- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月10日(土)13:48
現在マラウイの市場に流通している紙幣は、20, 50, 100, 200, 500MK(250円)で、コインは、1, 5, 10MKとなっています。昨日の金曜日、マラウイ準備銀行総裁は、1,000MK紙幣(500円)を今年の後半には導入する見通し(6ヶ月以内に)であることを明らかにしています。それと同時に新紙幣と新コインを導入する予定のようで、マラウイのお金を使う人ほぼ全員が不便と思っている紙幣の大きさとコインの重さを小さく、軽くする方向のようです。紙幣は偽札防止のための新しい技術を使い、印刷コストを半分にする予定とのことで、コインは平均約60%軽くするとしています。新紙幣のデザインについては明らかにされていません。現在の全紙幣には、マラウイで最初に独立運動していた人として英雄視されているジョン・チレンブウェ氏の肖像が使われています。現在、流通している紙幣の85%は500MK紙幣とのことです。
世銀、IMFからドルに対して40%の切り下げ要求がなされていると見られる中での1,000MK紙幣導入の発表のため、近日中にクワチャの切り下げが実施されるのではという憶測が流れているようです。ただ、最近は物価の高騰で、財布の中に10,000MK以上入れておかないと買い物とかをすると厳しいのですが、そうすると財布が500MK紙幣だと20枚になりパンパンです。インターネットのバウチャーの購入をするときなどは、GlobeやMTLの場合は、5万クワチャぐらい用意していたのですが、札束になり、財布に入りきらず不便でした。航空券や家賃などを現金で払うとエライことになっていました。ただ、1,000MK紙幣だと500円なので、少しは不便さが軽減される程度だと思います。
写真は、航空券代金をクワチャで旅行会社に支払ったときのものです。このときは、合計で32万クワチャ(500紙幣が640枚)を支払いました。日本円で約20万円ぐらいだったのですが、分厚い札束を銀行でもらうと目立つので緊張しました。旅行会社は、さすが常に大金を扱っているので、紙幣枚数をカウントする機械がありました。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月08日(木)16:16
リロングウェの南西郊外(リロングウェ橋から南西に2-3キロのあたり)の住宅地域 Kawale, Chilinde 1, Chilinde 2, Area 23 そしてArea2で水不足が深刻化しているようです。メディアの報道によると、1/26以降に、豪雨によりArea 36の水道管が濁流に流されてしまったためのようです。この地域の住民は、リロングウェ川の支流などから川の水を運んで使っているようです。汚染された水のため、感染症などの発生が懸念されます。
職場は、この地域に隣接する場所にありますが、先週初めて職場で断水を経験しました。2/29, 3/1と2日間続いたのでどうしたのかなと思っていました。職場のすぐ近くには重力式の水道塔があるため水圧は常に高く、断水はしないと思っていたので、正直、トイレとかが困りました。職場に給水車も初めて来ました。たしか2/29は自宅も午後から水圧が下がり夜間に断水していたように記憶しています。電力供給不安定や燃料不足、そして、1月末にはポンプ故障による断水もありました。雨季で水は十分にあるはずなのに油断出来ません。
ちなみに上記の水不足が深刻化している地域ですが、低所得者層が多く住む地域で治安が良くなく暴動が発生すると大体この地域で問題が発生します。昨年の7月のデモのときもこの地域で略奪や放火などが行われています。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月08日(木)15:54
世銀代表団がマラウイに来訪しているようで、昨日、財務省関係者と会合を開いています。世銀はマラウイの経済の建て直しのために5億ドル(約40億円)の緊急援助を申し出ているようです。
世銀は、IMFとともに、約40%のクワチャの切り下げを要求しているようです。現在公定レートは1ドルが165MKぐらいですので、230MKぐらいまで切り下げる必要があると見ているようです。この数字は、昨年末あたりから言われている数字です。現在、ブラックマーケットでは、250-300MKで取引されている模様です。マラウイはアンバランスを解消するために体質改善をしなければならないのですが、医者の言うことを聞かない患者のようになっています。クワチャの切り下げが緊急援助の拠出条件となりそうです。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月07日(水)19:53
先日も書いたように燃料は先月一時的に改善され緩解状態になっていたのですが、またジワジワと悪化というか元の状態に戻りつつあるようです。昨日、ミニバスでバスターミナルからシティセンターに所用で行きましたが、往復とも150MKでした。バスターミナルからシティセンターまで行きは150MK、帰りは100MKということが多く、先月あたりは、結構バスターミナルからの往路でも100MKでした。シティセンターからショップライト前までの復路で150MKとられたのは初めてだと思います。乗客もざわついていました。空いているときに高いのは理解するのですが、往復とも超満員でミニバスに4人がけで車掌は中腰で立った状態でした。たぶん運転手を含め20人乗っていたと思います。今日は、朝出勤時にいつも通り、バスターミナルから職場までミニバスに乗車しようと思ったら、通常50MKの区間ですが、100MKを要求していました。後から来たもう1台が50MKだ、と言ってやってきたのですが、すでに満員だったので、諦めて職場まで歩くことにしました。行きの出勤時間帯(06:30-08:00ぐらい)に100MKを要求していたのは初めてです。おそらく、ここまで高値を要求するのは、闇マーケットで倍近い高い燃油を買っているためではないかと思います。
昨年の暮れからの品不足も解消されていません。最近は、ショップライトもSPARも生鮮食料品の在庫がほとんどありません。ほとんど在庫切れになったことがない玉ねぎとかもSPARはすでに数週間以上在庫切れです。比較的入荷されているのは、リロングウェ近郊で収穫されていると思われる野菜ぐらいで、ピーマン、キャベツ、じゃがいもぐらいでしょうか?
