燃料問題が再燃
- 詳細
- カテゴリ: 2011
- 作成日:2011年06月11日(土)03:38
今週の水曜日ぐらいからガソリンが無いと聞いていたのですが、今日もオールドタウン(旧市街)からシティセンター(新市街)に行く途中にあるガソリンスタンドに車の長蛇の列が出来ていました。首都リロングウェや南部の商業都市のブランタイヤなどで燃料不足が発生しています。外貨不足が原因のようです。マラウイ準備銀行が介入して、燃料を確保出来たようなので、モザンビークのベイラ港から燃料を輸送し、遅くとも来週の月曜日までには改善されるだろうと、マラウイ燃料規制局が述べています。
政府が先日発表した予算書の中でも燃料問題について述べられていますが、マラウイには3日間分の燃料備蓄しかできないようです。数字を聞いてもピンと来ないのですが、日々、112.4万リットルの燃料が必要で、年間550億クワチャ(約3億6600万ドル)の外貨が必要とのことです。現在、毎月、3,000台の新車両登録がなされているとのことで、今後、より問題が深刻化することが懸念されます。