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カテゴリ: ブログ
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作成日:2011年03月16日(水)20:14
マラウイでは非常に交通検問が多いです。主要な県外に出るような国道ならわかるのですが、町のいたるところで頻繁に交通検問しています。最近はバスターミナルでのミニバスの検問が厳しく、まだ1?2週間前だと思いますが、2日続けて、ミニバスで乗車して出発待ちの状態だったのですが、警察がやってきて、「降りろ!」と言われて降ろされ、ミニバスに警官が乗り込んでどこかにいっちゃいました。たぶん行き先は警察署でしょう。今日もいつものように、ミニバスに乗り込み、無事出発したと思ったのですが、200-300mほど走ったところで、パトカーが後ろから追ってきて停止指示。女性警官でしたが、我々乗客を睨みつけて一言チェワ語で「降りろ!」と命令し、我々が降りた後に警官が乗り込み、たぶん警察署に連れていかれました。
いつもながら警官の態度は非常にふてぶてしい態度で腹ただしいです。マラウイ人も警官は大嫌いのようです。 またバスターミナルまで戻ろうかとも思いましたが、急いで午前7時半までに職場に行かないといけなかったので、歩いていくことにしました。徒歩2キロ+ミニバス2キロ分の合計4キロです。朝から1時間近く歩いて疲れました。頑張ったけど10分の遅刻でした。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年03月16日(水)13:13
日本たばこ産業は、マラウイとタンザニアで地域と協働で2007-2010年に4年間、植林・森林保全活動を行なってきたそうですが、さらに2014/12まで、4年間、継続して、実施するとのことです。両国で今後4年間で1万3500ヘクタール、2700万本を植林し、生物多様性保存に取り組むとのことです。
マラウイでは家庭用燃料として木材が一般的に利用されており、人口増加もあり森林破壊が深刻です。マラウイ国家統計局による2008年生活モニタリング調査統計では、調理に使う燃料の内訳は、木材が87%, 炭が 8%、電気が 2%となっています。また、マラウイ、タンザニアともタバコの産地であり、葉タバコの乾燥にも木材が使われています。JTが支援するのは、この葉たばこの持続的な生産への課題の対応となっているようです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年03月16日(水)01:39
マラウイの16万9,000人の公務員のうち、6万8,000人が給与を口座振込みではなく、現金で受け取っているようで、財務省は、手渡しで給与を渡す職員へのチェックを強化したようです。というのも、架空の公務員を仕立てて給与を横領するといった手口が横行しているためのようです。特にひどいのが警察と教育省のようで、教育省では、4人の役人が135人の架空公務員をつくって、1ヶ月に33,000ドルも横領し、逮捕されたとのことです。
警察も教育省も会計監査での使途不明金額でも上位にいます。架空公務員だけでなく、リタイアした公務員もまだ在籍しているように見せて給与を横領したりもしているようです。記録がきちんと残る銀行口座振込みに強引にでも変更させるべきですね。
ところで、公務員給与ですが手元のデータで計算してみると、架空公務員の給与は、33,000ドル/135人=平均245ドル。あと毎月公務員給与には、45億クワチャかかると言っているので、45億クワチャ /152 = 2960万ドル、2960万ドル / 16万9,000人 = 平均175ドル、って感じになっています。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年03月16日(水)00:16
今シーズンのタバコ取引市場が昨日(3/14)、オープンしています。2007年から最低価格制度を導入しているそうで、今年は、バレー種がキロ当たり開始最低価格は1.80ドルに設定されたそうです。昨年は2.00ドルです。 また、昨年は、平均取引価格はキロ当たり1.90ドルとなっているとのことです。昨シーズンは後半に価格が下落しています。
今シーズンも農民にとっては厳しい市場になるようです。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年03月15日(火)17:24
3/15 5:00現在で支援を表明しているアフリカの国は、ガボン、ジブチ、チェニジア、ボツワナ、南アフリカ、モロッコ、ルワンダとなっています。お見舞い電(3/14 19:00現在)は、エジプト、エチオピア、ガボン、ジブチ、チェニジア、南アフリカ、モロッコ、モーリタニアとなっています。
(追記1)3/14 17:00現在から 3/15 05:00現在に更新しました。青字の国を追加しました。
(追記2)3/15 19:00現在、支援を表明している国に更新しました。ボツワナを追加しています。
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作成日:2011年03月15日(火)03:05
政府高官は、タバコの生産高が雨不足が原因で、23万2千万トンの当初見込みより下回り、21万8千万トンである見通しであることを明らかにしています。タバコはマラウイの重要な外貨獲得源であり、輸出の70%を占めています。また、国内総生産(GDP)の15%を占めています。昨年は、22万トンの生産高だったようで、今年は昨年を下回ると見ているようです。
マラウイは人口1500万人に対して、約200万人がタバコ関連産業に従事しているとされています。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年03月14日(月)19:44
2月21-28日の降雨量のデータが公開されましたが、依然として、南部は雨不足が続いていたようです。
- バラカ 33mm (47.2mm)
- ブランタイア 3.1mm (47.9mm)
- ムランジェ 0.0mm (57.4mm)
- ンサンジェ 0.0mm(43.6mm)
- リロングウェ 39.5mm (66.5mm)
- デッサ 61.0 (42.3mm)
- ムジンバ 69.4mm (54.4mm)
- ムズズ 32.6mm (42.9mm)
となっています。()内が平年で、中部、北部は雨が降ったのですが、南部は全く雨が降っていなかったようで、作物への影響が強く懸念されます。
