地震で思う、連絡方法、情報入手手段
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- カテゴリ: ブログ
- 作成日:2011年03月12日(土)06:33
まさか海外から日本へ安否確認をとるようなことになるとは正直考えたことがありませんでした。やはり複数の連絡手段を持っていないといざというときに厳しいなぁと思います。今回、複数の連絡手段を使って、日本の家族の安否確認をしました。具体的には、
- マラウイの携帯電話(TNMとAirtelの2つ)
- 日本のドコモの海外対応の携帯
- インターネット(電子メール)
- スカイプアウト(スカイプ経由での日本の電話への連絡)
と言った感じです。
日本への連絡は、海外からだと国内とは回線ルートがたぶん違うからだと思いますが、意外と連絡が出来たりします。(もちろん一発で通じるわけではないですが。)
もっとも今回は、TNMは全く使えず、Airtelだけでした。いざというときのためにやはり、2つ以上の携帯電話があったほうがいいと思います。興味深かったのが、日本への接続がビジーだったからだと思うのですが、中国語や韓国語でアナウンスが返ってくるんです。たぶん、ローミングの途中でNGが返ってくるためだと思います。
もう一つはスカイプアウト、スカイプから固定電話や携帯電話にかけることが出来る有料のサービスです。スカイプアウトはダメかと思ったのですが、やはり回線ルートが違うためか、こちらもうまく利用することが出来ました。もう一つは、メールですね。携帯で音声はダメでもメールが送受信出来たりします。こうしたサービスをうまく組み合わせる必要がありそうです。
情報入手は、やはりインターネットが確実。ただ、これも1つのインターネットサービスプロバイダだとうまく日本に接続出来なかったりするので、お金が許せば複数持っておきたいです。私は職場ではMTLのUSB通信機器でインターネット接続していますが、日中突然、DNSサーバーからの応答が返ってこなくなったり、日本へのネットアクセスが出来なくなったりするので、バックアップルートとして、AirtelのUSB通信機器を使っています。Airtelの方は特に通信プランを選択していないときは、データ送受信量に応じた完全従量制なので、使った分だけの支払いになるので便利です。MTLとAirtelは日本までの回線ルートが違うので、MTLはダメでも、AirtelはOKということがよくあります。ただAirtelは、私が使うエリアでは電波が不安定なのがホント残念です。MTLは電波は非常に安定しています。
あと、今回は自宅はNHKワールドが入るのですが、通常は海外外国人向けの番組しかやっていないのですが、地震のため、NHK総合の地震の特別放送をそのままNHKワールドに流してくれたので、助かりました。二か国語放送で日本語と同時に英語でもリアルタイムに通訳して中継しているようです。今回、NHKは、Ustreamでインターネット経由でもNHK総合を流しているようなので、ネットが遅いマラウイでは無理ですが、日本国内やブロードバンドインターネットが出来る国であれば、そのまま見れて本当に助かったと思います。(注:有料のNHKプレミアムであれば在外日本人向けなのでNHK総合が見れます。)
そのほか、ツイッターとかも本当に情報がリアルですね。
今回、TNMにはやられました。日本への連絡が通じていないのに、勝手にどんどん課金されているんです。一度も日本にかかっていないのにいつの間にかプリペイドの残高がゼロになっていてびっくりです。ホントに腹ただしい限りです。
しかし、今ものすごい雨が降ってます。まさにバケツをひっくり返したような降り方です。雨漏りが心配・・・ (23:33)