- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年12月05日(月)15:40
非政府組織(NGO)のトランスペアレンシー・インターナショナル(本部・ベルリン)は、12/1に2011年版の「汚職指数(腐敗認識指数)」を発表しています。10点満点で評価されマラウイは3.0で183国中100位にランキングされています。マラウイ周辺国の順位は以下の通り。
- 032 - ボツワナ (6.1)
- 057 - ナミビア (4.4)
- 064 - 南アフリカ (4.1)
- 091 - ザンビア (3.2)
- 100 - タンザニア (3.0)
- 100 - マダガスカル (3.0)
- 120 - モザンビーク (2.7)
- 154 - ケニア (2.2)
- 154 - ジンバブエ (2.2)
なお、上位は、1位がニュージランド(9.5)、3位がデンマーク(9.4)、フィンランド(9.4)で、日本は、14位(8.0)となっています。英国は16位(7.8)、米国は24位(7.1)、中国は75位(3.6)です。最下位は、180位がミャンマー、182位が北朝鮮、ソマリアです。
個人的に関心の高い東南アジアの国は、
- 005 - シンガポール (9.2)
- 060 - マレーシア (4.3)
- 080 - タイ (3.4)
- 112 - ベトナム (2.9)
- 154 - ラオス (2.2)
- 164 - カンボジア (2.1)
- 180 - ミャンマー (1.5)
となっています。
個人的には、ベトナム、ラオス、カンボジアなどの国に比べて、マラウイの方が良いといった印象は全くなく、この順位には正直疑問です。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年12月02日(金)15:53
? 昨日からツイッターとかで、なんか騒いでいるなぁと思っていたのですが、CNNの記事だったようです。南部商業都市のブランタイアで「ビンラディンパン」という商品名のパンが流行っているというお話です。
なんか、もっと大事な報道すべきことがいっぱいある気がするのだけど・・・
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年12月02日(金)15:30
11月にインターネット料金を、通信データ量の上限を切り下げる形で、実質50%の値上げをしていたTNMですが、12月に再度、以前の通信データ量上限に戻して、実質的な通信料金を11月以前の水準に戻しています。Mtolo 6000で3072MB(30日間)となり、1MBあたり1.95MK(約1円)となっています。
実は、昨日MTLが相変わらず回線速度が遅いので、Airtelを利用したのですが、回線トラブルは解決したようで速度は以前のように戻っていました。Airtelは10月初旬からつい最近まで、インターネット回線がトラブルで超遅い状態が続いていましたので、それに乗じてTNMが値上げしたような気がします。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年12月02日(金)13:09
首都リロングウェのカムズ中央病院が妊婦に対して、予備の発電装置のために5リットルのディーゼルを非公式に要求していることが昨日のネーション紙で取り上げられています。
停電が頻発するマラウイでは、病院などの機関では、予備発電装置が必須です。しかしながら、予備発電装置を動作させるためのディーゼルが1リットル360MK(約180円)と高額でかつ入手が困難な状況が続いています。こうしたことから、妊婦を確実にケアするために苦肉の要求だったようです。病院側の対応には確かに問題がありますが、真の問題は電力不足、燃料不足です。そして、これに起因してポンプで汲み上げ出来ないことによる水不足も市内では場所によって発生しています。カムズ中央病院では以前に水不足も問題となりました。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年11月28日(月)20:16
週末からMTLのインターネット回線が遅くてイライラです。全く使えないわけではなくて遅い。具体的にどの程度遅いかということ、平常64-128Kbps程度の速度が出るのに、32Kbps前後といったところ。64kbpsで日本のISDN回線の速度、32Kbpsという速度は、アナログ電話回線のモデム時代の速度です。1MBのデータ転送に約2分、写真1枚送るだけで約5分はかかる速度です。
どこで問題が発生していそうかというと、中継地点の英国です。マラウイからのデータを調べてみると、マラウイから日本にあるYahoo.co.jpなどのサーバーのサイトにアクセスすると、タンザニアを抜けて、そこから海底ケーブルで英国へ、そして日本へデータが到着します。少なくとも17箇所を経由していくようです。この途中の英国でデータが50-70%と非常に高い割合でロストしていました。ロストしている理由は、おそらくプロバイダの回線が細くてデータをさばけないためではないかと思います。つまり、車幅が十分にないのに車が多くて大渋滞しているような状況です。
