来月より大規模な計画停電を実施予定

 マラウイ電力公社(ESCOM)は、来月8日(2011/07/08)より、年末(2011/12/31)まで、大規模な計画停電を実施する予定であることを新聞にプレスリリースしています。計画停電を実施する理由は、

  • Tedzani 1発電所をメンテナンス作業のため4週間の停止
  • その後、Nkula B発電所の3基に新しい発電装置の設置作業の実施

を予定しているとのことです。この結果、電力供給量が20MW減少するとのことです。プレスリリースのちょっと嫌な書き方は、これにより、大規模な計画停電、プレスリリースの表現だと Load Sheddingなので、電力平均分配、もしくは頻発な停電(frequent power interruptions)が発生するとしています。

 おそらく、マラウイの電力供給量は260-280MWだと思いますので、1割弱供給電力量が落ちることになるのではないかと思います。停電も大変なのですが、停電前後に電圧が不安定になることもあるので、パソコンなどの精密機器は電源プラグをはずしておくことを強くお勧めします。電圧が不安定だと電源アダプタの故障やハードディスクの早期劣化の原因になります。