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作成日:2012年02月05日(日)22:09
昨年の11/16、そして年明けの1/5に、市当局と警察がエリア1,2のバスターミナル周辺の路上販売者を排除しようとして衝突し、暴動と略奪が発生しています、また、1/17には、不満分子がミニスカートやズボンを着用している女性を襲うという集団暴行事件が発生しています。こうした事件を憂慮し、先週の日曜日(1/29)に市当局と警察、そして露天商代表が会合を行い、露天商代表は、女性への集団暴行事件を正式に陳謝し、不法に路上で販売している売り子を7日間の猶予ののち、所定の場所で販売するように移動させるとしています。
その期限は明日の月曜日なのですが、民間ラジオ局のゾディアックの報じたところよると、路上販売者はこれに対して徹底抗戦する構えのようです。匿名だと思いますが、断固対決していく旨のチェワ語の警告文書がバスターミナル周辺に掲示されていた模様です。内容的には、これは彼らの日々の生活の糧であり、断固排除を拒否し、月曜日に徹底抗戦する、となっています。路上販売者とミニバスの客引きが排除対象となっているようです。
市当局と警察がどういった対応をとるかだと思いますが、ちょっと頭が痛いです。少なくとも金曜日までは、路上販売者は以前と変わらない数がいて販売していました。
月曜日は午前中に講義があるため朝は7時半までにバスターミナルを抜けて職場に行かないといけないのですが・・・ 行きは良くても日中にトラブルが発生するとリロングウェ橋を渡れなくなり、職場から自宅に戻ることが出来なくなります。平和的に事態が進展することを祈るしかありません。とにかく暴動が発生すると投石と略奪が起こるので非常に危険です。特にアジア系はいつもバスターミナル周辺では差別的に見られています。
ミニバスの客引きは、以前も不要論が新聞の社説で論じられていたことがありますが、正直乗客から見ると不要で迷惑な存在です。彼らは、乗客をミニバスに誘導するのが仕事で、ミニバスが一杯になるとバスの運転手から50MK(25円)を報酬として受け取っています。ただミニバスには、車掌がいて客引きをしていますし、ミニバスは行き先別に決まったところから出発するので、必要性が全くありません。なので、時々、ミニバスの運転手が50MKを渡すのを渋っていて揉めているときがあります。私にも時々、おまえの乗るバスはこっちだ、教えたから100MKよこせ、とか言ってくることがあります。もちろん無視しますが。
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作成日:2012年02月05日(日)06:11
■ 最適プランを調べた理由
今までMTLの24時間無制限のプランを職場で、自宅では、Globeのインターネットを使っていました。MTLの方は、6ヶ月 57,000MKのプランを使っていました。1ヶ月あたり 9,500MKとなります。MTLのプランは1ヶ月だけだと13,000MKなので、6ヶ月で購入すると27%もディスカウントされるからです。ただ、本帰国が近づいてきたので、6ヶ月プランが使えず、先月1ヶ月のバウチャーを買ったのですが、17,000MKでした。MTLは、以前はハイスピードサービスと呼んでいたらしい3G携帯電話の通信方式のEVDO方式のインターネットを17,000MK/月、従来のCDMA方式を13,000MK/月としていたのですが、最近は、どうも関係なく17,000MKに値上げをしたような気がします。というのも、バウチャーを買ったら、13,000MKのにシールが貼られて17,000MKとなっており、自宅や職場で接続を試しても、EVDO方式では接続されませんでした。新聞にも価格は17,000MKでのみ広告を出しています。写真は、19000MKになっていますが、USB通信機器がなくて初期購入する場合の価格です。わかりにくいですね。
もともと首都リロングウェでは、EVDO方式のサービスはカバーしておらず、南部の商業都市のブランタイヤのみでの先行サービスだったので、現時点でもリロングウェではサービスしていない気がします。昨年(2011)の6月に6ヶ月バウチャーを買おうとしたときにハイスピードのサービスを使いたいといったのですが、提供していないと言われました。現在、そもそも6ヶ月プランのが買えるかどうか未確認です。