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カテゴリ: 2011
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作成日:2011年03月14日(月)19:25
「学問の自由」を求めて、警察と対立し、教員たちが授業のストライキを続けているマラウイ大学チャンセラー校ですが、すでにストライキが始まってから1ヶ月になっています。ムタリカ大統領は先週の土曜日にストライキを行なっている教員、学生に対して月曜日から授業に復帰するように命令を出したようですが、ストライキしている側は日曜日に緊急の会合を開き、その命令を拒否したようです。
大統領が警察側を支持した形になったので、対立が深まる気がします。
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作成日:2011年03月14日(月)16:46
日本で被災された皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
マラウイの現地新聞では、週末の「The Nation Weekend」には、全く地震の情報については記載されておらず、本日の「The Nation」には、7面の国際面でロイターのニュース配信を引用する形で紙面の1/3程度使って報じています。3面の国内面では、日本にいるマラウイ人の様子について、通信事情が悪いため、facebookなどを通じてある程度把握出来たことを報じています。しかしながら、在日本マラウイ大使館では、何人のマラウイ人が被災したのかといった情報はまだ把握出来ていないと土曜日の電話によるインタビューで述べています。44面の国際スポーツ欄では、地震で日本でのスポーツイベントの多くが中止されることを報じています。しかしながら、マラウイ政府からの公式なコメント等は新聞を見る限りありません。
現地のラジオでは地震の第一報は、すぐに報じていました。
一般のマラウイ人は、地理的に遠いこともあり、日本に関心は全くありません。街中では相変わらず今日も出勤途上に「チャンチュー」(アジア人蔑視の表現)攻撃を受けています。職場でも「お気の毒」と一言、言われれば良い方です。これが、青年海外協力隊の方が40年間草の根活動をし、協力隊派遣総数世界一の「ウォーム・ハート・オフ・アフリカ(アフリカの温かい心)」と言われている国の現実です。残念です。
また、在マラウイ日本大使館のHPからの在留邦人向けの情報提供等も現時点でありません。
以前活動していたことのあるラオスは、地震発生当日(3/11)にラオス首相よりお見舞い電が発出され、昨日(3/13)、ラオス政府より10万ドルの義援金をいただき、ラオス国民からも義援金を募るそうです。本当にありがとうございます。
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作成日:2011年03月12日(土)06:33
まさか海外から日本へ安否確認をとるようなことになるとは正直考えたことがありませんでした。やはり複数の連絡手段を持っていないといざというときに厳しいなぁと思います。今回、複数の連絡手段を使って、日本の家族の安否確認をしました。具体的には、
- マラウイの携帯電話(TNMとAirtelの2つ)
- 日本のドコモの海外対応の携帯
- インターネット(電子メール)
- スカイプアウト(スカイプ経由での日本の電話への連絡)
と言った感じです。
日本への連絡は、海外からだと国内とは回線ルートがたぶん違うからだと思いますが、意外と連絡が出来たりします。(もちろん一発で通じるわけではないですが。)
もっとも今回は、TNMは全く使えず、Airtelだけでした。いざというときのためにやはり、2つ以上の携帯電話があったほうがいいと思います。興味深かったのが、日本への接続がビジーだったからだと思うのですが、中国語や韓国語でアナウンスが返ってくるんです。たぶん、ローミングの途中でNGが返ってくるためだと思います。
もう一つはスカイプアウト、スカイプから固定電話や携帯電話にかけることが出来る有料のサービスです。スカイプアウトはダメかと思ったのですが、やはり回線ルートが違うためか、こちらもうまく利用することが出来ました。もう一つは、メールですね。携帯で音声はダメでもメールが送受信出来たりします。こうしたサービスをうまく組み合わせる必要がありそうです。
情報入手は、やはりインターネットが確実。ただ、これも1つのインターネットサービスプロバイダだとうまく日本に接続出来なかったりするので、お金が許せば複数持っておきたいです。私は職場ではMTLのUSB通信機器でインターネット接続していますが、日中突然、DNSサーバーからの応答が返ってこなくなったり、日本へのネットアクセスが出来なくなったりするので、バックアップルートとして、AirtelのUSB通信機器を使っています。Airtelの方は特に通信プランを選択していないときは、データ送受信量に応じた完全従量制なので、使った分だけの支払いになるので便利です。MTLとAirtelは日本までの回線ルートが違うので、MTLはダメでも、AirtelはOKということがよくあります。ただAirtelは、私が使うエリアでは電波が不安定なのがホント残念です。MTLは電波は非常に安定しています。
あと、今回は自宅はNHKワールドが入るのですが、通常は海外外国人向けの番組しかやっていないのですが、地震のため、NHK総合の地震の特別放送をそのままNHKワールドに流してくれたので、助かりました。二か国語放送で日本語と同時に英語でもリアルタイムに通訳して中継しているようです。今回、NHKは、Ustreamでインターネット経由でもNHK総合を流しているようなので、ネットが遅いマラウイでは無理ですが、日本国内やブロードバンドインターネットが出来る国であれば、そのまま見れて本当に助かったと思います。(注:有料のNHKプレミアムであれば在外日本人向けなのでNHK総合が見れます。)
そのほか、ツイッターとかも本当に情報がリアルですね。
今回、TNMにはやられました。日本への連絡が通じていないのに、勝手にどんどん課金されているんです。一度も日本にかかっていないのにいつの間にかプリペイドの残高がゼロになっていてびっくりです。ホントに腹ただしい限りです。
しかし、今ものすごい雨が降ってます。まさにバケツをひっくり返したような降り方です。雨漏りが心配・・・ (23:33)