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作成日:2013年02月21日(木)00:08
昨年から散発的に起きている賃金アップを求めるストライキですが、先週末ぐらいからストライキが拡大しバンダ大統領が昨年就任後最大規模となっています。公務員などは65%の賃金アップを求めてストライキを実施、教員や看護師などの医療関係者なども一部加わりストの規模が拡大している模様です。首都リロングウェのカムズ国際空港、ブランタイアの空港でも職員がストを実施して空港機能がストップし、ケニア航空やエチオピア航空はマラウイへのフライトを取り止めたようです。デモ行進なども武装警察が見守る中で平和的に行われているようですが、月曜日にはリロングウェの政府官庁が集まるキャピタルヒル周辺では、道路を封鎖してストライキをしている人々を排除するために催涙ガスなどが使われています。
現在のストライキは、昨年5月にクワチャを切り下げ、変動相場制に移行したことによる急激な物価上昇に対しての賃金アップ要求です。IMFの指導による厳しい経済改革に対して国民が耐え切れず抗議しているものです。先月17日にも全国規模のデモがありました。現在、マラウイはIMFの配下で経済再生計画を進めているところです。政府もお金がないわけですから、バンダ大統領としては国民に丁寧に説明するぐらいしか手がなく、厳しい状況が続いています。ただ、状況が悪化すると一昨年のようにIMFなどの支援凍結という事態に陥ってしまい、負のスパイラルに入ってしまうので、これだけはなんとしても避ける必要があります。
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作成日:2013年02月17日(日)14:19
ちょうど私の同時期にマラウイで仕事をされていた方の記事です。現在はボツワナで活躍されています。
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作成日:2013年02月11日(月)00:45
マラウイのバンダ大統領は、先週の金曜日(2/8)に国会演説の中で外貨獲得の手段の一つとして、マラウイ国内の鉱物資源に注目しており、重点施策とすることを述べています。
マラウイは、2009年から北部のカエレケレ・ウラン鉱山の採掘が開始されていますが、依然として、タバコ、砂糖、紅茶などが輸出の8割前後を占めています。この産業構造の変革を進める中で鉱物資源開発が注目されています。このほか、世界自然遺産に指定されているマラウイ湖のケープマクレアの観光開発なども外貨獲得手段として以前から言われており、今回の演説の中でも言及されているようですが、なかなか進んでいない状況です。
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作成日:2013年02月10日(日)09:36
マラウイ湖畔で開催されていた音楽フェスティバルのレイク・オブ・スターズですが、今年も昨年に引き続き資金不足のため開催が見送られることが明らかになっています。
2004年から国内外からのアーティストを呼んで開催していた音楽フェスティバルですが、昨年(2012年)は主体をマラウイ側に移管して継続的な開催を行うための充電期間に充てるとしていましたが、なかなかスポンサーが見つからないようで、今年(2013年)も見送りになったようです。
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作成日:2013年02月09日(土)23:11
マラウイ燃料規制局は、2/9付で燃料価格の引き上げを発表しています。それぞれ1リットルあたり、ガソリンが606.30MKから704.30MK(約183円)に、ディーゼルが597.40MKから683.60MK(約178円)に、灯油が509.90MKから591.40MK(約154円)となったようです。
昨年、10月以降も値上がりしていたようですね。マラウイクワチャ、かなり下落していますね。1ドルが360MKまで下がっています。今年年初は、340MKでした。ガソリンは、1年前は380MKだったので、2倍近くになっています。
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作成日:2013年02月02日(土)11:06
マラウイの(隣り合ってはいませんが)隣国のジンバブエは、ムガベ大統領の独裁政権下にありますが、1/29に財務省が国庫残高が217ドル(約19500円)になったことを記者団に語ったことが報じられています。この報道が世界中に報じられると、翌日3000万ドル(約27億円)の歳入があったことを発表していますが、こちらはほとんど取り上げられておらず、217ドルだけが一人歩きしたようです。
日本人には馴染みがない国ですが、世界三大瀑布の一つであるビクトリア・フォールズがあるところです。ビクトリア・フォールズは、ジンバブエとザンビアの国境にあります。
1980年に首相、1987年に大統領に就任したロバート・ムガベ大統領による独裁政権が続いている国です。ジンバブエは英国植民地でした。ムガベ大統領は就任当初は、白人と黒人との融和政策を進めていましたが、2000年に白人の所有する農場を強制収容したことにより、農業技術が流失して食糧危機、経済危機となり、貨幣を大量に発行したことにより戦後世界最悪と言われるスーパーインフレ(2億%以上らしい)が発生し、経済が混迷を極めました。2009年1月16日には100兆ジンバブエドル紙幣が登場しましたが、紙幣の信用は完全に失われ、同年1月29日に米ドル、南アフリカのランドの流通を認めたことから、インフレは終息に転じました。
独裁政権下にあるジンバブエですが、欧米と距離を置く中、中国が近年急接近し、地下資源外交を行なっています。中国は莫大な資金援助をする見返りとして、ジンバブエの地下資源の権益を独占的に得ようとしています。
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作成日:2013年02月02日(土)08:28
マラウイのバンダ大統領は、知的発達障害のある人のオリンピックであるスペシャルオリンピックスの冬季世界大会の開催に合わせて開催されるグローバル開発サミットに出席のため韓国を訪問し、韓国のイ・ミョンバク大統領と31日に大統領府で会談を行なっています。
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作成日:2013年01月30日(水)00:11
ムタリカ前大統領が3年前に大統領専用機として購入したフランス製のダッソーファルコン900ですが、バンダ大統領はこれを競売にかけることにしたようです。
この大統領専用機は、2010年3月に前大統領が議会を通さずに購入したもので、購入費用は1326万ドル(約12億円)とみられています。トップドナーである英国は当時、これに対して強烈に批判し、援助金を約30億円から26億円と約4億円(440万ドル)削減しました。その後も維持管理費や保険などが膨大にかかっていることが国内外から指摘され批判を受けていました。
バンダ大統領は、海外のドナーとの関係改善、国内の経済改革の一貫としてこの大統領専用機の売却を行おうとしています。すでに、大統領は、大統領、副大統領の給与を30%カットするなどし、厳しい経済の立て直しに国民の理解を得ようとしています。
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作成日:2013年01月29日(火)00:49
エチオピア航空は、マラウイの南部商業都市であるブランタイヤに週3便、3月31日より就航予定とのことです。エチオピアのアディスアベバ、マラウイの首都リロングウェを経由してブランタイヤに運航するとのこと。
ブランタイヤも、日本人も含め、外国人も多く国際協力関係で滞在していますので、利便性が増すと思います。
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作成日:2013年01月19日(土)08:44
昨年末に米歌手のマドンナさんは慈善団体「レイジングマラウイ」を通じて、マラウイに10校の小学校を建設したと発表しました、これに対してマラウイ教育相は、マドンナさんは10校建設したのではなく、校舎を10棟建設したのであって、すでにある小学校も含めているとし、事実誤認があることを伝えています。
マドンナさんも、マラウイでの活動については、以前から政府とのコミュニケーションが十分でない点が指摘されていて、今回のこうしたコメントもそうした一端が垣間見えた感じです。