ちょっと負のスパイラルに入っているようで、燃料不足、コスト高で輸入もうまくされず品不足なのは事実ですが、仮にモノが入荷されても物価の高騰で一般のマラウイ人には手が出せなくなりつつあります。買わないのなら、入荷しないということになります・・・ SPARにたくさんあったパンも小麦粉の高騰でなくなってしまい、食パンなどがわずかにあるだけです。
さらに今月に入り、世銀、IMFなどがクワチャの切り下げ要求を強めています。政府が経済対策を講じないと破綻しそうです。一方で、司法ストは1月ずっと継続しているようですし、一部の教員も給与アップを求めてストをしており、今後ゼネストに発展する可能性も否定出来ません。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月06日(火)13:14
現在、マラウイ国内最大級の1万7500平方メートルの大型ショッピングセンターがクロスロードのところからムチンジ方面に向かって左手(西)に折れて少し進んだ右手に建設中です。総コストは4,500万ドル(約36億円)とのことです。テナントの募集を今年の6月から開始し、来年(2013年)の3月にオープンする予定とのことです。空調の利いたショッピングモール、フードコート、3つの映画館などが予定されているようです。
最初、SPARやGAMEストアなどが入っているリロングウェシティモールのことが書かれているのかな、と思ったのですが、リロングウェ郊外に建設中の大型ショッピングセンターのことでした。リロングウェシティモール、クロスロードショッピングコンプレックスとすでにありますが、どこも非常に閑散としていて商売的に大丈夫なの?という感じのところに、さらに新しい大型ショッピングモールです。どうなんでしょう?
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月06日(火)02:47
マラウイのムタリカ大統領は、昨日の日曜日に地元のチョロの道路開通式典に出席し、その席上で、政府を倒そうとしているとして、外国ドナーと市民団体に対して「戦争」であるとし、「地獄に落ちろ」と言って強く非難をしたようです。これに対し国連事務総長は、マラウイの現状を憂慮し、南部アフリカ共同体の議長国であるアンゴラに対して事態を確認するように求めた模様です。海外メディアも取り上げています。
これは、実は昨年の7月の全国規模の反政府デモのときと似ている状況です。市民団体側が3/14にデモを計画しているという憶測が流れていたようですが、現時点で具体的なデモ計画は立案していないと表明しています。昨年の7月20日の20項目の請願書に対しての最終期限を3月28日に設定していることから、その後の抗議行動に対して強く牽制したものと見られます。与党の若手に対して、市民団体の抗議行動に対して対抗するように示唆しています。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2012年03月05日(月)18:43
先週の金曜日からリロングウェのエリア3でインターネットが利用出来なくなっていたのですが、ようやく復活しました。左の状態が3.5G回線のHSDPA方式で接続されている、あるべき姿です。電波が十分に届いています。今日は振替休日なので、明日までダメだと思ったんですが、ダウンに気づいたようです。また復旧に時間がかかるようなダウンでなくて良かったです。昨日、私のAirtelMax(10GB)は30日間の有効期間切れになったので、先ほどチャージして利用始めました。12,000MK(6,000円)が無駄にならなくて良かったです。
- 詳細
-
カテゴリ: 最新
-
作成日:2012年03月05日(月)04:28
今日、何気にマラウイのインターネットサービスプロバイダの一つであるGlobeのウェブサイトを見ていたら、値段は据え置きですがデータ転送量が倍になり、実質、50%値下げしていました。いつからとは書いていないのですが、ウェブの更新日時を調べてみると2/1なので、2/1からではないかと思います。
私、1月中旬に19,851.60MKの料金プランのバウチャーを購入しているんですよね。つまり、旧価格なので、6GBです。言ってくれれば、ちょっと待ったのになんだかなぁ・・・と思います。マラウイでは顧客満足度なんて言葉は辞書にないです。。。むしろ、常連客というかお得意さんほど損する仕組みです。新料金プランだと、1MBあたりのコストは以下のようになります。
- 2.5GB(30日)- 2.6MK
- 7.5GB(90日)- 1.6MK
- 12GB(90日) - 1.6MK
- 25GB(90日) - 1.5MK
- 36GB(90日) ? 1.3MK
