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マラウイに対する渡航情報(危険情報)の発出

日本の外務省は、4/24付で渡航情報を発出しています。内容的には今までと同じで全土に対して「十分注意してください。」となっていますが、最近のマラウイの情勢を反映したものになっています。

マラウイは4/5に前大統領が急死し、対立関係にあった副大統領が昇格しました。現大統領のジョイスバンダ大統領は国民からも人気が高く、西側諸国からも非常に期待感が強く凍結されていた援助が再開されていく見通しです。今後の焦点は国内問題の対応以外に6月下旬に首都リロングウェで予定されているアフリカ連合の会合です。ここにスーダン西部のダルフール地区で大量虐殺を行ったとして国際手配されている現大統領のバシール氏が出席するか否かが国際社会の大きな関心事となっています。昨年の東南部アフリカ市場共同体(COMESA)のリロングウェで開催された首脳会合に、このバシール大統領が出席し、国際社会は拘束するように要請しましたが前政権は無視し非難を受けています。今回、どのように対応するかが注目されています。