忍耐のいるエチオピア航空(3)

(エチオピア航空のサービス)

エチオピア航空の機内食 エチオピア航空は料金が安いので、サービスも相応です。ドリンクサービスとかも食事の前に一度だけ。アルコール類とかもあまりなく、最初のリロングウェ・アディスアベバ間ではビールを飲みたかったけど在庫がありませんでした。食事も美味しくありません。ご飯はまずいというか芯が残っていてカピカピ。サラダは食べようとしたら、ショウジョウバエ見たいのがいて元気に動いているし。

 客室乗務員は笑顔がありません。エチオピアの女性の客室乗務員は非常に美人なんですけどね。アディスアベバ・バンコク路線は深夜路線なので、大半の客はすぐに寝ているのですが、離陸後すぐに機内食サービスがあり、無造作に叩き起こしていきます。

(大量買付けのアフリカの人、微笑みのないタイ人)

 帰りのバンコクの空港、エチオピア航空などのマイナーな航空会社はターミナルの一番端にまとめられています。タイは微笑みの国、みんないつもはニコニコしているのですが、この空港の片隅だけ異様な空気。まず眼に入るのが、黒い大きなバックの山。エコノミーでこんなに荷物いいの?と思うぐらいの大量のバックです。たぶん、バックの中は、買い付けた洋服とかが入っているのではないかと思います。がっしりとした体格のアフリカの女性が大声で携帯電話で話をしたりしながら、チェックインカウンターでやりとり。いつもの笑顔を絶やさないタイ人の地上スタッフも、ここだけは眉間にシワを寄せて、目茶苦茶怖い形相です。書類とかポンと放り投げてますし。空港のこのカウンターに来て、ようやく現実に戻された感じで、気を引き締めなければ危ないと思うわけです。

 チェックインカウンターで私が手続きをしていると、背の高い、がっしりとしたアフリカの男性が携帯電話でなぜか目茶苦茶大きな声で電話を始める。この人、チェックインは終わってるはず。煩くて、カウンターのタイ人の女性のスタッフの声は聞こえないし。さすがに頭に来て、声を荒らげて「向こうに行ってくれ。」と言いました。どうしてここまでマナーが悪いというか、マナーが無いのか理解に苦しみます。

 それでもタイ人のベテラン地上女性スタッフは気を遣って、今回は私たちは利用しなかったけど一般の客がチェックインしやすいように少し離れたところにチェックインカウンターを用意してました。毎日、こうした人たちと対応しているのだと思うと気の毒です。

エチオピア航空