マラウイ副大統領の予算を60%削減

 マラウイ政府はジョイス・バンダ副大統領の事務所予算が昨年は、3億3000万クワチャ(約1.9億円)だったのですが、今年度は、1億3000万クワチャ(約7400万)と60%削減となるようです。

 緊縮財政なのはわかるのですがそれを利用した嫌がらせのようにも見えます。先日、副大統領の護衛車両を政府が強引に取り上げる事案も発生しています。(新聞記事だと”強奪”と表現)これについては、翌日、裁判所が返却を求める仮処分を決定していますが、実際にはまだ返却されていないようです。また、昨年、5月に大統領は副大統領が行なっていた母性保護・HIV/AIDSの顧問も剥奪して、大統領夫人を任命しており、このときの処遇(給与)が手当も含めると月額100万クワチャ以上(約60万円以上)になり、副大統領の手当より高額になると2月にニュースになっていました。