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作成日:2012年01月20日(金)20:09
先日のリロングウェ、ムズズでのズボン、ミニスカートを着用している女性に対しての集団暴行に抗議して、3000人以上がブランタイヤに集結したとのことです。抗議に参加した人はその意思を表明するために白いTシャツとズボンを着用していたようです。
マラウイでは、1994年まで初代大統領のカムズバンダの時代は、ズボンやミニスカートを着用することを禁じていたそうです。(このほか男性の長髪なども禁じていたようです。)しかし、以降は服装は自由であり、昨日、ムタリカ大統領も国営放送を通じて服装は自由であることを強調しています。
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作成日:2012年01月20日(金)13:21
ブランタイヤのサニーサイド公園で、1/17(火)の夜7時頃、恋人同士が話しをしていたところに3人の男がやってきて、23歳の男性に携帯電話を渡すにように要求、男性が拒否すると男たちは蛮刀(大ナタ)で男性を叩き切り虐殺、その後、女性を集団レイプしたとのことです。女性は病院でエイズの感染が疑われるので治療を受けています。
タイミング的にリロングウェでの女性への集団暴行があった日の夜なので、リロングウェの事件に触発された犯罪なのかも知れませんが許されません。邦人には以前から夜6時以降の徒歩での外出を控えるように指示されていますが、この事件を見てもわかるように夜7時でも非常に危険です。マラウイではリロングウェやブランタイヤなどの都市部でも夜6時を過ぎると一気に人気がなくなります。蛮刀で一撃されたら一溜りもありません。もとともアジア系に対して良い感情を持っていないのでさらにリスクが高くなります。
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作成日:2012年01月20日(金)02:49
12月前半のカラ雨季が嘘のように雨がホント良く降っています。今日も未明から雨が断続的に降り続き、雨の中の出勤となりました。その後も断続的にずっと降っています。ただ、少なくともリロングウェ市内は、スコールのように雨が降ると一時的に道が川のようになりますが、冠水するほどでもなく、1時間もしなくても、水はけがよいのか、たしかに一部大きな水溜りもあるし泥もありますが路肩も普通に歩けます。
マラウイ気象サービス局は、10日ごとに気象データを発表しているのでグラフ化してみると、12月前半は全く雨が降っていなかったのに後半から降り始めているのがよくわかります。特に1/1-10は、平年の3倍も降っています。12月の集計期間の関係で、12/11-20は平年並みのように見えますが実は、12/15ぐらいまで全く雨が降っておらず、その後、一気に降りました。1/11-20までの気象データは1月末ぐらいにならないとわかりませんが、1月初旬よりも降っているように思います。このまま順調に降ってくれればいいのですが、2月ぐらいに中休みしないか心配です。昨年は2月中旬に雨がほとんど降らない中休みとなり、トウモロコシの収穫が一時心配されましたが、その後、雨が降ったため、結果的には全国的には豊作となっています。灌漑設備がしっかりしていれば、少しぐらい雨が降らなくても問題がないと思うのですが・・・
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作成日:2012年01月20日(金)00:23
ムタリカ大統領は、本日午後2時半過ぎからだと思いますが国営放送で演説し、火曜日にリロングウェで、そして、水曜日にムズズで起きたズボンやミニスカートを着用している女性を集団で襲った犯行について厳しく非難しました。また、女性の服装は自由であると述べた上で、スカートよりズボンの方が体が保護されるので、むしろ着用するべきと述べ、大統領がスカートやチテンジを着用するようにと命令したというデマを完全に否定しています。
これで一段落するのではと思っています。ただ物価が高騰して市民のフラストレーションが溜まっているので、また別の形で爆発するのでは?と心配です。
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作成日:2012年01月19日(木)15:45
17日のリロングウェ、そして昨日の北部ムズズでの集団暴行事件を受けて、ブランタイヤのHHI多目的ホールにて、1/20(金)の9:00-12:00まで抗議行動が行われるようです。今日の現地新聞にプレスリリースされており、参加者は平和の象徴として白の服の着用を求めており、政党色を排除するため、政党のイメージカラーの服は着用しないように求めています。
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作成日:2012年01月19日(木)14:09
今週に入っても、協議内容はおそらく公開されていないと思いますが、外貨不足、燃料不足のキーとなるクワチャ切り下げを巡って、IMFとマラウイ政府は交渉しているようです。すでに何度か書いていますが、現在公定レートは1ドル=165クワチャとなっていますが、闇マーケットでは1ドル=250-270クワチャで取引されているようで、公定レートと実際の市場価値との差が大きく、通貨の信用が低くなっています。先日(1/17)、100ドルを両替しましたが、1ドル=167クワチャでした。
