ゾンバ、チャンセラー校の学生デモは警察が催涙ガスで排除

 今日、実施された「学問の自由」の問題で4人の講師の解雇の取消を求めての学生組合の座り込みのデモは警察が催涙ガスなどを使って排除した模様です。警察は、今週は、予定されていて延期となった全国規模の反政府デモの関係で、安全上の理由で日曜日までのデモ活動を排除するように命令を受けていたようで、その命令に基づいて排除したとしています。このため、学生側は、デモは来週の月曜日に仕切り直して行うとしています。今回のデモは、デモ行進ではなく、朝7時から午後5時まで学校がオープンしている7日間、座り込みのデモ活動を行おうとしているようです。

今回のデモは先週に報道で知ったときに思いましたが、非常にタイミングが悪いと思います。7月20日の嘆願書の中には、おそらく「学問の自由」の問題で解雇された4人の講師の復職の問題が含まれていると思いますので、これは、政府との対話の中で公式に要求して解決を見出していくべきだったと思います。こっちの方は国連が調停に入っていますので、透明性の高い議論が出来たはずです。