トウモロコシの生産高は380万トンの見込み
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- カテゴリ: 2011
- 作成日:2011年05月25日(水)13:01
不作が心配された今シーズンのトウモロコシ(メイズ)の生産でしたが、最終的には昨年度の350万トンより増えて380万トンの見通しであることを月曜日に開催された国会の予算委員会の中でムタリカ大統領が発表しています。
マラウイでは、260万トンのトウモロコシが必要とされており、今期は、120万トンの余剰のトウモロコシが収穫出来たことになるようです。マラウイでは、2004年にムタリカ大統領が肥料・種の助成金を導入してから順調に収穫が伸びています。しかし、この助成金を拠出するための財源確保が厳しく、特に今期は英国の新たな支援金凍結など今後の助成金政策がどうなるかは不透明です。また、マラウイでは、人口も急激に増加しており、食料問題が今後深刻化していくことが懸念されます。