中国人、横領容疑のマラウイ従業員を暴行し逮捕

 ネーション紙によると、先週の木曜日(9/18)に中部カスングで29万クワチャ(約14万5000円)をマラウイ人従業員が横領したとして、中国人が暴行を加えたという容疑で逮捕され、同日、釈放されたとのことです。

中国人は、昨年も万引きの容疑で女性を公衆の面前で服を脱がせようとして問題となっています。中国人が評判を落とすと、他のアジア人も一緒に見なされてしますので、冷静に対応してほしいものです。

南アフリカの最大輸出相手国が中国に

 中国のメディアによると、南アフリカの最大輸出相手国が米国を抜いて中国になったことを報じています。南アフリカは経済発展の著しいブリックス(BRICS)に仲間入りしています。BRICSは、ブラジル、ロシア、インド、中国、そして、最近南アフリカが加わり、BRICsからBRCISと呼ばれているようです。

 マラウイもとにかく中国人の進出がすごいですね。以前はワーカー層でしたが、今はその上の層の人たちが来ているようで、1年前はほとんど見かけなかった南ア系スーパーのショップライトやSPARなどでも、ごく普通に見かけるようになりました。

24時間テレビ、盲目の女性、イモトがキリマンジャロ登頂成功

 日本テレビの「24時間テレビ 愛は地球を救う」でアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ山5895mに盲目の女性・立木早絵さん(18)とイッテQでお馴染みのイモトアヤコ(24)が挑み、8/21に無事に登頂を成功させたとのことです。

カムズスタジアムのサッカーの試合で暴動

 国内サッカーリーグの話だったので、見出しだけで記事内容を確認していなかったのですが、昨日、日曜日の午後にブランタイアのカムズスタジアムで行われていた、国内サッカーリーグのTNMスーパーリーグで、Mighty Wanderers(Normads) と Red Lions(Lions)の試合があり、Lionsが1-0のリードで迎えた終了間際の88分に、追いかけるNormadsのストライカーにレッドカードが出されたのにサポーターが激怒、グランドに石を投げ入れる騒ぎとなり、警察が催涙ガスを使って鎮圧、試合は没収となったようです。試合没収後の怒りがおさまらないファンの一部が暴徒化しスタジアム前のカムズハイウェーをブロックして、タイヤを燃やして、自動車を破壊するなどの破壊行動をしたようです。

アフリカの中では温和と言われるマラウイ人ですが、いったん興奮すると手がつけられなくなります。気になるのは、9/3(土) 14:30から予定されているアフリカカップ2012の予選マラウイーチェニジア戦です。グループKは、ボツワナの予選突破が決まり、残り1枠をかけてマラウイとチェニジアが互角で競っています。どちらも譲れない大事な試合なので、熱い試合になりそうで、ちょっと心配しています。

青年海外協力隊マラウイ派遣40周年の特集記事

20110820_Malawi_News(i一面) 本日(08/20)のデイリータイムスグループの週報「MALAWI NEWS」に青年海外協力隊のマラウイ派遣40周年の特集ページが折り込まれています。日本政府はマラウイとは1971年に青年海外協力隊派遣取極を行い、1971年8月に最初の7名の隊員が派遣されたとのことです。2011年8月現在、シニア海外ボランティアを含めて1971年以降、1563名が派遣され、協力隊の派遣総数はマラウイが世界で一番多いとのことです。8月24日に記念式典が行われるようです。

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マラウイ大統領、内閣を解散

 マラウイの大統領は午後6時の国営ラジオ放送を通じて、内閣を解散したことを報じたようです。解散の理由、新しい内閣の組閣時期などはまだ明らかにされていないようです。

内閣は、肥大しており、反政府側から予算削減の折、スリム化が嘆願書の中でも求めれています。反政府側は29人?いる閣僚(副大臣も含めると41人いるらしい。)を14人と大幅な削減を求めていました。これにより、毎月1500万クワチャ(750万円)以上の削減が出来ると言われています。今回の解散がこの要求に応じて行われたものかはまだ明らかではありません。

マラウイ電力、送電線保守で日曜日(08/21)に中部広域で停電

 マラウイ電力公社(ESCOM)は、今週の日曜日(08/21)に送電線のメンテナンス作業のため、07:00-17:00まで、首都リロングウェ市内で断続的な停電が発生するとアナウンスしています。

対象となるエリアは以下の通り。(原文のまま掲載します。)

Area15, 12, 10, 18B, 30, Area 47 Sector 1 & 4, Part of Areas 2, 3, 5 and 6, Capital Filling Station, City Centre, Area 49 ? Gulliver, Dubai and Shire

 また、その他の中部地域でも、同様に日曜日(08/21)に 07:00-16:00まで停電するとしています。対象となる地域は以下の通り。(原文のまま)

Senga-Bay, Salima Town, Siyasiya, Domira Bay, Kamuzu Road, Kaphatenga, Nakondwa, Ngolowindo, MAFCO, Parachute Battalion and Kachelenje

このほか、今週は、今日も自宅の方は停電で停電頻度が今まで、週に朝が1回、夜が1回だったのが、朝が2回、夜2回というように頻度がアップしているようなのですが、そうしたこともあってか、新聞に全国(南部、中部、北部)の来週(08/22-28)の計画停電のアナウンスを2面を使って行なっています。ESCOMのサイトでも更新は不確実かつ適当ですが、アナウンスされています。サイトの方は、大体、その週の予定が火曜日頃にアップされている気がします。

ゾンバ、チャンセラー校の学生デモは警察が催涙ガスで排除

 今日、実施された「学問の自由」の問題で4人の講師の解雇の取消を求めての学生組合の座り込みのデモは警察が催涙ガスなどを使って排除した模様です。警察は、今週は、予定されていて延期となった全国規模の反政府デモの関係で、安全上の理由で日曜日までのデモ活動を排除するように命令を受けていたようで、その命令に基づいて排除したとしています。このため、学生側は、デモは来週の月曜日に仕切り直して行うとしています。今回のデモは、デモ行進ではなく、朝7時から午後5時まで学校がオープンしている7日間、座り込みのデモ活動を行おうとしているようです。

今回のデモは先週に報道で知ったときに思いましたが、非常にタイミングが悪いと思います。7月20日の嘆願書の中には、おそらく「学問の自由」の問題で解雇された4人の講師の復職の問題が含まれていると思いますので、これは、政府との対話の中で公式に要求して解決を見出していくべきだったと思います。こっちの方は国連が調停に入っていますので、透明性の高い議論が出来たはずです。

国連事務総長、対話に向かっての重要なステップと歓迎

 国連のパン・ギムン事務総長は、昨日(08/17)、国連の調停によって進められた政府と市民社会団体(デモ主催者)との共同声明を歓迎するとし、国の困難な状況に対して、平和的な解決の模索を建設的に進めるための両サイドの取り決めが好ましい展開を進展させるとし、声明が対話を進めるための重要なステップであったと述べています。

ザンビア:大統領選挙実施に伴う注意喚起

日本の外務省がマラウイの隣国であるザンビアで大統領選挙が来月20日に実施されることから不測の事態に巻き込まれないように注意喚起を発しています。前回の選挙のときには、首都のルサカやビクトリアフォールズのあるリビングストンで与野党支持者の対立による局地的な暴動、デモが発生したとのことです。ご注意下さい。