アフリカカップ、マラウイ、トーゴを下してリーグ2位に

 2年に一度開催されているアフリカネイションズカップですが、2012年のガボン・赤道ギニア開催の本戦に向けて予選リーグが行われています。アフリカでは、ワールドカップに次ぐ重要な大会となるようです。マラウイはグループKに入っており、土曜日(3/26)にブランタイアのカムズスタジアムでトーゴと試合を行い、1-0で勝利、これによりグループ2位に浮上しています。グループKは、ボツワナ、マラウイ、チェニジア、トーゴ、チャドとなっており、グループ1位のボツワナ(勝ち点16)がすでに本戦出場を決めています。マラウイが勝ち点9、チェニジアが7となっており、トーゴ、チャドの敗退が確定したため、本戦出場は、マラウイかチェニジアのどちらになるか残り予選3試合で決まることになります。次の試合は、6月3-5日の間に予定されており、ボツワナーマラウイ、チェニジアーチャドとなります。その次の試合は、9月2-4日の間でマラウイとチェニジアの直接対決となり、マラウイのブランタイアで行われます。本予選は、勝ち点が並んだ場合は得失点差ではなく、直接対決で上回った方が上位となるそうです。

 本戦は、2006年、2008年、2010年とエジプトが3連覇しています。最多優勝回数もエジプトで7回です。そのエジプトは、グループGに入っており、南アフリカ、ナイジェリア、シエラレオネと同じグループですが、3/26の試合は南アフリカに敗れ最下位となっており、本戦出場が厳しい状況です。エジプトはエジプト国内のデモの影響で国内リーグが出来なかったようで、6月への延期を要求していました。

 また、トーゴは、昨年(2010)、アフリカネイションズカップ2010の開幕直前に代表チームが乗ったバスが銃撃されスタッフ2名が死亡したことから前回大会は本戦への出場を取りやめています。

すでに土曜日の試合は、観衆約40,000人でかなり興奮しているようなので、9月の試合はものすごく盛り上がることになりそうです。うちのテレビ、スポーツ番組が全く見られないので残念です。マラウイのナショナルチームの通称は、”Flames(炎)”です。