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作成日:2011年10月31日(月)15:44
燃料不足問題が毎日新聞を賑わせていますが、そのせいか、今年に入ってから月に数回はミニバスをうまく捕まえることが出来ず、職場まで4キロの道のりを歩くことがあります。今日もその日でした。全く走っていないわけではないのですが、自宅からバスターミナルまでが約2キロ、バスターミナルから職場までが2キロで、普段は、バスターミナルから職場までをミニバスで移動しています。バスターミナルから職場までは歩くと25分というところ。タイミングが悪いとバスターミナルでバスを待っているうちに職場に着いてしまうので、思い切って歩いてしまいます。最近は暑いので、結構朝からいきなり体力を消耗してしまいます。自宅から職場まではミニバスを途中から使って35-40分。徒歩で4キロ歩くと50分といったところです。マラウイの人は結構歩いています。下の写真は職場直前のところで、右側に見える道路が幹線道路のM1です。
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作成日:2011年10月31日(月)05:15
日本の外務省から海外在留邦人数統計の平成23年速報版というのが出ていて、2010年10月1日現在の統計データというのが公開されています。これによると、海外在留邦人数は、全世界で、114万人3,357人で、北米に38.74%, アジアに27.36%が在留しています。アフリカはさすがに少なくて、7,963人で全体の0.70%となっています。アフリカで在留邦人数が多い国はどこかと思ってみてみると、南アフリカが1,385人と最も多く、次いで、エジプト 1,079人、アルジェリア 698人となっています。マラウイは、173人でアフリカの国・地域の55カ国中13番目となっています。
- 南アフリカ 1,385
- エジプト 1,079
- アルジェリア 698
- ケニア 649
- ガーナ 352
- タンザニア 332
- モロッコ 323
- ウガンダ 275
- ザンビア 259
- セネガル 235
- エチオピア 209
- ブルキナファソ 178
- マラウイ 173
アフリカは、JICAボランティアが多いイメージがあるので、実際どれくらいか調べてみると、統計日時が若干違いますが、2010年8月31日現在のJICAボランティア国別派遣数のデータによると、アフリカ全体では、1,105人派遣されています。全世界では、3,380人なので、ちょうど3分の1がアフリカに派遣されていることになります。つまり、アフリカの在留邦人の13.9%、約8人に1人がJICAボランティアの方ということです。2010/08/31時点では、アフリカ20カ国にJICAボランティアが派遣されていて、マラウイは、79人でアフリカの中では6番目に多い国となっています。マラウイ在留邦人の46%、約2人に1人がJICAボランティアということになります。マラウイでは、JICAボランティアが日本人のイメージを作っているといっても過言ではないと思います。
2010/08/31現在のJICAボランティアの派遣数でアフリカの派遣上位10カ国は次のようになっています。()内は、在留邦人数に対するJICAボランティア数の割合です。(注:在留邦人数は2010/10/01現在、JICAボランティア派遣数は、2010/08/31現在なので、若干統計タイミングが異なります。)
- ウガンダ 121 (44%)
- ケニア 90 (14%)
- ガーナ 86 (24%)
- ニジェール 84 (88%)
- ブルキナファソ 84 (47%)
- マラウイ 79(46%)
- セネガル 78 (33%)
- ザンビア 76 (29%)
- タンザニア 71 (21%)
- ベナン 54 (53%)
注)ニジェール、ブルキナファソは政情不安により、今年に入り一時帰国、その後、ニジェールについては再派遣はせず、ブルキナファソについては、派遣規模を大幅に縮小(27人)して再派遣しているようです。ニジェールのJICAボランティアの割合が約9割だった、というのはちょっと驚きました。
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作成日:2011年10月30日(日)17:10
10月前半は気温も上がらず、季節外れの肌寒い日が続き、雨も降りはじめ、すっかり雨季模様で異常気象かと心配したのですが、10月後半からお天気も安定し、暑い日が続いています。今週は最高気温は32-33℃で推移していたようです。日中の炎天下は暑いのですが、それでも湿度が30%前後と低いため、かなり過ごしやすいです。夜になると気温も下がり、今のところ寝苦しいという感じもありません。クーラーなども必要なく、気候的には本当に過ごしやすいところだなぁと思います。とはいえ、出勤などで歩くとそれなりに汗をかくので、熱中症にならないようにお茶を職場に持参していますが、通常の水筒にペットボトルを増強してます。水を気軽に買うことが出来ないので持参するのが無難です。日本から持参した水筒、役立ってます。
その昔、タイやラオスで生活したときは、暑季(4月)は本当に暑くて、クーラーを切ると滝のような汗が出てきて大変でした。寝る時は体を壊さないようにクーラーを切っていましたが、暑すぎるので、布団では寝れずに板の間にゴザを敷いて寝てました。
マラウイは、この10月と11月が1年を通じてもっとも暑く、首都リロングウェで平均最高気温は約30度になります。火炎樹の花も真っ赤に咲いています。木によって咲き具合が違いますが、今週、来週ぐらいがピークではないかと思います。ちょうど1年前も同じ時期に咲いていました。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年10月30日(日)16:05
国連人口基金(UNFPA)の2011年版「世界人口白書」によると世界の公式人口は明日10月31日に70億人になるとのことです。日本人の初の人口減少が報じられている中、1999年の60億人からわずか12年で70億人に到達したことになります。(日本の2010年10月の確定値は、1億2805万7352人)
国別では、中国が13億4800万人、インドが12億4200万人となっており、人口増加推移から見ると、2021年にインドが14億人に達して中国を追い越す見通しとのこと。ちなみに日本は10位でアフリカではナイジェリアが8位となっています。
