日本のODA、世界5位

 経済協力開発機構(OECD)が6日、2010年の政府開発援助(ODA)実績を発表していますが、日本は前年と同じ5位とのことです。日本は1990年代は世界一位をずっとキープしていましたが、2000年以降、減少し続けていて、2007年から5位が続いているとのことです。国民総所得(GNI)に占める援助の割合は0.2%で、OECDの開発援助委員会(DAC)に加盟する23カ国中20位となっています。

 ODAに対して厳しい目が向けられていますが、東日本大震災では多くの国や地域、団体からの温かいお見舞いや支援、義援金などをいただきました。これは日本が軍事に頼らず平和外交、国際貢献を進めた結果だと思います。普段はなかなか目に見えにくいですが、今回の震災では、各国の方が「日本が今まで真摯に支援してくれたから、そのお返しするときだ」と異口同音で言ってくれるのを聞くと、本当に有り難い気持ちで一杯です。