アフリカ南部の降雨パターンが変化

 時事通信がロイターの24日付の記事として「アフリカ南部の降雨パターンが変化=食料生産に脅威」という記事を掲載しています。やはり気候変動により、降雨パターンが変化しており、作付けタイミングが難しいようです。昨シーズンは、南アフリカで1月に異常な降雨で洪水被害が全土に広がり大きな打撃を受けています。ちょうどその時期は、オーストラリアが歴史的な大洪水に襲われていたため、あまり注目されていなかったと思います。

昨日、リロングウェも雨季入りしたと書きましたが、今日も朝は晴天になっています。(大体お昼頃から曇ってきます。)マラウイは昨シーズンは、トウモロコシの収穫高は380万トンで、必要とされる260万トンを大きく上回りました。今年は、財政難により農業助成金が拠出できないため、ドナーの緊急支援を要請し英国、ノルウェー、アイルランドから約38億円の支援を受けています。あとは天候だけですが、やはり気候変動に対する対策として、灌漑の整備や水があまりなくても育つ作物などへの転換が急務です。今のように単一的な栽培、お天気まかせは、やはりリスクが高いと思います。あとは食料備蓄ですね。