地域別に見ると、アジアに世界人口の60%(42億人)、アフリカに15%(10億人)が居住しており、実に75%がこの地域に住んでいることになります。アジアにどうしても目線がいくものの、アフリカの人口増加が著しく、アフリカの人口増加率は、年率2.3%を予想されていて、アジアの人口増加率1%の2倍以上で、今後、一気に人口が増える可能性があります。
さて、マラウイはどうかというと、現在、マラウイの国家統計局による公式統計によると、マラウイの人口は2008年は1377万人で、1998年が993万人だったので、10年で1.39倍になっています。1977年は555万人で、約30年で、2.48倍となっています。人口増加率は、直近10年は2.8%とアフリカ全体の人口増加率を上回っています。1977-87は人口増加率は3.7%でしたが、1987-98はHIVの蔓延によるものと思われますが、2.0%と下がり、その後1988-08は2.8%と再び増加に転じています。すでに2011年の人口は1500万人を超えていると推定されており、今の勢いだと、10年もしないうちに2000万人を超えそうです。人口爆発を防ぐには家族計画の啓蒙活動が急務です。
人口が増えると顕在化しそうなのが、食料や燃料などの問題です。個人的に非常に気になっているのが、森林の大幅な減少です。マラウイでは国民の90%以上が焚き木で食事などを作っています。一方で、人口増加に伴い、森林伐採が進んでいます。マラウイの森林率は、36.2%(FAO-2005)となっています。
また、今後、急速な人口増加で、都市部への流入が見込まれます。現在(2008)、マラウイでは、85%の人が農村部で生活していますが、今後、人口が増加すると都市部への流入が加速化しそうです。人口が増えると治安も悪化すると思われます。都市の人口は、2008年の統計では、南部商業都市ブランタイヤが50万人、首都リロングウェが44万人、北部ムズズが8.7万人、南部ゾンバが6.6万人となっています。将来は、都市部と農村部の人口は50%-50%になると予想されています。
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作成日:2011年10月28日(金)16:48
天然資源エネルギー環境省は、日本の独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の子会社のスプリング・ストーン社に対して、南部のムランジェ山とその周辺地域でのボーキサイトとレアアースの探鉱権を付与したことをプレスリリースしています。
JOGMECは、カナダのゴールドキャニオン社とジョイントベンチャーで、マラウイにスプリング・ストーン社を設立しているようです。(JOGMECが80%、ゴールドキャニオン社が20%) 探鉱のオペレーションは三井金属の子会社の三井金属資源開発が行うようです。
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作成日:2011年10月28日(金)15:48
今日の新聞によると、マラウイ電力公社が日曜日にリロングウェの新市街で光ケーブルの敷設による長時間停電をアナウンスしています。
時間は、10/30の日曜日の07:00-17:00となっています。
停電予定とされている地域は、
- Lilongwe Hotel
- Shire Building (Argos Shop)
- Lilongwe NBS Bank
- Lilongwe National Bank
- Area 3 Flats
となっており、断続的な停電が発生する可能性のある地域は、
- Area 3
- Area 9
- Lilongwe State Lodge
- St Perters
- Lilongwe Golf Club
となっています。
我が家も対象地域のようです。職場の方は、今日は電気が復活しています。
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作成日:2011年10月28日(金)13:58
昨夜の一コマ。ちょっとテーブルから離れていたら、赤ちゃんヤモリがパソコンの周りを冒険してました。かなり暑くなったのでヤモリの動きも活発です。
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作成日:2011年10月28日(金)13:08
? 日本の外務省は、マラウイの周辺国であるケニアの首都ナイロビで何者かが手榴弾を投げ込み爆発させる事件が24日に2件発生していることから、28日付で注意喚起を発しています。ケニアでは、9月中旬以降、1ヶ月の間にソマリア国境近くで外国人の誘拐事件が3件連続して発生しており、ケニア軍などによるソマリア過激派に対する作戦が実施されています。今回の事件がこれらに対する報復テロであるかどうかはわかっていません。
また、昨日(27日)には、ソマリア国境近くで地元政府関係者の車両が武装グループの攻撃を受けて4人死亡しています。犯行手口からソマリア過激派の犯行と見られています。
(追記)
28日付で日本の外務省は、ケニア北東州、沿岸州ラム県(ソマリア国境から60キロの範囲)について、「退避勧告」に危険レベルを引き上げました。それ以外のラム県については、「渡航の是非を検討して下さい」に引き上げています。
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作成日:2011年10月28日(金)05:12
深刻な燃料不足が続くマラウイですが、燃料不足解消のために政府は300万ドル(約2億5千万円)をマラウイ準備銀行を通じて、石油輸入社に拠出するようです。約20日分の燃料に相当します。
一時的には緩和されると思いますが、抜本的な対策とは言えないので、見通しは相変わらず不透明な気がします。
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作成日:2011年10月28日(金)00:34
火曜日にムタリカ大統領は、マラウイ大学チャンセラー校の4人の講師の無条件復職を命令し、英国連邦首脳会合に出席のためオーストラリア訪問に向かったようですが、昨日、チャンセラー校講師が会見で、政府の対応を評価するとのコメントを出したようです。しかしながら、行動が先であるとして、全ての必要な処置が講じられた後に授業を再開すると述べています。