あとMTLですが、11月下旬頃からインターネット回線が非常に遅くなりました。一時復調したのですが、結局同じで、今も非常に遅いです。これは、遅いというより、正確には、日本など遠いところのウェブサイトにアクセスするときにデータが経由中にロストしているためのようです。ロストするとダウンロードしているときは再送が発生します。なので近隣の南アフリカのサイトへのアクセスなどは比較的早いです。南アのサイトはメジャーなダウンロードサイトのミラーサイトとなっていたりします。オープンソースのOSのLinuxやインターネットブラウザのFirefoxとかです。日本だとほとんどの場合日本国内にミラーサイトがあるので、あまり気にすることはないはずです。マラウイの場合、国内にミラーサイトがないので、近隣の南アが自動的に選択されることが多いです。
■ ヘビーユーザー向けのインターネットコストの比較
そんなわけで前置きが長くなったのですが、今月、MTLの次の1ヶ月のバウチャーの購入に躊躇し、あらためてインターネット料金を確認しました。ただ、以前と視点を変えています。私のようにインターネットをガンガンに使うヘビーユーザーの場合で調べました。メールやウェブアクセスを1日数時間するだけなら、大体月間転送量は3GB程度(100MB×30日)といったところですが、私のように終日利用して、データのダウンロードなども行うと、倍以上使うことになります。なので、各社料金プランでヘビーユーザー向けのプランをチェックしてみました。
結果は以下の通りです。1MKは約0.5円です。
ISP | MK/MB | 料金プラン(転送量、有効期間、MK) |
Globe | 3.2 | 30GB | 90日 | 99,258MK |
2.7 | 18GB | 90日 | 49,629MK |
TNM | 2.0 | 3GB | 30日 | 6,000MK |
Airtel | 1.2 | 10GB | 30日 | 12,000MK |
2.0 | 5GB | 30日 | 10,000MK |
BURCO | 1.6 | 30GB | 90日 | 49,000MK |
見てもらうとわかるのですが、AirtelのAirtel Maxと呼ばれている 10GBプランが 1MBあたり 1.2MK/MBと断トツに安くなっています。次があまりメジャーではありませんが、先月末に以前の価格の約1/4と大幅に値下げしたBURCOの料金プランが1.6MK/MBです。料金プランの設定は不思議です。Airtelは、5GBプランだとTNMと同じ2MK/MBですが、10,000MKから12,000MKに2割増しの高い料金を払うと転送量は5GBから10GBと2倍となり非常にお買い得になっています。Globeの料金プランも変で、18GBプランより、30GBプランの方が割高になるという信じがたい料金設定です。BURCOは、以前は8GBで49,000MKで、高すぎて話しになりませんでした。
というわけで、昨日、Airtelのプリペイドカードを12,000MK分(1,000MK×12枚)購入しました。ちなみに高額のプリペイドカードはAirtelのショップで買った方が無難です。街中だと高額のプリペイドカードは数枚しか持っていないことが多いですし、高額のお金のやりとりを路上でするのは危険です。私は、サンバード・リロングウェホテルの向かいのガソリンスタンド下にあるエアテルのカスタマーサービスで買いました。
■ プロバイダ、料金プランを選択する際の留意点
ちなみに以前から書いていますが、料金プランだけ見て、いきなり高額の通信プランを選択するのは危険です。まず、
- 基本的に自分の使いたいところ(職場や自宅など)で電波が入り通信が安定的に出来るかどうか、
- また、数日使って安定的に利用できるかどうか、
を確認し、問題がないことを確認した上で30日以上のプランを選択した方が良いと思います。というのも、以前は、私の場合、Airtelは職場ではよく電波が入ったのですが、自宅ではほとんど入らず使い物になりませんでした。また、昨年の11月にMTLより早い回線が使いたかったので、AirtelのAirtel Weekly という1週間 200MBで700MKのプランを購入したのですが、Airtelはちょうど購入タイミングから1ヶ月以上に渡って、国際回線が不調で回線速度が遅くて全く使い物にならず、結局700MKを捨てた感じになってしまいました。
■ ちなみにMTL回線ではどれくらい転送できるのか?
