マラウイ選挙支援ネットワークが新しい地方選挙日程を要求

 マラウイの市民団体であるマラウイ選挙支援ネットワーク(MESN)が新しい地方選挙の日程を設定するように要求しています。地方選挙は当初4月20日に予定されていましたが、昨年の12月に選挙管理委員会での使途不明金14億クワチャ(約8億円)があったことが報告されたことを理由に大統領が選挙管理委員会を解散しており、事実上、日程は白紙化されています。これに対して、現実的な年内実施の選挙日程を設定するようにマラウイ選挙支援ネットワークが要求しているようです。

マラウイでは、以前にも書きましたが地方選挙は2000年のときに1度実施されたきり、いろいろな理由をつけて実施していないようです。今回も選挙管理委員会の使途不明金を理由に選挙日程が白紙化されたようです。地方選挙の実施については海外のドナーも注視しており、実施の状況如何では支援金の見直しがおきそうです。