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作成日:2012年03月17日(土)13:58
2年間で2,400キロ、これは私が歩いた距離です。通常、自宅からバスターミナルまで2キロあるので、少なくとも片道2キロ、往復4キロは日々歩きました。また、毎週土曜日は市内の南ア系スーパーのショップライトやSPARに買い出しに行きましたが片道1.2キロあるので、少なくとも2.4キロ歩くことになります。私は約2年間、1度も職場を休むことなく計画休暇を取得したとき以外は通い続けたので、歩いた距離を計算すると2年間で少なくとも2,400キロは歩いているようです。2,400キロという距離は、およそ日本列島の九州の端から北海道の端まで歩いた計算になります。あらためてよく歩いたなぁと思います。
これだけの距離を歩いたので、靴もボロボロです。特に靴底です。ギリギリ持ちこたえました。以下が靴底の写真です。この靴は昨年一時帰国した際に買い換えているので、実は、1年弱しか履いていないのですが、磨り減って溝がなくなり、一部は、内部のクッション用ゴムが露出してしまっています。ただ辛うじて、靴の内部には雨が降っても水は入ってきていません。
上の靴では公式の場などに行けないので、同じ靴をもう1足持参してきています。これがあるべき靴底の姿です。こっちの靴を履くとゴムがクッションであるのを実感します。マラウイだと足元を見ると金持ちかどうかすぐにわかります。金持ちの人は、これだけ燃料不足であってもやっぱり車で移動するので、靴はいつもピカピカです。一方、歩く人は舗装された車道を歩くときに足をドンドンと地面に叩きつける動作をよくします。最初何をしているのかなと思っていたのですが、これは、靴の砂埃を落としているんですね。私もそのうち時々するようになりました。靴が砂埃で本当に真っ白になるので・・・
実は、昨日サングラスもいよいよ疲れ果ててサングラスの柄の部分が突然折れてしまいました。このサングラスは3代目だったかな? 昨年の7月に休暇でタイに行ったときに購入したものです。実は、その直前にも柄が折れたので、マラウイで買ったのですが、2,000MK(1200円)ぐらいしたのに2週間で新しく購入したばかりのも折れました。サングラスって、どこの国でもたくさんありそうですが、マラウイには意外と売っていなくて路上販売者や露店、あるいは中東系などの商店で服などと一緒にわずかしか売っていません。中国系ショップにあるかなと思ったのですが、女性モノはあるのですが男性モノがなかったりします。なので、日本から持参した方が良いモノの一つです。私の場合、日差しが強いのを避けるだけでなく、コンタクトレンズをしているので、埃を避けるためにサングラスは必須アイテムとなっています。マラウイは首都であってもものすごい砂埃です。
(おまけ)
活動量計って知っていますか?万歩計はご存じだと思いますがこれが進化したものです。私が持っているオムロン製のはわずか25グラムです。昔の万歩計はベルトなどに装着しないといけないのでちょっと面倒ですが、この活動量計はポケットやバック、リュックなどに入れておくだけで、振動を解析して歩数をカウント、歩幅を登録しておくことで歩行距離、歩行時間、消費カロリーなどが自動計算される優れモノです。歩幅が正しく登録されているとかなり正確に歩行距離を測定することが出来ます。値段は4,000円ぐらいです。日本から持参するとちょっと面白いグッズです。
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作成日:2012年03月17日(土)03:03
今週の水曜日と木曜日にリンベカトリック大聖堂で、宗教系市民団体である社会問題委員会(PAC)による会合が実施され、市民団体らが参加し、昨日、60日以内の大統領の辞職あるいは90日以内の国民に政権の是非を問う国民投票を呼びかける声明を発表しています。政府側は、反政府活動が強まることを警戒し、水曜日から会合が実施されたブランタイヤだけでなく首都リロングウェなどでも警察が警備を強化し、市内の要所に迷彩服を着用した機動隊を配備し警戒を強めています。昨日会合が終わったので警戒態勢を解くと思ったのですが、警戒態勢を依然として維持しています。
ただ機動隊は警棒だけ所持しており、催涙銃やゴム弾などは所持していません。今日、お昼頃にショップライトとSPARに立ち寄りましたが、ショップライトやSPAR周辺や要人の住宅があるエリア3ではかなりの数の機動隊が巡回をしていました。
市民団体側が、この声明発表後にすぐに抗議活動を行うとは思えないのですが、政府筋が先手を打って市民団体側に強行手段を仕掛ける可能性があり予断が出来ない状況です。
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作成日:2012年03月16日(金)05:36
