- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年09月08日(土)20:05
マラウイ燃料規制局は木曜日(9/6)に世界的な燃料価格の上昇に伴い、燃料価格の値上げを発表しています。金曜日(9/7)から適用されているようです。マラウイでは、5/7に通貨クワチャがドルに対して49%の大幅な切り下げを実施、これに伴い、5/11に燃料価格を引き上げています。今回の値上げによりガソリンは、1リットルあたり486.60MKから539MK(約151円)となり、灯油は、390MKから434.30M(約122円)となるようです。
クワチャは、5/7の切り下げを実施したときは、1ドル250MKでしたが、現在は、285MK前後で推移しているようです。また、ガソリンは、日本でも4週連続で上昇しており、レギュラーガソリンは、148円前後で推移しているようです。日本国内でもこの4週で約8円の値上げとのことですので、今回のマラウイの値上げは仕方ないことですが、マラウイは、クワチャを切り下げ以降、物価上昇が続いており、マラウイ大学などでは、賃金の大幅アップ(+113%)を求めて教職員のストライキなどが行われているようです。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年09月04日(火)14:15
昨年のマラウイ湖北部の石油、天然ガスの探鉱を発端に、マラウイとタンザニアのマラウイ湖の領土紛争が再燃し、先月会合を持ち、今月再度会合が持たれたようですが、タンザニアはマラウイ湖の真ん中、つまり50%の占有率を主張し、マラウイとの対立を強めています。マラウイは、マラウイ湖はマラウイのものであり、国境はマラウイ湖沿岸であると従来どおりの主張です。
領土問題はどこの国でも厄介です。特にアフリカは植民地時代に一方的に国境を作られているので、話しはさらに複雑です。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年08月29日(水)11:27
ロンドンオリンピックが無事に終わり、パラリンピックが8/29-09/09の日程で行われますが、マラウイは資金難を理由に参加を辞退するようです。マラウイからは陸上に男子1名、女子1名が参加する予定だったようです。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年08月28日(火)23:26
次回のTBSの世界遺産は「マラウイ湖国立公園」だそうです。アフリカで3番目に大きな湖で大地溝帯で形成されたマラウイ湖です。シクリッドという魚が800種以上生息されていると言われていて、淡水のガラパゴスと呼ばれているところです。
マラウイ湖は、現在、タンザニアと地下資源を巡って少し揉めています。マラウイ湖北部で探鉱が行われていますが、もし十分な地下資源が見つかるとちょっと大変なことになりそうです。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年07月29日(日)23:54
ロンドンオリンピックが27日に開幕しましたが、マラウイからは3名の選手が出場しているようです。陸上女子400m、競泳女子50m自由形、陸上男子マラソンです。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年07月24日(火)07:31
マラウイの子供たちへの支援を行なっている米国の歌手マドンナですが、今回、新しい取り組みを始めたようです。マドンナは日曜日に声明を発表し、慈善団体のレイジングマラウイを通じて、マラウイ人の若い小児外科医の育成のために5ドル以上の寄付を呼びかけています。
マドンナは、2010年12月にリロングウェ空港近くに女学校を建設するはずでしたが、多額の資金の不正流用が明らかになり断念、その後、しばらく動きが凍結されていましたが、今年に入り、米国のNGOを通じて学校建設の資金を提供することを表明しています。そして、今回、さらなる新しい支援の動きとなっています。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年07月23日(月)14:57
IMFは、マラウイに対して今後3年間に1億5620万ドル(約125億円)を拠出することを承認しています。
マラウイは、昨年の7月に急死した故ムタリカ大統領が通貨切り下げなどを拒否し、IMFのプログラムから外れているとして、支援が凍結されていましたが、今年の4月以降、昇格したバンダ大統領政権下で国際収支改善に向けて積極的に取り組みを開始し、5月には、ドルに対して50%の通貨切り下げを実施するなど、マクロ経済の体質改善に向けての取り組みが評価され、今回の拠出承認となったようです。マラウイは、現在鈍化した経済成長を現行の4%台から6%台に引き上げていくことが目標となっています。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年07月22日(日)08:59
先週、世界銀行、アフリカ銀行が相次いで、現在、マクロ経済の構造改革に挑んでいるマラウイのジョイス・バンダ大統領を支援するための多額の拠出を表明しています。世銀は、先週の火曜日に経済安定のために、1億5000万ドル(約120億円)の拠出を承認し、先週の金曜日に、アフリカ銀行も貧困改善のために、4000万ドル(約32億円)を拠出することを表明しています。
英国もすでに4700万ドル(約37億円)の支援計画に対して、3700万ドル(約30億円)の追加支援を決めています。
5月の通貨切り下げで、生活は厳しくなったようですが、構造改革はゆっくりと進んでいるようです。マラウイは2014年が大統領選挙になるはずなので、今年、来年と政権が安定している間にどこまで構造改革が進むかがポイントだと思います。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年07月22日(日)08:29
金曜日(7/20)の早朝に路上販売者を排除するために警察と市当局が動員され、リロングウェのオールド・タウンで、一部の路上販売者と警察との間で小競り合いがあったようです。この日は、事前に通達された排除期限であったたため、多くの店はあらかじめクローズされ、警察も配備されたために大きなトラブルには発展しなかった模様です。
7/20は、昨年、前政権下で反政府デモがあった日で20人の方が犠牲になった日でした。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年07月20日(金)00:09
中国が資源獲得のため、なりふり構わずアフリカを攻めているようです。中国で開催されたアフリカ協力フォーラム閣僚会議が19日、北京で開かれ、その冒頭で、胡錦濤国家主席が3年間で200億ドル(約1兆5700万円)を拠出することを表明しています。
中国経済は緩やかに下降していますが、今後の経済成長に向けての資源獲得が目的と見られています。格差の広がる中国国内では、このバラマキ政策に不満が根強いようです。(中国国内にお金を使えってこと。)また、アフリカは中国の新しい植民地政策ではないかと警戒感が高まっています。中国の凄いところは、官民一体となって攻めてくることです。日本も資源獲得のためにアフリカを攻めようとしているのですが、話しになっていない感じです。日本は予算難のなか、政府が大手を振っても民間はついてこないし、国民も内向きで関心もなく、知らないうちにグローバル社会の中で日本は孤立するのでは?と心配です。アフリカは、支援の受け方を考えた方が良いですね。自国に技術が残らない中国式援助は短期的に良くても長期的には産業の芽を潰してしまいます。よく言われる例えをアフリカ側から言うと、魚をもらうのではなく、魚の捕り方を教えてもらうことです。