AirtelMaxの12,000MK 10GBの1.2MK/MBには、わずかに及ばないものの、TNM Mtolo6000が 6000MKで3GBで1.95MK/MBなので、コストパフォーマンス的には、Airtelと同等レベルです。ただ、問題は、Globeは通信が安定していないことです。ブチブチ通信が切れるので、一番ストレスになります。まぁ、とにかくどのインターネットプロバイダもイマイチで困ったものです。以前は、それでもMTLが遅いながらも安定して通信出来ていたのですが、12月初旬ぐらいから調子が悪くなりました。Globeはずっーと不安定ですね。Airtelも褒めようと思ったら金曜日からダウンして連休中に全く使えず最悪です。TNMが最近調子が良いので、これをメインに使おうとプリペイドカードを買いに行ったのですが、日曜日なので売ってないし。ホントに困ったものです。まぁ、あとちょっとで本帰国すれば、日本では100MBの光回線で快適にインターネットが出来るようになるので、我慢します。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2012年03月04日(日)16:16
本帰国が近いので、先月初めからメインのインターネット回線の一つをMTLからAirtelに切り替えました。ちょうど1ヶ月になるので使い勝手を評価しようと思ったのですが、金曜日から自宅(Area3)では全く使えなくなってしまいました。腹立たしい限りです。「自宅では」と書いたのは、金曜日に自宅では使えなかったものの職場(Falls Estate)では使えてました。また、自宅でも金曜日以降、非常に微弱な3G回線の電波が入ることがあり、この電波が拾えると瞬間的にインターネット接続出来ます。なので、おそらく、自宅周辺の基地局(電波塔)がダウンしているのでは思っています。マラウイは、今週末は、土曜日が休日で月曜日がその振替休日で3連休になります。なので、早くても火曜日にならないと復旧しないのでは思ってます。ただ、金曜日から調子が悪いのに復旧しないということは長期化するのでは、とちょっと心配です。実は、先週の月曜日に12,000MK(6,000円)分のプリペイドカードをすでに購入済みなので使うしかないんですが。まぁ、あと1週間は職場に行くので職場で使えてくれれば助かるのですが・・・
この直近のトラブルが発生するまでは、通信は比較的安定していて、以前にも書いたように、早朝などは1Mbps以上のブロードバンド速度が出たりしたこともありました。12,000MKで10GBまで利用出来るAirtelMaxだとデータ従量制ではあるものの実質無制限な感じで、データ量を気にしなくてすみ便利でした。実際の転送量を見てみると結構ダウンロードとかしていましたが、7GBでした。AirtelPlusは、5GBで10,000MKなので、AirtelMaxの料金プランを選択して正解だった感じです。本当にマラウイでは、どのインターネットプロバイダもそうですが、突然サービスが利用出来なくなるので頭が痛いです。日本では考えられないことです。何度も書いていますが、マラウイでは、電波状況を確認して複数のインターネットアクセス手段を準備しておいた方が良いと思います。通信機器も私が2年前に赴任したときは非常に高かったですが、今はTNMが6,500MK(3,250円)、Airtelが7,200MK(3,600円)、MTLが5,000MK(2,500円)と当時から比べると非常に安くなっています。
現在、Globe回線を使っていますが、実はこの回線も不調です。今はTNMが一番安定しています。
?
ここからは、メモ的な感じで、どういう感じでAirtelで接続が出来ていないか書いておきます。ちなみに私が使っているのは、Airtelの前のブランド名であるZainのUSB通信機器(ドングル)と付属ソフトウェアですので、現在販売されているAirtelの通信機器は状態の表示が異なるかも知れません。
通信ソフトウェアは、ベストな通信方式を自動的に選択するようになっています。通信ソフトウェアの左下に現在選択されている通信方式が表示され、通信機器はLEDの色(ブルーかグリーン)でどの通信方式が選択されているかがわかります。
3.5G回線といわれるHSDPA通信方式が利用できるときは、「WCDMA AirtelMW」と最初に表示され、その後、接続出来ると「HSDPA」と表示され、通信機器のLEDがブルーになります。これがベストな状態です。絶好調のときは1-3Mbpsぐらいで、通常でも256Kbpsぐらいで通信出来ます。
これがダメな場合は、「EDGE」が表示され、接続出来ると、通信機器のLEDがグリーンになります。これだとHSDPA方式の通信より劣りますが、128Kbpsぐらいで通信出来ます。理論上の最大速度は384Kbpsなので、これ以上速い通信は出来ません。
現在の状況はどうなっているかというと、「GSM AirtelMW」と表示されています。「EDGE」はGSM通信方式の中のデータ通信方式なので、おそらく「EDGE」も利用出来ないので、通常の携帯電話網である「GSM AirtelMW」が表示されているのではと思います。LEDはグリーンです。この状態だと、仮に認証が通って接続出来たとしても実際のインターネット通信は出来ません。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2012年03月02日(金)22:44
3月に入り、雨季の終わりに近づき雨が降らなくなったなぁと思ったら、午後3時過ぎから強いスコールです。30分以上振り続いています。この雨が弱くならないと帰宅出来ないです・・・