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作成日:2011年03月03日(木)05:37
マラウイの首都リロングウェ市内を流れるリロングウェ川です。雨季に入ったら水位がそれなりに高くなると思ったのですが、ほとんど変わっていない様子にちょっとびっくりしました。アジアだとすぐに水位が上がって大変なことになっているのですが。実際、かなりのスコールでもスコールが降っているときと、その直後は道路が川のようになって水が流れますが、1時間もしないうちに水が無くなります。割と平坦なので、地面にすーっと沁み込んでいくんでしょうか?
以下は雨季の2011/02/23に撮影したもの。雨が前日、終日振り続いていた後です。
以下は、2010/08/07に撮影したもの。乾季です。
写真はいずれもリロングウェ橋から撮影しています。
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作成日:2011年02月21日(月)02:29
マラウイ大学ポリテクニック(職業訓練)校(ブランタイア)、チャンセラー校(ゾンバ)で抗議デモに発展した公立大学学生貸付信託(PUSLT - Public University Student Loan Trust)の学資ローンについて知らなかったので調べてみました。今回、抗議デモに発展したのは、学資ローンが年額30,000MKから20,000MKに減額されたこと。また、その支払が遅れたことが直接の原因のようです。この学資ローンの貸付信託(PUSLT)ですが、昨年の5月に公共団体削減の改革の中で民間委託されマラウイ貯蓄銀行(MSB ? Malawi Saving Bank)に業務委託することになるようですが、それに伴いローンの返済条件も厳しくなるようで、年利17%の利子と卒業後のただちに返済が要求されることに学生から不満があがっていると2011/01/31に新聞が報じています。
この学資ローン(奨学金)の仕組みは、新聞報道などから総合すると20年以上前からあったようです。ただ現行の公立大学学生貸付信託は、2005年に設立されているようです。学資ローンは現行では卒業3ヶ月後から6年間で毎月返済していかなければならないのですが、滞納の罰則がないこともあるらしく、滞納金は、4億クワチャ(約2.4億円)にものぼっているとのことで、教育科学技術省は、この莫大な滞納金を返済の滞納者にいかなる手段をつかっても回収していくとしています。滞納者本人が死亡した場合には連帯保証人が責を負うといった条項もローンの契約書にはきちんとあるそうです。
この学資ローンは学位を取得する学生、学生寮で住み込みとなる学生であるといった貸付要件があるそうですが、所得に対する調査がないこと、返済に対する回収の法的枠組みがないことが問題であると世銀のレポートは述べています。
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作成日:2011年02月20日(日)16:05
トウモロコシ(メイズ)ですが、雨も1月にはよく降ったので順調に育っているみたいです。 ラオスにいたときには稲作だったので、郊外に出ないと田んぼを見ることがあまり出来ないのですが、マラウイのトウモロコシ畑は市内でも至る所で栽培しているので様子がよくわかります。すでに2メートル以上になっていて実をつけ始めています。下の場所は全て同じ場所で撮影したものですが、トウモロコシが成長して奥が全く見えなくなりました。
2010/12/07撮影
2011/01/29撮影
2011/02/18撮影
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作成日:2011年02月15日(火)20:31
