今回の燃料危機は信用取引期限切れが原因

 マラウイ政府は、木曜日(6/16)に今回の燃料危機に原因について、天然資源エネルギー環境省から説明がされています。それによると、民間金融機関の信用状による信用取引の期限が切れていたため、6/1(水)の燃料積込みをやめたことが原因と述べています。商業銀行は、信用取引ができなくなったため、現金取引をする必要があるのですが、すぐに支払うための外貨が不足していたため出来なかったようです。このため、政府(マラウイ準備銀行)が介入して、外貨を供給し、6/12から国内に供給されるようになったとのことです。

 先日、私の記事に間違いがあったようです。昨年末の燃料危機も信用取引が出来なかったためだったのですが、それ以降、現金取引になったと思ったのですが、どこからか信用取引に戻っていたようです。そして、また今回、信用取引に問題が発生して、外貨不足が露呈して燃料危機が発生していたようです。マラウイは、燃料をタンザニアのダルエスサラーム、モザンビークのベイラ、ナカラの港から積込み陸路でマラウイ国内に輸送しています。