ブランタイヤのリンベ・カトリック大聖堂で行われた宗教系の市民団体である社会問題委員会(PAC)の会合に出席していた市民団体らは、大統領に対して60日以内の辞職を要求したようです。大統領が60日以内に辞職しないのであれば、大統領は、90日以内に国民投票を呼びかけるべきであるとし、それもダメな場合は、全国規模のデモを実施するとしています。海外メディアも、このニュースを取り上げています。
今日もリロングウェ市内の要所には武装警察(機動隊)を配備していました。社会市民団体の声明の内容から判断すると、90日後というのは時期的に次のアフリカ連合首脳会議の開催がリロングウェで6/23-30の日程で予定されていますので、この会合前に全国規模のデモの実施を意図しているように見えます。今までの言動から考えると大統領が辞職したり国民投票に応じるとは考えにくく衝突する可能性が高まっている気がします。要するに、現在の経済危機に直面している中、2014年の大統領選挙まで待つ余裕はなく、国民に政権の是非を問え、と要求しているようです。仮に次回、抗議活動を行う場合、デモ行進や座り込みではなくゼネストに発展し、経済活動が麻痺する可能性が高い気がします。ただ、市民団体側は昨年9月にやはり3日間のゼネスト(自宅待機)を呼びかけましたが、このときは周知されず完全に失敗していますので、先行きは不透明です。
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作成日:2012年03月15日(木)22:47
先週の火曜日(3/6)にマラウイの南ア系のスタンダードバンクから日本のみずほ銀行の円建ての普通口座に送金を依頼しました。そのとき、スタンダードバンクの担当者からは、金曜日に確認に来い、と言われました。つまり、順調に送金されると依頼日を含めず営業日ベースで通常は2-3日程度で送金が完了するということだと思うのですが、結局、入金が確認されたのは、昨日の水曜日(3/14)でした。依頼日を含めずに営業日ベースで6日もかかっています。日本への本帰国までカウントダウンが始まっており、海外口座からの送金は初めてで不慣れ、さらに金額も1万ドル以上だったので、どうなるかとヒヤヒヤものでした。
以下、たぶんインターネットとかで調べてもほとんど情報がないと思うので、参考までに書いておきます。なお、海外送金は諸事情で状況は変わると思いますので、あくまで参考としていただき、自己責任でお願いします。
● そもそもなぜ送金しないといけなかったのか?
マラウイでは生活費などはスタンダードバンクのドル建て口座に送金してもらっていました。以前、ラオスで仕事をしていたときも、ラオスのドル建て口座に生活費を送金してもらっていましたが、本帰国のときは、全てドルの現金で引き出して日本に持ち帰りました。しかし、マラウイはご存知の通り、外貨不足が深刻でありドルの持ち出しについては厳しく制限されています。ドル建て口座からのドル現金の引き出しも難しく、さらに、多額のドル持ち出しは運が悪いと空港で拘束されてしまいます。
というわけで、送金をすることになるわけです。もっとも私自身は、外貨不足の昨今、昨年の10月からやばいと思っていたので、日本からのドル送金を止めたかったのですが、所属する事務所は出来ないとのことでした。もう少し柔軟に対応してほしいなと思っています。
● 送金に必要だったもの
送金で必要だったものは、
- 送金依頼のレター(自分で作成、フリーフォーマット、署名を忘れずに)
- マラウイ税務局の免税証明書(関税通知書)(所属事務所で用意されたもの。)
- IDカード(あるいはパスポート)
です。免税証明書は、所属先とマラウイ当局との取り決めによるものなので、身分によって異なると思います。IDカードによる本人確認は必須のはずですが、実は、今回も確認されませんでした。
● 送金依頼書(APPLICATION FOR REMITTANCE)に必要な項目
自分で作成するしかないので、インターネットで日本の銀行のウェブサイトなどを参考にして振込に必要な項目を確認します。
- Amount of Remittance: 送金額(USD)
- Amount in words: 送金額の文字表記
- Account with BANK/BRANCH: 送金元銀行名、支店名
- Applicant's Name: 送金人口座名義
- Applicant's Account Number (USD): 送金人口座番号
- ACCOUNT WITH BANK: 受取人取引銀行名
- SWIFT CODE: 受取人銀行スイフトコード
- ACCOUNT WITH BRANCH: 受取人取引銀行名
- ACCOUNT WITH BRANCH NO: 受取人銀行支店コード
