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ケニアで象11象が密猟目的で射殺、マラウイでは象牙1キロ密輸
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- 作成日:2013年01月10日(木)21:42
ケニアのツァボ国立公園で象11頭が密猟組織によって象牙採取目的で射殺されてたことが明らかになり、過去30年で最悪の事件であると報じられています。背後にあるのは、中国などアジア向けの密輸と見られています。密輸される象牙の半数以上が中国向けです。
一方、マラウイでも今週の月曜日(1/7)に、マラウイの首都リロングウェから中国にエチオピア経由で向かおうとしていた34歳の中国人が1キロの象牙を密輸しようとして逮捕されています。
そのほか、タイのスワンナプーム空港では、サイの角4本(10.6キロ)を密輸しようとしたベトナム人が逮捕されています。エチオピアからエチオピア航空でバンコク入りしようとしたようです。
象牙1キロ当たりは、末端価格で1000ドル(約8万8千円)ぐらいになるそうです。アフリカ全土に中国人は出稼ぎに来ていて、副業として象牙の密輸をしており、もっと問題視されても良いのではとおもいます。マラウイでも年に数回、中国人が象牙密輸で逮捕されています。