あと、参考までに24時間無制限のMTLですが、回線速度は通信状態などにより大きく変わりますが64-128Kbpsぐらいです。仮に64kbpsで30日間終日ずっと接続してダウンロードをしていたとすると、ざっくり約20GBぐらいダウンロード出来る計算になります。実際に24時間終日ということは現実的ではありません。MTLの通信ソフトウェアはデータ転送量の統計情報を保存しているので見てみると、私の場合、大体月間転送量は3-6GBぐらいで、もっとも多かった月で9GBでした。9GBのときは、終日、バックグラウンドで動画やソフトウェア(iPadやLinuxのイメージファイルなど)などをダウンロードしていました。なので、Airtelなどの場合 3G回線で 128-384Kbpsぐらいと速度が速いので、より多くのデータのダウンロードできますが、ヘビーユーザでも大体6GBぐらいで足ります。実際に、日本でインターネットプロバイダ関係者がインタビューに応えている記事を読んだとき、概ね90%以上のユーザは月間転送量は6GB以内だと言っていたように記憶しています。
■ まとめ
まぁ、有効期間があるので、自分のインターネット利用形態に合わせて選択するしかないのですが、インターネットのヘビーユーザーでYoutubeなどの動画をよく見たり、Skypeなどをよく行うのであれば、Airtelの10GBプラン(Airtel Max)はお勧めだと思います。ただ、突然、電波が入らなくて利用出来ない、回線速度が非常に遅いなどのリスクは常にあるのでお忘れなく。あと、Airtelの場合、通信料金プランを一時的に停止させることが出来ます。*302#で一時停止、 *303#で再開です。ただし、一時停止は回数に制限があるようで2,3回のみのようです。
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作成日:2012年02月01日(水)15:35
自宅では、Globeの無線インターネットをメインに利用しています。Globeの料金体系は、従量制+有効期限となっていて、昨日というか今日の未明に有効期限になるはずでした。まだ、データ転送量は余っているようだったので、駆け込みで2-3日前から必要なデータのダウンロードをしていました。(使わないとお金を捨てるようなものなので。)あと4-5時間で有効期限切れになると焦っていたのですが・・・ 午後8時過ぎにネットワークがダウン。そのまま有効期限切れです。Globeは順調にいけば、256-512Kbpsぐらいの速度が出るのですが、最近は速度も遅いことが多く、イライラさせられた上のダウンでした。
日本だとこうしたケースの場合は、通信料金の還付か有効期限の延長など何らかの対策がとられますが、マラウイでは想像される通り、全く何もありません。日本はサービス品質を過剰に求めすぎだと思いますが、マラウイはなさ過ぎです。ただ、非常にいやらしいのは、左の写真はGlobeの契約書のサムネイルですが、契約時には4ページに渡った長い契約書にサインさせられるのです。そして、もしこちらの過失で何かあったときは、運が悪いと裁判沙汰になります。欧米の悪い習慣だけ伝わっている気がします。
結構、いろんなことを観察していると、質を問われることはなく形式的です。例えば、手当アップを求めたストがマラウイではよくありますが、仕事の質が議論されているのを聞くことはほとんどありません。集合住宅には警備員が常駐していますが、ただいるだけです。夜になると布団をかぶって警備小屋で堂々と寝てます。また、銀行に行くと、お金の送金の際に、送金依頼のレターが必要となります。フォーマットはフリーなので、毎回銀行担当が必要事項を全て満たしているかチェックし非効率です。さらに怖いのは、送金依頼時に身分の確認とかしません。その気になれば、第三者がサインを真似て勝手に好きなところに送金出来てしまうのです。
などなど、いろいろ気になるのですが・・・ とりあえず自分の仕事をしています。