- BENEFICIARY'S ACCOUNT NUMBER: 受取人銀行口座番号
- BENEFICIARY'S NAME: 受取人名義
- (ACCOUNT WITH BRANCH ADDRESS:受取人銀行支店住所)
レターはもちろん全て英語です。最後の銀行支店住所は不要かなと思ったのですが、念のために書いておきました。スイフトコードが聞き慣れないと思いますが、海外から日本の金融機関へ国際送金する場合の金融機関識別コードです。識別コードは、銀行のウェブサイトなどに書かれています。例えば、みずほ銀行の場合はMHBKJPJTです。レターは極力手書きでなくワープロで作成しましょう。数字やアルファベットが誤判読されると入金手続きが中断されてしまいます。
なお、マラウイからドル送金し、日本の円建て口座(いわゆる普通口座)に送金できます。(ただしネット銀行など一部の銀行では出来ないかも。確認して下さい。)ネットバンキングに日本で事前に申し込んでおけば、海外からでも最終的に口座に入金されたかどうか照会出来ます。余談ですが、海外に出かける人はネットバンキングは必須だと思います。
● 送金から受け取りまでにかかる日数
同じ頃に日本に送金した人が複数いたのですが、本当にマチマチです。翌日に日本の銀行に着金した人もいれば、私のように依頼日を含めずに営業日ベースで6日間かかったりしています。
● 日本の口座への入金手続き時の留意点★
通常、海外から日本の口座に着金があった場合、銀行から受取人に対して、外為法などに基づいて本人確認と入金内容の確認の連絡が登録されている連絡先にあります。この確認が済まないと着金していても自分の口座に入金手続きをしてもらえないので要注意です。
以前まだマラウイ在住中に、海外からの送金を受け取ったことがあり、このときはたまたま家族が日本にいて連絡を受けたのですが、本人でないとダメだということで、マラウイまで銀行の担当者からお電話をいただいたことがあります。
今回は、日本に家族が不在のため、スタンダードバンクから送金後に、こちらから日本のみずほ銀行の支店の外為担当者に連絡し、入金内容(送金内容)を伝え、着金次第、入金手続きをしてもらうようにお願いしました。
その後、インターネットバンキングで口座残高をチェックし入金を待っていました。
● 手数料について
手数料は、マラウイ側の銀行(送金人銀行)と日本側の銀行(受取人銀行)と双方に発生します。自分から自分への送金のため手数料負担の指示は特にしていません。なので、送金金額の中から差し引かれたようです。明細とかないのでよくわからないのですが、次のようになっていると思われます。
(スタンダードバンク側の手数料)
スタンダードバンク側の手数料は、送金手続手数料が5,000MKと送金金額の1%が手数料となるようです。ただ、最低手数料が865MKで、最大で7,000MKのようです。7000MKというのは、送金額が約4,242ドル以上だと7,000MKということになると思います。したがって、例えば、10,000ドルを送金すると、合計で12,000MK(約73ドル,約6,000円)の送金手数料となると思います。この金額を差し引いて送金されているようです。
(みずほ銀行側の手数料)
銀行によって手数料が異なります。みずほ銀行の場合、手数料は2,500円です。このほか為替手数料がかかりますが、レートの中に織り込み済みなのでピンとこないかも知れません。手数料は1ドルあたり1円です。なので、10,000ドルを送金した場合、10,000円かかることになります。つまり日本側で、この場合、12,500円かかります。
ということで、仮に10,000ドル送金した場合は、合計で18,500円の手数料がかかることになります。かなり高いですね。なので、本当は送金したくないんですが、マラウイからの場合は選択肢がありません。18,500円の手数料ですが、10,000円はレートに手数料が織り込み済みなので、見かけ上は8,500円差し引かれた感じに見えます。
● その他
送金依頼書は、コピーを一部作っておきましょう。窓口にオリジナルを提出した際に、コピーも渡すと受領印を押して返してくれます。あとで、問い合わせを行うときに依頼した証拠になりますし、照会もスムーズに出来ます。
少しでも参考になれば幸いです。
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作成日:2012年03月15日(木)14:33
世界最大のヤスデだそうで、体長20?30センチになります。雨季になるとよく見かけるようになります。夜、雨が降って朝になってお天気が良いと、よく道を横切っています。苦手な人もいるので小さな写真にしようかなと思ったのですが、まぁアフリカで生活しようとする人は日常的にいる生き物なので、写真でダメなら生活は無理だと思うので、あえて小さくしませんでした。写真のヤスデも20センチ以上あります。
