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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年10月28日(金)00:15
財政支援推進派(Common Approach to Budget Support)と呼ばれる財政に対して直接的に支援アプローチを行なっている欧州連合、英国、ドイツ、ノルウェー、世銀、アフリカ開発銀行とマラウイとの会合が26-27の2日間、マラウイで行われているようで、昨日の会合では、ドナーが、マラウイに対して迅速に問題に対処するよう要求しています。財政支援推進派は、マラウイの統治や人権問題、そして、7月20日の反政府デモで多数の犠牲者が出たことを憂慮し、支援を凍結しています。
マラウイは、こうしたドナーの財政的支援が、昨年まで国家予算の30-40%を占めていました。今年度は、ドナーからの支援凍結により、ドナーからの財政支援が国家予算を占める割合は20%まで下がり、緊縮財政となっています。
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作成日:2011年10月27日(木)19:20
お昼になったのですが、未だ職場の停電は復旧せず、です。講義は受講生に午前10時半まで待ってもらったのですが、結局ダメでした。受講生に自宅の方は大丈夫?と聞いたところ、みんな大丈夫だと言っているので局所的なトラブルなんだろうと思います。パソコンのバッテリーもそろそろ無くなるので、午後はロケーションを変えて作業することになりそうです。
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作成日:2011年10月27日(木)15:09
職場(市内から南に3キロ)が昨日の夜から停電とのことで、今も朝8時過ぎですが、停電しています。昨日帰宅するときまでは大丈夫だったので、夕方以降からのようで、長時間停電となっています。ちょっと様子を見ますが復旧しないなら自宅で作業した方が良いかも知れないです。。。 講義の日なので、受講生が待っているんですがプロジェクターが使えないとちょっと厳しい。
昨日は自宅でも夜にイレギュラーな停電が午後9時半過ぎだったと思うのですが、30分くらいありました。関係があるのかも知れません。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年10月26日(水)23:24
やはり、ムズズ大学で今日(10/26)の午前中に学資ローンを巡ってトラブルが発生しています。約700人の学生が学資ローンの対象だったようですが、満額となる55,000MK(約22,500円)を受け取ることが出来たのはわずか141人で、500人が半分に減額され、残りの学生は学資ローンを受けることが出来なかったようです。問題は、満額受給出来なかったことと、学資ローンの貸付にあたって一部の裕福な学生が受給出来ているため、怒りが爆発したようです。幹線道路(ムズズーカロンガM1道路)に倒木を燃やしてバリケードを作って抗議活動していたようですが、警察が催涙ガスなどを使って鎮圧し、学生15人(男子学生10人、女子学生5人)が逮捕されたとのことです。
学資ローンを巡っては、今年2月にも受給手続きの遅れからマラウイ大学のポリテクニック校で暴力的な抗議活動が行われました。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年10月26日(水)19:04
Maravipostがツイッター上だけで伝えているのですが、ムズズ大学で学生が学資ローンが満額承認されないのを不服として暴動となっているのかも知れません。警察が暴動を鎮圧するのに空気銃を使っているとのことです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年10月26日(水)13:36
汚職対策事務局は、約240万ドル(約2億円)を不正な銀行口座操作により横領した容疑で会計局の経理担当の公務員を逮捕しています。
横領は、月給300ドルの公務員に相応しくない贈り物から発覚したようです。
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作成日:2011年10月26日(水)05:32
昨日(10/24)、マラウイ燃料規制局(MERA)は、燃料の非合法の取引、容器での燃料保管、燃料取引時の賄賂について警告を発しています。これに対して燃料販売業者は、当局が燃料不足について十分な対策を講じておらず、命令のみであるとして反発をしているようです。
