NGOが大規模な燃料不足への抗議デモを計画

 先日、天然資源エネルギー環境省が6/14付で声明を発表し、燃料不足については一時的なもので国民はパニックにならないように、と呼びかけ、6/12夜から6/13にかけて、燃料不足は解消され正常化したとのことでしたが。実際には、6/13以降もブランタイア、リロングウェ、ムズズなどの都市部でディーゼルが不足しているとのことです。また、ブランタイアでは、ミニバスが燃料不足により運賃を70Kから120Kと大幅に値上げしたケースもあるようです。

 こうした燃料不足への不満から、社会問題委員会、人権諮問委員会などのNGO団体が、大規模な抗議デモをリロングウェ、ブランタイア、ムズズなどの都市部で計画しているようです。

 やはり気にしていたように、燃料不足が長引いているため、国民の不満が高まっているようです。燃料、肥料価格の高騰とタバコ価格の下落の二重苦となっています。今後も短期的に外貨不足を補う方法がないため、財務大臣は「しない。」と言っているのですが、通貨の切り下げを行う可能性も否定出来ないと思います。現在は、公定レートは1ドル=150MKにほぼ固定されています。