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作成日:2012年03月14日(水)01:10
いよいよ本帰国までのカウントダウンが始まっていますが、日本から持参して良かったものベスト5です。
●第5位 ポータブルプロジェクター
仕事で使うものなので、仕事的には間違いなく1位です。効果的に講義を行うには、プロジェクターが必須なのですが、職場に常時自由に利用出来るプロジェクターがありませんでした。一昔前だとプロジェクターは3-5キロぐらいあり、重くて持ち運びが困難だったのですが、加賀電子がLEDタイプのポータブルプロジェクターを発売しました。私が購入したのは初期モデルで800g、200ルーメンですが、最新モデルは300ルーメンとなっています。この明るさはピンとこないと思いますが、一般的なプロジェクターは2800ルーメンもあり、部屋の電灯を消さなくても十分に見ることが出来る明るさです。200ルーメンだと部屋の電灯を消して暗くしないと見えません。部屋としては、20人程度が入る会議室や教室で利用する規模です。部屋を暗くすれば明るさ的には十分です。
昨年(2011)、DELLが同性能で価格も重量も加賀電子製の半分というLEDモバイルプロジェクター(M110)を発売しています。重量360gで、価格41,980円です。明るさも300ルーメンです。非常に魅力的な製品で、今後、機会があればこの製品がいいなぁと思います。
プロジェクターの付属的なものとして、レーザーポインターも日本から持参して良かったな、と思っているもののひとつです。
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作成日:2012年03月14日(水)01:03
いよいよ本帰国までのカウントダウンが始まっていますが、日本から持参して良かったものベスト5です。
●第4位 スキャナー
途上国だとコピーなどが簡単に出来ません。また、紙資料は持ち運びが不便です。日本からマラウイに赴任する際も、荷物重量削減のため、必要そうな書類は可能な限りスキャンして電子書類として持参しました。マラウイでも気になった新聞記事とか雑誌の記事とかは、ドンドンスキャンして、紙媒体は処分するようにしました。コンピュータに取り込んでおけば、パソコンさえあればどこでも見れて便利でした。今は日本だとクラウドという言葉が一般にも浸透しているように、インターネット上にデータを置いて閲覧なんでしょうけどね。
というわけで、スキャナーを持参したのですが、常時使っていて便利でした。
スキャナーについては現地で購入するというのも一つの方法です。ご存知の通り、最近の複合プリンタはスキャナー機能があります。複合プリンタは重いので日本から持参するというのは現実的ではなくマラウイで購入した方が良いと思います。私の場合、印刷を多くすると思ったので、複合プリンタではなくレーザープリンタの購入を想定していたので、スキャナーを持参しました。複合プリンタはインクジェット式のインクのため、印刷コストが高くて大量印刷には向いていません。特にマラウイはインクも輸入品なので、日本と比べると3-4倍のコストになります。
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作成日:2012年03月14日(水)00:01
いよいよ本帰国までのカウントダウンが始まっていますが、日本から持参して良かったものベスト5です。
●第3位 LEDランタン
マラウイでも中国製のLEDライトはたくさん売っているのですが、充電式で充電に時間がかかる割に充長時間利用出来なかったり、明るくなかったり、LEDはもともと指向性が強く一方向しか照射されず不便でした。
持参した「GENTOS製 LEDランタン エクスプローラー」は暖色LEDで280ルーメンと明るく広範囲に全体を照らすことが出来、停電のときに本当に便利でした。LEDランタンを3位にランクインさせたのは、本当に停電が多かったからです。
電池は単一なので、エネループを使う場合は、単三電池を単一電池のように見せるスペーサーを一緒に購入することを忘れないように。
LEDランタンやLEDライトの場合、充電タイプは避けて電池タイプを利用した方が良いと思います。マラウイで入手出来るものは中国製でバッテリーの品質も良くありません。充電残量などもわからないのでイザというときに使えません。また電池タイプであれば、電気が無くなってきたら、電池を取り替えればいいですが、充電式だと当然それが出来ません。電池タイプを入手しましょう。
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作成日:2012年03月13日(火)23:52
いよいよ本帰国までのカウントダウンが始まっていますが、日本から持参して良かったものベスト5です。
●第2位 タイマー機能付き海外対応炊飯器
マラウイでは、都市部では米がほぼ常時スーパーで入手可能です。赴任する前に米が入手可能とは聞いていましたが、これほどあるとは思いませんでした。米はタイ米に近いFayaと日本米に近いKilombeloがあります。
当初、電気炊飯器ではなく鍋を使って電気コンロで炊いていたのですが、どうしても鍋底に焦げつたりして今ひとつでした。電気炊飯器があるとうまく炊けることはもちろん、一粒の米も無駄にすることなく便利でした。
