バスターミナルで路上に電柱倒れる、事故?

 今日、通勤でリロングウェのバスターミナル(バスデポ)に行ったら、リロングウェ橋を渡って中国雑貨スーパーのところを右手に折れたところでミニバスが渋滞しているので何事かと思ったら、道路のセンターに向かって電柱が倒れていて、自転車が1台下敷きになっていました。電柱は道路の両側の2本が倒れていたと思います。事故なのか老朽化で倒れたのかは不明です。近くに車両はなく、倒れた電柱に押し潰された自転車がセンターに放置され、人だかりが出来てました。ミニバスはこの事故部分の道路を避ける様に迂回していたので渋滞してました。場所はタクシー乗り場まで行かず、中国雑貨スーパーのところを右手に折れて、リロングウェ近郊のミニバスが発着する入口のところです。

 たぶん、明日辺り新聞に詳細が出ると思うので状況がわかると思います。マラウイの電柱は細いので簡単に折れると思います。

マラウイ大統領、本を出版

 2/24に77歳になったマラウイのビング・ワ・ムタリカ大統領ですが、2/26(土)にCivoスタジアムで祝典が開催されました。また、「The African Dream」という本を出版したようです。この本で、彼は、「アフリカはアフリカ人によって発展するだろう。」と述べています。

ドナーから多くの援助を受けているのに・・・という気がします。現物を見ていないのですが、新聞とかの写真をみると結構厚い英語の本です。たぶん、1,000MK(約600円)だと思います。

マラウイのムタリカ大統領、77歳に。

 マラウイのビング・ワ・ムタリカ大統領ですが、1934年2月24日生まれですので、一昨日に77歳となっています。本日(2/26)にCivoスタジアムで誕生祝典を行うようです。今回のように祝典を行うのは初めてらしいですが、燃料危機、外為不足などの問題が山積する中での祝典には国内から非難が相次いでいるようです。

 今回の祝典の準備のために学校の教室を占有したとして、教師からクレームがあがったりもしています。今回土曜日に祝典を開催するのは、おそらく24日を祝日にしようとしているという噂が流れたためかもしれません。昨日も雨の中、花火が夜遅くあがっていましたが、おそらく大統領の誕生日祝いに関係するものだったと思います。

30,000MKの学資貸付金を受け取る

 学資ローンの減額(30,000MKから20,000MK)と受け取りの遅延により抗議デモがマラウイ大学のチャンセラー校(ゾンバ)とポリテクニック校(ブランタイア)で起こっていましたが、学生は減額されずに学資貸付金、年額30,000MKを受け取ったようです。これで学資ローンについての抗議デモは終わったと思いますが、チャンセラー校での講師と警察との間の問題がまだ残っています。

ブランタイア、15匹の犬が女性を惨殺

 15匹以上の犬が65才の女性に襲いかかり、殺されるという恐ろしい事件が南部の商業都市ブランタイアで発生しています。彼女は自分の管理している庭で襲わたようです。犬はどうやら人間が飼っていたものだったようですが、引越しした際に捨てていかれて野犬化したもののようです。ブランタイアでは先日も5匹以上の犬に襲われて重体となる被害が発生しています。

警察謝罪せず、チャンセラー校講師は授業拒否

 マラウイ大学チャンセラー校で政治学の抗議の中でチェニジア、エジプトでの集団デモについて、その原因を講義の中で議論していたところ、警察当局によって事情聴取され、学問の自由の侵害だと講師側が抗議している問題で、講師は水曜日までの期限で警察側に謝罪を求めましたが、警察側は、学問の自由と国家安全のバランスの問題であるとしてその正当性を主張して、謝罪を拒否しています。講師は今週の金曜日までと再度、謝罪を求めています。一方、学生側はこの事案が長期化すると今学期(1-3月)の授業が休講になってしまい終わってしまうことを憂慮しています。

MTL、3番目の光ファイババックボーンで西アフリカに接続へ

 マラウイ電信電話会社MTLが先週の金曜日のクライアントとの会食の席上で、光ファイババックボーン回線を西アフリカ、南アフリカと接続するためにザンビアを経由してボツワナとの接続を計画していることを発表しています。西アフリカを経由してアメリカへの接続を目指すものです。現在、ザンビアのザンビア電話通信社(Zamtel)と話し合いをしているとのことです。

 先々週、MTLは会食の席上で3番目のバックボーン回線の計画があることをアナウンスしていたので、その詳細がアナウンスされた感じです。

 MTLは、2009年に国内の光ファイババックボーン回線を5500万ドルかけて整備し、モザンビークとタンザニアと接続しているようですが、モザンビーク側のバックボーンが混んでいて重いため、現在は、タンザニア側と接続しているようです。

 MTLは将来的には、東アフリカ海底ケーブル(EASSy)とSeacom海底ケーブルを通じて、世界のその他の国と接続するとしています。東アフリカ海底ケーブルは、世銀の支援を受けて2003年1月に着手され、昨年(2010)の7月から商用サービスが始まっているようで、サブサハラ以南のアフリカでは最も高速のバックボーンで3.84テラビットの2本の対ファイバーで構成されているとのことです。この海底通信ケーブルを利用すると衛星を使わずに直接ヨーロッパやアフリカにアクセスできるようです。

 以下は、先日も掲載した日本までのMTLを利用した場合の現在の接続経路です。最近、日本への接続があまりよくありません。

20110215_日本まで経路(Yahoo.co.jp-MTL)

ブランタイアの女学校で再び13人少女が気絶

 先月の27日にブランタイアの女学校で50人以上の児童が気絶する事件があり、先週、文部大臣が学校を訪問し原因究明を指示したばかりですが、月曜日に再び13人の少女が気絶したようです。集団ヒステリーではないかと見られているようですが原因ははっきりしていないようです。

日本、マラウイからのさらなるコーヒー輸入を望む

 先週タンザニアのアシュラで2011/02/17-19の日程で「第8回アフリカコーヒー会議」が開催されたようで、日本貿易振興機構(ジェトロ)の担当者がウガンダ、ルワンダ、カメルーンからコーヒー輸入の拡大を検討しているとのことです。マラウイなどの国からも輸入規模の拡大を少しずつ始めたいとしています。

マラウイは、タバコに代わる新たな換金作物を探しており、コーヒーは有力候補の一つです。すでにマラウイ北部のムズズでコーヒーが生産されていますが、美味しいです。そういえば、JTビバレッジがアフリカ中東部のウガンダ産のコーヒー豆を使った缶コーヒー「ルーツ ソウルウガンダ」を2/14に発売しています。東アフリカ各国の缶コーヒーが出来たら面白いですね。

ゾンバ、チャンセラー校で学問の自由を求め抗議デモ

 「学問の自由」を掲げて、ゾンバにあるマラウイ大学チャンセラー(総長)校で講師と学生による抗議デモが昨日、再開され、チャンセラー校から警察署までデモ行進したようです。これは、たぶん2週間前のことだと思いますが、政治学の講義の中でエジプトやチェニジアの集団デモの原因について講師が学生と議論したところ、警察が介入し事情聴取を求めた事に対して、学問の自由が侵害されたと抗議しているものです。講師側は警察側へ正式な謝罪を要求しており、謝罪があれば今回の件は不問とするとしています。

もう一つ学資ローンの貸付金の減額の問題があり、こちらは学生が抗議していたのですが、新聞報道などを見る限り、こちらは動きがなかったようです。