今年はほとんど出没しませんでしたが、家の中に出没したタランチュラの方は脅威でした。自宅周辺では見かけていませんが、ヘビ、サソリなども日常的にいる生き物なので要注意です。途上国で生活すると無意識に靴をトントンとして中に変な生き物がいないのを確認してから履くようになります。
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作成日:2012年03月15日(木)04:31
今日、予定通りブランタイヤのリンベカトリック大聖堂で老舗の市民団体の社会問題委員会(PAC)の会合が行われたようです。これに伴い、政府側は大規模なデモ活動への発展を警戒して、南部商業都市のブランタイヤや首都リロングウェで機動隊を配備し厳戒体制をとっていたようです。
その後特にメディアが大きく報じていないので、今日の会合は問題なく終わったのではないかと思われます。会合は3/14-15なので明日までです。今日、自宅周辺(エリア3)で数十人の機動隊の人を見かけてちょっとびっくりしたのですが、待機していたのではないかと思います。
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作成日:2012年03月15日(木)01:35
2/25に英国のガーディアン紙が2/23付でマドンナの学校建設に対してマラウイ当局が不快感を示したことを記事にしましたが、今日、ロイターが同様の内容を配信し、日本の朝日新聞などのメデイアも取り上げています。
(追記)
うーん、いろいろあると思うけど、少なくともマドンナはすでに億単位にお金が飛んでいるはずなんですよね。テックインサイトの記事を読むと2010年12月にリロングウェ郊外の女学校建設をマンド側が一方的に放棄して謝罪すべきと書いているけど、今までの報道を見るかぎり、学校用の用地買収がうまくいかなかったりしているのは、政府側がきちんとイニシアチブをとっていなかったからだと思います、政府側のこうした怠慢的な姿勢は西側ドナーに対してのものと同様な気がします。
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作成日:2012年03月14日(水)13:51
先月の初め、バスターミナル周辺の暴動でバタバタしていて掲載出来なかったのですが、集合住宅にいる野良猫フォンちゃんの初めての木登りの様子です。
フォンちゃん、我が家の前でまったりしていたのですが、突然、キリッとして家の前にある木をじっと見つめはじめました。
次の瞬間、木に駆け寄ります。最初、爪でも研ぐのかなぁと思って見ていたのですが・・・
そのまま一気に駆け登ります。
登り切ると満足そうに周囲を見渡しています。
上でゆっくりするのかな、と思ったら満足したようで、すぐに降りてきて自慢気にこっちを見ました。
フォンちゃんとのお別れがもっとも残念です。この木登りを境にヤンママだったフォンちゃん、すっかり大人びてきました。ちなみに「フォン」はタイ語で「雨」という意味です。雨季に出会ったのでこの名前になりました。
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作成日:2012年03月14日(水)04:56
現地で購入してよかったものベスト3です。
● 第1位 電圧保護スイッチ
これだけはホントに現地で購入して良かったと思います。職場は電圧はほとんど問題ないのですが、自宅は電圧の乱高下が非常に多く、1日に何度もなります。定時頃になることが多いので、電力平均負荷分散による計画停電で何らかの切り替えが発生したときになっているように見えます。赴任して4ヶ月目にGlobe回線のインターネットモデムのACアダプタが故障した際に買うことにしました。マラウイでは、パソコンの電源アダプタの故障の事例が非常に多いです。停電復帰時とかに故障していることから、復帰時に瞬間的に高電圧がかかり、電源アダプタが故障しているのでは?と推測しています。もともとマラウイは、電圧が240Vと高いので、故障しやすいのではと思います。
マラウイで購入出来るのは、英国メーカーの電圧保護スイッチです。リロングウェだとショップライト横の電気屋(Lords)やゲーム(入って一番奥の棚)にあります。値段はかなり高くなっているのですが、10,000MK(5,000円)前後だと思います。
これは、ステビライザーとは違って電圧は調整せずに、電圧が265V以上、185V以下、サージ電流が流れると電気を一定時間遮断する仕組みになっています。それほど大きくなく軽いので便利だと思います。もし、また途上国で仕事をする機会があったらほしいなぁと思っています。パソコンとかはこの電圧保護スイッチを通さずに使うのは正直怖いです。
?http://www.sollatek.com/product-list/voltshield/
?