ブログネタにするかニュースネタにするか迷ったのですが、ブログネタとして書きます。マラウイに限らず途上国からインターネットアクセスしていると通信回線速度が遅い以外の要因で遅いと感じることが多々あります。特にアフリカから日本はインターネットを経由してもやっぱり遅いです・・・ 今日はネットの調子が悪くて調べてみたら、ロンドンがボトルネックになってました。日本以外にはアクセス出来るのに日本のサイトにアクセス出来ないのです。ネットの通信経路をトレースしていったら、マラウイからタンザニア、そしてロンドンを経由して日本のサーバーに辿りついてました。このロンドンでなぜかデータを取りこぼしているようです。もちろん、理由は不明ですがトラフィック量に間に合ってないんでしょうね。
実は、昨日の新聞を見ていたら、日本のNTTのような存在になるマラウイの固定電話をオペレートしているMTL(Malawi Telecomunications Limited)が会食の席上で、現在、マラウイはモザンビークとタンザニアの2つのバックボーン接続があるようなのですが、3番目のバックボーンを計画しているといった記事がありました。マラウイは現在、モザンビークから南部の商業都市ブランタイア、首都のリロングウェ、北部都市のムズズ、そしてタンザニアへと光ファイバーにバックボーンが設置されているようですが、ここにもう一つの海外に抜けていくルートを設置する計画があるようです。
たしかに以前(2010/08)、MTL経由(無線インターネット)でネット接続していたときには、リロングウェーブランタイアーモザンビークと抜けてロンドンを経由してました。今回、初めてですが、リロングウェーダルエスサラーム(タンザニア)を経由してロンドンに向かっていて、2ルートがあることが実際のネット接続でもわかりました。
さて何が言いたいかというと、実はバックボーンをもう一つ作っても、今回のように抜けた先がロンドンで、そこがボトルネックになると接続が改善されないということです。ですので、バックボーンの軸を太くする(帯域を確保する)ことも重要ですが、複数のバックボーンのルートを持っていないと、やっぱり接続が出来ないといった状況が発生してしまうわけです。複数もつと回線接続料も当然高くなりますから難しいところです。
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作成日:2011年02月11日(金)02:02
帰りにバスターミナル(バスデポ)に立ち寄ったら、ミニバスがガソリン待ちの長い列でした。その後、市内のクロスロードに向かう途中のガソリンスタンドでもガソリン待ちの長蛇の列になっています。うーん、ちょっとやばいかも。
坂の上までずっーとガソリン待ちの列になってます。渋滞しているわけではありません。
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作成日:2011年02月10日(木)16:42
先週の日曜日(2011/02/06)にテレビ東京の「池上彰の世界を見に行く」という番組の中で、アフリカの天才少年として独学で風力発電を作ったウィリアム・カムクワンバ氏のエピソードが取り上げられてました。彼の独占インタビューを交えながら、マラウイという国について3時間番組の中で約1時間取り上げられました。私も入手して観ましたが、マラウイで生活しているものとして非常に興味深いものでした。
彼のインタビューを聞いて、私が最も共感したのは以下のところです。彼は14才のときに中学校の学費を払うことが出来ず学校を退学することになってしまったのですが、彼は
「私が嫌だったのは、学校をやめてやることがないから農民になることでした。もしトウモロコシの値段が上がったりすればまた大きな災難に巻き込まれる。私は人生に選択肢を2つ以上持っていたい。そうすれば何をすべきで何をすべきでないか分かる」
と言っています。私は途上国で活動をしていて一番気の毒なことだと思うのは「選択肢が無いこと」だと思っているので、彼の言葉を聞いたときに、素直に共感しました。アフリカに限らず途上国の現状を見て、よく日本人の方が、田舎などに訪れ、子供たちの笑顔を見て、「本当の豊かさとは何かわかった気がする・・・」といった話を聞くたび、えっ、と思います。途上国で活動していた人でも言うのでホントにびっくりします。私たちが途上国に協力出来ることは、彼らに選択肢を作ることが出来るようにすることだといつも思っています。選択肢がない状況がどうして豊かなのでしょうか?
