週末に燃料不足が再燃する見込み

 現地英字新聞「The Nation」紙は、週末に燃料不足が再燃するだろうという見込みを実際の輸送状況を鑑みて述べています。Nation紙によると、50台の燃料輸送トラックがモザンビークとの国境沿いの町のムワンザに、33台の燃料輸送トラックがタンザニアとの国境沿いのカロンガに昨日(木)の段階で到着しているとのことです。一部の燃料輸送トラックは昨日のうちにガソリンスタンドへの給油が終わっているとのことです。ムワンザに到着している燃料輸送トラックの内訳は、22台がガソリン、24台がディーゼルで、南部、中部地域に給油され、カロンガ国境の燃料輸送トラックは北部地域に給油するとのことです。

天然資源・エネルギー省は、燃料不足問題については6/14付の声明では収束しつつあるとしていましたが、今週の木曜日の議会の答弁では、要因が単純でなくいつ終了するかわからないと述べています。もし週末に燃料不足が再燃すると、政府はその説明の対応に追われそうです。マラウイのNGO団体も燃料不足に対して大規模な抗議デモを計画しているとのことで予断を許しません。