燃料不足が深刻化する中、路上などでの非合法の燃料販売や燃料販売の便宜を図った謝礼として賄賂を要求するといったことが行われているようです。今後、来月後半ぐらいから雨季に入り、もともと枯渇気味のところに、雨などの影響で輸送遅延などが発生すると、ただちに深刻な燃料不足が発生することが懸念され、恒常的に燃料不足が続いていて、市民の間には不満が溜まっているだけに、ちょっと心配です。
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作成日:2011年10月26日(水)02:52
マラウイの各メディアが一斉に、ムタリカ大統領が国営放送を通じてマラウイ大学のチャンセラー校の解雇された4人の講師の無条件復職を命令したことを報じています。
マラウイ大学チャンセラー校は、今年2月に政治学の講師がチェニジアとエジプトでの大規模デモについてどのように考えるかということを授業の中で議論したところ、警察より講師に対しての召喚があり、これに対して講師側は学問の自由が侵害されたとして、警察側に謝罪を求めて、抗議デモ、授業ボイコットする事態となりました。大統領と教育大臣は、国家安全のためであるとし、警察側を擁護する立場をとり、その後、4月に大学理事会が4人の講師の解雇、大学を強制閉鎖しました。事態は完全に泥沼化し、法廷闘争に進みましたが、6月に大統領が謝罪はないものの学問の自由を保証すると演説し、大学の再開を要請しました。これにより、事態は収束するかと思われたのですが、4人の講師の復職が認められなかったことから、大学は再開されたものの授業ボイコットが再び続いていました。この問題は、7月20日の反政府デモの請願書の中でも要求されました。その後、再び、8月に抗議デモが実施され、大学理事会は再度、無期限の大学閉鎖の措置をとりました。9月に入り、8月に予定されていた反政府デモが国連の調停により中断され、その結果実現された市民団体と政府連絡委員会の話し合いの中で、この大学の問題が話し合われ、4人の復職が認められました。しかしながら、最終的に大統領が承認しなかったため、議論が白紙に戻っていました。その後、今月に入り、大統領はマラウイ大学の医学部の卒業式で演説し、その中でも4人の講師を非難するコメントを述べていました。こうした中での突然の無条件復職を認める命令だったため、私自身もそうですが、メディアも驚きを持って伝えているようです。
今回の無条件復職は、ドナーからの援助金の凍結により外貨不足に苦しむマラウイ政府が、ドナーからの強い要求に応じたものだと見られています。ムタリカ大統領はこの声明のあと、2年ごとに開催される英国連邦の首脳サミット(10/28-30)に出席するためオーストラリアのバースに向かったようです。
いずれにせよ、これで大学が正常化されればと思います。また、今回の対応は、英国などのドナーとの関係の正常化を目指すステップではないかと期待しています。
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作成日:2011年10月23日(日)01:12
雨季が始まりが近くなると咲き始める火炎樹(鳳凰木)です。まだ一分咲きから三分咲きといった感じですが、昨年とほぼ同じです。火炎樹は熱帯三大花木(ジャカランダ、火炎樹、火炎木)の一つで、マラウイでは、紫色のジャカランダが咲き終わる頃に咲き始めるようです。火炎木(アフリカンチューリップ)は前シーズンは、今年初めぐらいから咲き始めてました。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年10月23日(日)00:00
今日も日中は30℃を超えて32-33℃くらいまで上がったようですで暑かったのですが、良い天気となっています。 いつも目を通しているネーション紙にはプレスリリースがなくて気がつかなかったのですが、今日レストランでランチをしているときに昨日デイリータイムス紙があったので目を通していたら、その中に農業省・気象サービス局の今シーズンの雨季の雨量予測に関するプレスリリースがありました。
プレスリリースによると、今シーズンの雨季の雨量は平年並みを予想しているとのことです。ただし、雨季の前半に一部の地域で、散発的に雨があまり降らない可能性があると述べています。その上で、農民に対するアドバイスとして、肥料を十分にやり、トウモロコシのほかにもモロコシ、キャッサバやサツマイモなど干ばつに強く作物も合わせて植えることを勧めています。