最新

市民団体、抗議活動を3/28に設定か?

 今日のネーション紙の一面は、「3月28日が対話の期限」という見出しだったので、反政府派の活動弁護士が逮捕されたのを受けて、金曜日に対話から引き上げたのが、軌道に戻ったのかと思ったのですが、よく読むとどうもそうではないようです。市民団体側は、やはり対話から引き上げているのですが、3月28日という対話の期限は残しているようで、政府側にそこまでに昨年7月20日に提出した請願書の20項目の問題の対応を促しているようです。

 先週の月曜日に事務所へ火炎瓶を放り込もうとしていた5人の犯人グループを警察に引き渡した際に、反対に自作自演であるとして逮捕された反政府派の活動弁護士ですが、きちんとした司法手続きがないままに水曜日にゾンバ重犯罪刑務所に移送されました。その後、この弁護士に心臓病疾患があり、治療が必要であることから、病院に移送された模様です。また、裁判所からも即時保釈の仮処分命令が出されています。しかしながら、まだ警察の監視下にあるようです。

 3/28までに問題に対して何らかのアクションがない場合は、何らかの行動に行うとしており、曜日も勘案すると3/28に何らかの抗議活動を行う可能性が高いです。今までデモやデモ予定日は週半ばの水曜日に設定されています。水曜日だと月曜日にプレスリリースなどをして周知徹底し動員がしやすいからではないかと思います。

 もう一つ外的要因として、今年の4/8の日曜日がキリスト教の復活祭であり、その前後の土曜日、月曜日が休みとなることを意識しないといけません。学校などもこの時期は前後を挟んで2-3週間休みとなるところが多いようです。復活祭前後の週に抗議活動はしにくい感じとなっています。