました。このときに購入費用は、1326万ドル(約12億円)とされていましたが、英国によると、2200万ドル(約19億円)であったと指摘されています。政府は、2009年10月にフランス製の Dassault Falcom 900EXを購入しています。 

 英国は昨年これに抗議して、援助金を30億円から26億円に削減しています。マラウイ政府は、専用機を持つことでチャーター機よりコスト削減していると説明していましたが、実際には、維持管理費、保険などで莫大な費用がかかっているようで、こうした費用は国民の税金で賄われることになります。