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市民団体、政府との対話から引上げへ

 反政府派の人権活動弁護士の逮捕、ゾンバ重犯罪刑務所への収監を受けて、市民団体代表は、この弁護士の即時解放を要求し、政府との対話から引き上げることを今朝、リロングウェでメディア向けにプレスリリースしたようです。本来であれば、今日、10月以降中断されていた政府との対話が再開される予定でした。

 非常に良くない展開となっています。昨年の8月に国連チームの仲介で、市民団体と政府連絡委員会の間で会合を行い平和的に問題解決を行うということでしたが、この路線から離脱したことになります。これにより、3月28日に問題解決期限を定めていたようですが、このままだと、これは当然白紙となり、市民団体側で何らかの抗議活動を直近に行う可能性が高まっています。司法ストも行われているため、デモ実施可否の司法判断もなく政府、反政府の双方が突っ走る可能性があります。これに歯止めをかけるには、政府側がまず逮捕した弁護士を釈放し、きちんとした司法手続きを踏むことしかないはずです。なぜ逮捕したのでしょうか?