忍耐のいるエチオピア航空(2)
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- カテゴリ: ブログ
- 作成日:2011年07月24日(日)15:02
今回、エチオピア航空を利用するにあたって、想定外のトラブルも襲ってきて焦りました。それは6/13のエチオピアの隣のエリトリアでの「150年ぶりの火山の爆発」です。寝耳に水のニュースに唖然。今年は、各地で未曾有の自然災害が発生しています。南米チリの火山が噴火して航空網が麻痺したばかり。エリトリア火山の爆発で、クリントン国務長官はアフリカの歴訪でエチオピアを訪問していましが日程を短縮して帰国することに。幸い、エリトリア火山の噴火、噴火直後にドイツからエチオピアにいくルフトハンザ航空とエチオピア北部の国内線が欠航したのにとどまり、助かりました。というわけでエピソード。
(勝手に違う席に座る客)
リロングウェから、アディスアベバに行くエチオピア航空は曜日によってコンゴ共和国のルムンバシという都市からやってきてリロングウェを経由する場合と反対にリロングウェが起点で、ルムンバシを経由する場合の2パターンあるようです。リロングウェからアディスアベバまで直行する場合は、約4時間、ルムンバシを経由すると約6時間かかります。
私たちが乗った飛行機は、ルムンバシからリロングウェを経由してくるルートの飛行機で、すでに半分ぐらいお客さんが座ってました。飛行機に乗ると、すでに席には中東系と思われる家族の子供たちが占拠。そこのお父さん「席は自由だ。問題ない。」の一点張り。客室添乗員もフォローなし。チェックするといって、ボーディングバスの半券を持って前の方に行って戻ってこないし。この家族、客室乗務員が座席を確認するために半券を見せろ、と行っても無いといってタチが悪い。そのうちに半券を持っていた客室乗務員は戻ってきたけど、システムダウンしているからとりあえず空いている席に座っていろ、という。うーん適当すぎる。席はほぼ満席なので、よくみると他の客も本来の席に座れず困っている。呆れるしかない。
アディスアベバからバンコクに行く路線でも、このときはアディスアベバ起点なので、席に問題ないはずなのに後方の客がもめてる。通路側の席の客が窓側に勝手に座っているらしい。変われといってもヤダと言って動かず、しばらく押し問答が続き、ワガママ客が本来の席に移動して落ち着いた感じ。どちらも体格の良いアフリカ女性の方。
(通路で寝る客)
アディスアベバからバンコクまでのフライトは、約9時間。アディスアベバを午前零時過ぎに出発する深夜便で、機内食のサービスが終わると、暗くなり就寝の時間になります。うとうと寝ていて人の気配に気づいて目が覚めると、客室添乗員が「席に座りなさい。」を怒り口調で小声で言ってる。ふと横の通路を見ると、アフリカの女性の方、通路で寝ている。呆れて何も言えない・・・
(座席予約が・・・)
帰りの便は、客によるトラブルはなかったけど、アディスアベバ、リロングウェ間の座席がおそらく機体が変わって、事前の座席予約がぶっ飛んだのだと思うけど、座席予約されてなくて、座席は目茶苦茶、3席ー3席のシートだけど、その真中にバラバラに。かつ、通路側と窓側の客はたぶん同じグループで会話が自分を越えて行ったり来たり。機体変更はやむなしとしても、もう少し何とかならないの、と思うところ。疲れます。
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エチオピア航空、今回、リロングウェからバンコク間の往復で4回利用したわけです。さて、南アフリカ航空は同じようにカウントすると何回利用したかというと、今までに12回になりますが、一度もトラブルなしです。