IMFはマラウイを、拡大信用供与(ECF)という国際収支バランスが大きく崩れて赤字に悩み長期的な構造改革を必要する国に対して供与するIMFの融資制度の枠組みに戻すため、マラウイ政府に対して、公定レートと闇レートとの差を解消させるためにクワチャの切り下げを強く求めています。
短期的には輸入品の価格があがり、物価が高騰しますが、今のまま放置していおくと、通貨の信用がなくなり、スーパーインフレが発生してしまう可能性があります。マラウイの場合は、昨年から統治問題、人権問題、そして英国高等弁務官の追放など、国際社会に自ら背を向けている感じです。国家予算の3-4割を占めていたドナーの援助凍結と外貨獲得源として6-7割を占めているタバコの歳入ダウンから外貨不足、燃料不足が悪化していることは明らかで、この点が国民の大きな不満になっています。これは、ちょうど患者が医者の言うことを全く聞かずに不摂生をして病状が悪化しているのと同じです。病気の治療で使われる薬のように、副作用があるからといって服用しなければ、ますます悪くなります。患者本人が病気を治そうという意思がなければ治りません。
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作成日:2012年01月19日(木)13:16
エチオピア北部のエリトリアに近いアファール州のエルタ・アレという噴火口が観光スポットになっているところで、外国人観光客が襲撃され5人が死亡、4人が誘拐されるという事件が起こっています。死亡したのはドイツ人2人、ハンガリー人2人、オーストラリア人2人で、ドイツ人2人とエチオピア人2人(運転手と警察官)が誘拐された模様です。襲撃されたグループは29人の欧州観光客グループとのことです。
エルタ・アレ火山は、100年以上を噴火を続けている活火山で、溶岩が間近で見れることで有名です。
こうしたことから日本の外務省は1/19付けで注意喚起を発しています。
エチオピアとエリトリアの国境間では、1998-2000年に国境紛争が発生、7万人が死亡したと見られています。
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作成日:2012年01月19日(木)05:30
リロングウェで教室の十分なスペースがないことに腹を立ててと一部で報じられていますが、生徒数が一クラスあたり72人と非常に多いため、教師が僻地手当のような特別手当を要求して授業を放棄したため児童が激怒し、60人以上の児童が教師や校長室などに投石を行ったりしたことから、武装警察が催涙ガスを使って鎮圧したようです。この学校はエリア24にあり、もっとも住宅が密集している地域ということで、111人の教師に対して8,000人の児童がいるとのことです。マラウイ政府は、教師一人に対して60人の児童の比率を推奨しているようです。
アフリカでは暴徒化すると投石するのが常套手段となっていますが、これを何とかしたほうがいいですね。子供のときからこれでは先が心配です。
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作成日:2012年01月19日(木)04:35
殺伐としたニュースが多いので、久しぶりに鳥の写真です。
今日、汗だくで自宅から歩いて職場の敷地内にたどり着いたら、鮮やかなオレンジ色のスズメより一回り大きい鳥が目に入りました。オレンジハタオリでした。マラウイで見かけるハタオリドリは、頭が鮮やかな黄色です。もうすぐ2年になるけど初めて見ました。あらためて野鳥の種類の多さに驚かされます。この写真でハタオリが留まっている木の葉っぱで巣を作っているようです。
今日は、結局、昨日の集団暴行の影響で様子見で遅れての出勤。午後は正午半から午後3時まで停電で、仕事らしい仕事がほとんど出来ませんでした。この鳥が見れたことが収穫かなという感じです。
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作成日:2012年01月19日(木)01:24
すでに午前中に未確認情報として書きましたが、ムズズで今朝、リロングウェの女性への集団暴行が飛び火した形で、女性が狙われたようです。複数のメディアが報じて、写真も公開されているので事実のようです。午前9時過ぎに、新聞報道でリロングウェでの事件を知り、犯行に及んでいます。襲ったのは、路上販売の売り子ではないと見られています。
こちらも、女性がマラウイの伝統文化を壊した、あるいは政府命令に従っていない、などと主張しているようですが、少なくとも政府からこのような命令は出していないことを政府報道官は述べており、、失業中のならず者が、リロングウェの事件を模倣して行っただの犯罪という見方が正しいと思います。
ブランタイヤにも飛び火したという噂がありましたが、こちらはその後、メディアからの報道等はなく事実関係が確認出来ませんでした。
ブランタイヤですが、飛び火していました。ミニスカートを着用していた女性が売り子に因縁をつけられていたようですが、ちょうど警備していた武装警察が通り、幸いにも救出されたようです。