意外と重宝したのが、炊飯器のタイマー機能です。最近は早朝の停電がないのですが、以前は、1-2週間に1回程度、早朝5時半から6時頃に停電になっていました。ご飯が炊けないと、朝食のみならず、昼食用の弁当も作れなくなります。これは非常に困るので、朝5時前に炊き上がるようにタイマーをセットしていました。
キッコーマンの醤油や味噌は、辛うじてオールドタウンモール内の商店で入手出来るため、ダシだけ日本から持参すれば、お米があるので常時日本食を食べることが出来ます。
現地マラウイでも電気炊飯器は入手可能ですが、日本メーカーのものではなく、値段がそれなりに高い割に機能的には乏しいので可能であれば日本で購入した方が良いと思います。私が持参したのはタイ製造の日立のモノです。新宿のビックカメラの海外向け家電のところで買いました。値段は9千円ぐらいだったと思います。
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作成日:2012年03月13日(火)21:19
いよいよ本帰国までのカウントダウンが始まっていますが、日本から持参して良かったものベスト5です。
●第1位 iPad2
先日、新型iPad(第3世代)が発表されましたが、私のiPad2は昨年(2011)の4月に日本に一時帰国した際に入手しました。折しも震災直後で、当初3月に発売が予定されていたのですが、発売時期も遅れたので、値段は少し高かったのですが米国からの並行輸入品を購入しました。
当初、電子書籍を読む端末として検討していたのですが、電子書籍より、ちょっとした時間の合間に遊ぶゲーム機としての利用が多くなってしまいました。iPadやアンドロイドなどのタブレット端末には、短時間で気軽に楽しめる非常にたくさんのカジュアルなゲームがあります。停電やインターネットが遅くてイライラしているときに気分転換にちょうど良いです。「アングリーバード」というフィンランドの会社が開発したショット系の物理アクションパズルが、全世界でもっともヒットしていたそうです。とても良く出来ていて面白かったです。
また、電子雑誌もあり、"ビューン"というアプリを利用すると月額450円で、雑誌によっては一部だけですが、「週刊朝日」、「Area」、「フライデー」、「女性セブン」、「サンデー毎日」、「週刊ダイヤモンド」などのが雑誌が読めます。昔は海外にいると雑誌を無性に読みたくなるときがあったのですが、最近はそうしたストレスが全くなくなりました。"マガストア"というアプリだと、「ニューズウィーク」とかを購入して読むこともできます。
日本でもこれからは電子書籍に劇的に移行していくと思いますが、iPodなどの音楽プレーヤーで大量のミュージックを持ち出すことが当たり前になったように、これからは、iPadなどのタブレット端末で書籍を持ち歩くようになるのは、特に海外で生活する人には常識になるでしょう。
iPadを持ってくるときに忘れずに検討したいのは、無線LAN(Wifi)経由でのインターネット接続方法です。ゲームなどのアプリは、パソコンからiTuneでダウンロードして転送することができますが、電子書籍などは、iPad上で無線インターネットでダウンロードしなければなりません。どんな方法で行うかというと、長くなるのでキーワードだけ書いて置きますが、Windows7のパソコンでは、Soft-APという機能があり、無線LANアダプタが対応していれば、無線LANのアクセスポイントになることが出来ます。この機能とインターネット回線共有機能(ICS)を併用することにより、インターネット回線を共用することが出来ます。我が家でもUSB通信機器でインターネット接続しているPCのインターネット回線を共用するときに使っています。この機能がうまく使えるとお気軽に自宅内に無線LAN環境が出来ます。意外と知られていないWindows7の便利な機能です。
また、日本国内でもニーズが高いモバイルWifiルーターというのもあり、これを利用して無線APを作り出すことが出来ます。海外で利用する場合、注意しないといけないのが、このルータ用の電源です。USBケーブルから給電しているタイプは問題ありませんが、電源アダプタを利用するものの場合、電源アダプタがコスト削減のために100V専用で日本国内のみの仕様になっていることがよくあります。100V専用だと変圧器を通す必要があり不便なので注意して下さい。
あと iPadにはiPad用USBケーブルやiPad用10W電源アダプタなどが付属していますが、マラウイでは故障した場合には入手が困難なので、予備を持参すると安心です。
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作成日:2012年03月13日(火)20:17
マラウイ人のサイエンス・ブロガーということで紹介されている記事を見つけたので参考まで。現在、オーストラリア在住で、西オーストラリア大学の博士過程で科学と文化の研究を行なっているとのこと。たしかにマラウイ人としては珍しい女性ブロガーですね。本人がインタビューに応えてアフリカの人々に向けて科学に関するブログを発信している唯一のマラウイ人だと言っていますが、そうかもしれません。自力で風力発電を作った「風をつかんだ少年」の本の著者であるウィリアム・カマンバ氏と共にマラウイの革新を目指す大使に任命されているとのことです。
ブログ自身はちょっと時間がないので読んでいませんが、面白そうです。
