ケニア:首都ナイロビ市内における手榴弾爆発事件の発生に伴う注意喚起

? 日本の外務省は、マラウイの周辺国であるケニアの首都ナイロビで何者かが手榴弾を投げ込み爆発させる事件が24日に2件発生していることから、28日付で注意喚起を発しています。ケニアでは、9月中旬以降、1ヶ月の間にソマリア国境近くで外国人の誘拐事件が3件連続して発生しており、ケニア軍などによるソマリア過激派に対する作戦が実施されています。今回の事件がこれらに対する報復テロであるかどうかはわかっていません。

 また、昨日(27日)には、ソマリア国境近くで地元政府関係者の車両が武装グループの攻撃を受けて4人死亡しています。犯行手口からソマリア過激派の犯行と見られています。

(追記)

  28日付で日本の外務省は、ケニア北東州、沿岸州ラム県(ソマリア国境から60キロの範囲)について、「退避勧告」に危険レベルを引き上げました。それ以外のラム県については、「渡航の是非を検討して下さい」に引き上げています。