ブランタイアで建物が倒壊し、3人が死亡

 今朝午前10時30分頃、南部の商業都市ブランタイアで改修中のKipsレストランが入っている2階建て住居ビルが倒壊し、多数の人が倒壊したビルに閉じ込められ、15時現在で、3人が死亡、20人が救出され、7人が重傷で集中治療室に入ったようです。(その後の報道によると25人救助された模様)死亡者の中にはインド人のレストランオーナーも含まれているとのことです。ムタリカ大統領は軍や警察に救助を指示しています。このビルは30年前に建設された老朽化したビルでカムズ・バンダ初代大統領時代に再開発のために取り壊しするはずだったビルのようです。副大統領のジョイス・バンダ女史も現場に駆けつけています。

 午前中、倒壊したビルを囲んだ群衆を散らすために警察は催涙ガスを使ったようです。どうやら、群衆の一部が倒壊したビルから金品を奪おうとするのを阻止する意図だったようです。警察は午後6時に2つの金庫を現場から回収したとのことです。救助作業中に救助クレーンが燃料を使い果たすというトラブルに遭遇し、ZODIAKラジオ局が100リットルの燃料を提供しています。

 私は、リロングウェ在住なので行ったことがありませんが、リーズナブルでカジュアルなレストランなので、ブランタイア在住の方なら食事などを一度はされたことがあるのではないかと思います。リロングウェのサマーパークレストランは、たぶんこのレストランの姉妹店ではないかと思います。