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作成日:2012年03月13日(火)04:03
3/8付の大統領官邸からの市民団体とメディアが大統領を侮辱し反政府行動により無政府状態にしようとしているという強い警告のプレスリリースに対し、本日(3/12)、市民団体は連名で、言論の自由の保証は民主主義国家として不可侵のものであり、尊重するよう、強く抗議のプレスリリースを発しています。
3/8付の政府からのプレスリリースは、直接的には、3/14に予定されている宗教系市民団体の社会問題委員会(PAC)の会合を牽制する目的だったようです。実際、この会合は当初Sunbird Mount Soche ホテルで予定されていましたが、先週の金曜日に政府側によって阻止され、リンベカトリック大聖堂で実施される模様です。この会合では、政治・経済問題が議論されるようですが、政府筋はこの会合の主な協議事項が現政権の是非を問う国民投票の呼びかけであると見ているようです。(なので、政府側は政府転覆を狙っていると強く警戒している。)今思うと、こうした情報が大統領筋まで3/5の段階ですでに届いていたようで、大統領が3/5の演説で外国ドナーと市民団体に対して強く牽制し非難していたのではないかと思われます。3/14にデモが実施されるという憶測があったことも理解出来ます。
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作成日:2012年03月11日(日)16:42
マラウイのお金と日本のお金の比較です。マラウイにいる間に一度記事にしておきたかったので。紙幣ですが、クワチャ、円、ドルの順番に並べてあります。クワチャ紙幣は、日本の紙幣に比べると、こうやって比較すると一回り大きいだけですが、財布に入れると、500クワチャ札で一杯になるので、お札入れから溢れるような感じになります。
コインもデカイです。写真だと大きいのがわかると思いますが、大きいだけでなく厚いので、ズシリと重いです。写真の下がマラウイのコインで、左から1, 5, 10クワチャコインです。重くてかさばるのでマラウイ人もコインは嫌がります。新しい通貨は、ドルや南アフリカのランドのようだと小さくて良いと思います。私は本物を見る機会はなさそうですがどうなるでしょうか・・・ 今年後半から流通が始まる模様です。
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作成日:2012年03月11日(日)15:28
あの東日本大震災から1年が過ぎました。NHKワールドプレミアムでは、契約していない人も視聴出来るようにスクランブル無しで震災から1年のNHK総合の特集番組をライブで放送しています。政府主催の追悼式の黙祷に合わせて、マラウイ時間で07:46になりますが、1分間の黙祷をしました。犠牲になった方に深く哀悼の意を表し、被災された方、遺族の方に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
ちょうど1年前、震災の一報を知ったのは、職場に出勤直後の所属事務所からのSMSでした。マラウイと日本は時差が+7時間あるため朝7時46分のことでした。慌ててインターネットでニュースをチェックし、被害の甚大さに唖然としながら、慌てて日本の家族に安否確認をとりました。まさか12,000キロも離れたマラウイから日本へ安否確認をすることになるとは思いませんでした。日本国内の電話網は麻痺状態でしたが、海外からの回線は別回線であるため、何度かトライすると連絡がとれ安堵しました。マラウイから日本への国際電話は、TNMよりAirtelの方がうまく繋がることが多いです。1年前もTNMが全く繋がらず、Airtelで繋がりました。震災当時、NHKワールドでは震災直後から津波の甚大な被害、その後の原発事故の様子を生中継で連日報じ、その報道を遠く離れたこのマラウイから見ていました。
1年経った被災地の様子をNHKワールドの放送を通じて見ていますが、復興への道のりは非常に厳しいと感じます。私たちは、この震災の教訓を風化させず生かしていかなければならないと強く思います。
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作成日:2012年03月11日(日)04:39
昨日というか一昨日(3/8付)、大統領官邸報道官よりプレスリリースが出ており、市民団体とメディアに対して、大統領を侮辱するような発言を止めるように強く警告を発しています。一方、米国は、昨日の金曜日に先週の日曜日の西側ドナーに対する非難の発言を受けてだと思いますが、市民団体の権利を重んじ言論の自由を認めるようにマラウイ大統領に求めています。
一連の政府の動きは、昨年の7月の19人の死者が出た全国規模のデモの際に提出された20項目の請願書の最終期限の3/28が近づき、その後の抗議活動が行われると見られることから、政府側が反政府勢力に対して強く牽制する狙いではないかと見られてます。クワチャ切り下げ圧力が強まっていますが、切り下げを実施すると少なくとも一時的な物価の高騰は避けられず、国民の反発が加速化することから政府側が踏み切ることが出来ないのだと思います。ドナー側も、統治や人権などの問題で支援を凍結しているだけでなく、現在実施中のプロジェクトも外貨問題、燃料不足問題で凍結せざるを得なくなっているようで、全体的に動きがじわじわと凍結されつつあるように見えており、良くない状況です。