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中国、アフリカに1兆5千億円の拠出へ

中国が資源獲得のため、なりふり構わずアフリカを攻めているようです。中国で開催されたアフリカ協力フォーラム閣僚会議が19日、北京で開かれ、その冒頭で、胡錦濤国家主席が3年間で200億ドル(約1兆5700万円)を拠出することを表明しています。

中国経済は緩やかに下降していますが、今後の経済成長に向けての資源獲得が目的と見られています。格差の広がる中国国内では、このバラマキ政策に不満が根強いようです。(中国国内にお金を使えってこと。)また、アフリカは中国の新しい植民地政策ではないかと警戒感が高まっています。中国の凄いところは、官民一体となって攻めてくることです。日本も資源獲得のためにアフリカを攻めようとしているのですが、話しになっていない感じです。日本は予算難のなか、政府が大手を振っても民間はついてこないし、国民も内向きで関心もなく、知らないうちにグローバル社会の中で日本は孤立するのでは?と心配です。アフリカは、支援の受け方を考えた方が良いですね。自国に技術が残らない中国式援助は短期的に良くても長期的には産業の芽を潰してしまいます。よく言われる例えをアフリカ側から言うと、魚をもらうのではなく、魚の捕り方を教えてもらうことです。