● 第2位 虫取り電気ラケット
微弱な電気でパチっとやっつけるラケットです。中国製です。
2年目はあまり蚊が自宅の内外におらず助かりましたが、蚊やハエ、その他の小さな虫や蜘蛛などをやっつけるのに非常に重宝します。最初の年によく出没した大蜘蛛のタランチュラもこのラケットで押さえ付けて弱らせてからトイレに流してました。2つあるとラケットで挟めるので便利です。
ラオスで生活していたときに使っていて便利だったので、ここでもないかなと思っていたのですが、エリア2の中国雑貨スーパー(WULIAN, SHANGHAI, K99 shop)などで購入出来ます。購入したときは、750MKぐらいだったと記憶しています。常時在庫があるわけでないようなので、マラリア流行国でもあるので、あったら即購入することをお勧めします。
● 第3位 コーヒーメーカー
マラウイでは北部のムズズ地方でコーヒー豆が収穫されています。マラウイのコーヒーは、酸味が少なくすっきりとした味わいのある苦味で美味しいです。コーヒーはほぼ毎日飲んでいるので、コーヒーメーカーは非常に重宝しました。コーヒーは250グラムで800クワチャ(400円)ぐらいです。安くはありません。ただ、入手が難しいのが紙のコーヒーフィルターです。マラウイの人は布で濾して飲んでいるようで紙のコーヒーフィルターは私の知るかぎりショップライトでしかみかけません。(最初の頃はSPARにあったのですが在庫がなくなってからは未入荷です。)値段は、以前は260MKぐらいだったのですが、最近は500MKになっているようです。1箱に40枚のフィルターが入っています。なので、コーヒーフィルターは在庫があるときにまとめ買いしていました。
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作成日:2012年03月14日(水)01:40
●特別賞 エネループ
本当は第1位にしても良いかなと思ったぐらいです。マラウイに限らず途上国は停電が頻発するし、電池は輸入品なので結構高く、かつ、質が悪かったりします。再利用可能なエネループは日本でもとても重宝していますが、マラウイでも常時大活躍でした。
電池をどんなところで使っているかというと、LEDライト、LEDランタン、電池式コンパクトスピーカー、ワイヤレスマウス、講義で使っているレーザーポインターとかです。電池式スピーカーも日本から持参して良かったモノのベスト10に入るものです。パソコンで動画を見ることが多いのですが、音が小さいので、スピーカーから出しています。威力が発揮されるのは停電したときです。電源アダプタタイプのスピーカーだと停電したら当然音が出ませんが、電池式であればバッテリー駆動しているPCとスピーカーでとりあえず数時間は停電中でも楽しめます。
エネループを持参する際に注意するのが充電器。海外対応(100-240V)のを購入することです。個人的には、電源アダプタ充電タイプとUSB充電タイプの2種類を持参しておくと安心です。充電器が故障すると困りますからね。あと、電池は予備も含めて多めに持参した方がいいですよ。マラウイではエネループは入手困難です。
エネループは電池タイプでなく、エネループモバイルブースター(USB出力付バッテリータイプ - KBC-L2B))のものもあります。これも旅行や停電時に非常に役立ちます。USB出力してくれるものなので、USBケーブルで充電出来るものであれば利用できるわけです。iPadやiPodはもちろんのこと、携帯電話もUSB充電ケーブルを持っていれば充電が出来ます。携帯電話は海外では命綱なので特に旅行などでの移動中の充電に便利です。iPodも小型軽量のため、すぐにバッテリーがなくなるので、あると安心です。日本でもスマホが流行してから、スマホはバッテリーの消費が早いので非常に人気商品になっているようです。