もう一つ、このテレビ放映を見て感じたのが、貧困を強調しすぎてもう一つの面が見落とされていることです。たしかにマラウイは1日1ドル以下で暮らしている貧困層が約4割いるのも事実なのですが、一方で、都市部では、その10倍以上の収入を得て暮らしている人たちもいるのです。私のウェブサイトでも取り上げましたが、都市部の生活費は、月当りの生活費がリロングウェが332ドル、ブランタイアが340ドルとなっているそうです。月当りですから年間にすると4,080ドルとなります。この貧富の格差が本質的な問題です。
国家予算が1,500億円でその約4割がドナーから援助で成り立っているにも関わらず、昨年はムタリカ大統領が約12億円の専用ジェット機を購入し英国などから厳しく非難されています。ムルジ前大統領は、大統領時代にドナーからの援助金を17億クワチャ(1100万ドル、約11億円)個人口座に着服した汚職容疑で2006年に逮捕されています。
こうした体質、構造を変えない限り、問題解決の糸口が見えてきません。日本では「アフリカの貧しい子供たちに・・・」とすぐにキャンペーンをしそうですが、少なくともモノやお金を寄付することでは何も変わらず、モノは市場に横流しされて売られ、お金は誰かの懐に入るだけかもしれません。
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作成日:2011年02月09日(水)03:19
週末は料金が変わってなかったのですが、今日みたらガソリン代がしっかり値上がりした価格になってました。たぶん、新しい燃料が入ってから適用されたんでしょう。ガソリンが1リットルあたり290MK(約165円)、ディーゼルが260MK(約148円)でモザンビークやタンザニアなどから陸路で輸送されていることもあり非常に高いです。
今日、バスターミナル(バスデポ)からシティセンターに向かうミニバスに乗車したら、通常100MKなのですが、110MKだと車掌が言ってお客さんともめてました。満席だったので、客数の問題ではなくガソリン代の値上がりによるためだと思います。(客が少ないと高いことがあります。)帰りは100MKだったのですが、今後、ミニバス代が値上がりしそうです。高いのは辛いですが、ボロボロで燃費が悪いミニバスで、このガソリンの値段だと仕方ない気がします。
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作成日:2011年02月08日(火)17:28
先週後半ぐらいから停電が頻発しています。先週の金曜日は職場で停電してそのまま仕事が打ち切り。土曜日はまぁまぁだったけど、日曜日は午前中に断続的な停電。そして、昨日は自宅で夜7時前から約2時間の停電。今日は、職場で朝8時過ぎからすでに2時間以上停電しています。バッテリーも1時間を切っているので、それまでに復旧しないとデスクワークで、パソコンで仕事をする私としては非常に厳しいです。。。いつも停電が長く続くと予備バッテリーを日本で買ってこようかな、と思います。予備バッテリーがあれば、私のPCだと計6時間は利用できるので、まぁなんとかなります。インターネット接続がUSB接続の通信機器なので、停電でも利用出来るのは結構便利ですね。
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作成日:2011年01月28日(金)05:15
米国ミレニアム挑戦公社が約300億円をマラウイの電力供給改善のために拠出することに絡んで、マラウイの電力公社エスコムのウェブサイト(http://www.escommw.com/)を見ていたら、地域別(北部、中部、南部)の電力平均分配(過負荷制御)のスケジュールが1週間分公開されていることを知りました。これは、それぞれの地域内で、どのエリアをいつ電力供給オーバーになったら、電力供給を停止する(つまり停電になる)かというスケジュール表です。つまり、これを見ると、自分の住んでいるエリアがいつ停電になるかも知れないということが事前にわかる訳です。
マラウイ人も日本人もそうですが、停電は計画的ではなく不規則に起きると思っています。実は、このスケジュールに従って電力供給オーバーになったら停電しているのかも知れません。朝晩の食事の時間帯に多いなぁと感じるのもまぁ当然で、マラウイではガスではなく電気コンロを利用していますので。当然、電力需要は朝晩が高くなります。
ちょっと注視してみようと思います。私の住んでいるエリアは今週は、明日の金曜日(1/28)の18:00-21:00が電力供給オーバーしたときに送電を停止(停電)することになっています。新聞に謝罪広告が出るときは、設備故障のときのような気がします。(たぶん、故障も非常に多い。)
はたして、マラウイの中でどれだけの人がこのウェブサイトを見ているかわかりませんが、公表されていることは驚きです。
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作成日:2011年01月24日(月)16:04
雨季に入り、木々も新緑で覆われ鳥が捕食する餌も豊富なのか野鳥の動きが活発です。早朝に庭が野鳥の楽園となっています。以下は今朝撮影したものです。写真は順にムクドリ、セキレイ、ヒヨドリ、タイヨウチョウで本当に種類が豊富です。最初のセイキムクドリは先月、ボツワナのチェベ国立公園に行った際にも見かけました。うちの庭でも最近見かけるようになりました。ハジロハクセキレイは日常的によく見かけます。アフリカヒヨドリもよく見かけますが最近動きが活発です。
最後のタイヨウチョウは久しぶりに見ました。自宅裏手の花木が剪定(せんてい)されてしまい、花が無くなってしまってからしばらく見かけませんでしたが、また花木が成長して花が少しずつ咲いてきたので集まってきたみたいです。