遅い上に、データが抜けるのでインターネットアクセスがまともに出来なくなっています。アフリカ大陸は、大陸全体でもインターネット回線が貧弱なのにも関わらず、アクセスするポータルサイトは、そのほとんどが別の大陸にあるわけなので、確実に増え続けるインターネット人口に回線が追い付いていないようです。日本でも問題になっていますが、今後スマートフォンなどが普及するとデータ量が爆発的に増えるので気になるところです。Skypeとかでも、音声で十分な状況でも動画ありで会話するとアッという間にデータ量が増えます。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年11月28日(月)13:51
最近、メディアに現れる回数が増えている感じがするマラウイ準備銀行のリゴヤ総裁ですが、先週の金曜日に民間ラジオ局のインタビューに応える形で、マラウイの最北部のカロンガで、豪州のパラディン社によって採掘されているKayerekeraウラン鉱山の採鉱契約について見直しすべきだとコメントしたようです。現在の採鉱契約は、55.2平方キロメートルに対して15年間となっており、採掘に伴うライセンス料は年間1億ドル(約80億円)とのことですが、実際のウランの売上の利潤に応じての歩合ではないため、マラウイ側が不利な契約であると見ていたようです。
これに対して、パラディン社側が28日付で声明を発表し、採鉱契約(開発持続合意書)は、マラウイに対して持続的に安定した海外投資をする枠組みであり、マラウイ政府も15%のパラディン社のKayerekeraウラン鉱山の株式を保有しているとし、不当なコメントであることを声明の中で示唆しています。また、声明の中で、準備銀行総裁が個人的にパラディン社側に謝罪をしたことも述べられています。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年11月28日(月)03:03
ちょうど家の前の側溝で子猫が生まれてます。4匹いるようです。ちょうど2週間くらい前に側溝の中で猫が弱っていると思って心配して様子を見ていたのですが、あとから考えると、ちょうど子猫が生まれたところだったようです。その後、様子が見えず心配していたのですが、先週の水曜日に赤ちゃんが生まれていたことがわかりました。私のところの家はペットを飼ってはいけないので、様子をじっと見ていて、お母さん猫にエサを与えるぐらいしかできませんが、なんとか頑張ってほしいです。雨季に入り、昨日の夜にかなり雨が降り、側溝に猫たちがいるので心配していたのですが、雨量の割に側溝の中はそれほど濡れておらず猫たちも無事でした。あと2週間ぐらいすれば子猫も生後1ヶ月ぐらいになり、もう少し自由に動けるようになるので、雨もそれまでは、大人しく降ってくれることを祈るばかりです。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年11月26日(土)15:05
時事通信がロイターの24日付の記事として「アフリカ南部の降雨パターンが変化=食料生産に脅威」という記事を掲載しています。やはり気候変動により、降雨パターンが変化しており、作付けタイミングが難しいようです。昨シーズンは、南アフリカで1月に異常な降雨で洪水被害が全土に広がり大きな打撃を受けています。ちょうどその時期は、オーストラリアが歴史的な大洪水に襲われていたため、あまり注目されていなかったと思います。
昨日、リロングウェも雨季入りしたと書きましたが、今日も朝は晴天になっています。(大体お昼頃から曇ってきます。)マラウイは昨シーズンは、トウモロコシの収穫高は380万トンで、必要とされる260万トンを大きく上回りました。今年は、財政難により農業助成金が拠出できないため、ドナーの緊急支援を要請し英国、ノルウェー、アイルランドから約38億円の支援を受けています。あとは天候だけですが、やはり気候変動に対する対策として、灌漑の整備や水があまりなくても育つ作物などへの転換が急務です。今のように単一的な栽培、お天気まかせは、やはりリスクが高いと思います。あとは食料備蓄ですね。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年11月25日(金)18:54
今年は、10月初旬から1週間おきぐらいに雨がパラつき、雨季入りの境目が難しい感じでしたが、今日は、お昼前に雷が少し鳴り、雨がパラつきました。おそらく、今日から雨季入りだと思います。天気予報を見ても、連日、晴れ時々雨、あるいは雨の予報に変わっています。雨季入りは平年並みといえそうです。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年11月24日(木)12:58
英国、ノルウェー、アイルランドは、深刻な財政難で農業助成金を拠出することが困難なマラウイに対して、食糧危機を回避するために77億クワチャ(約38億円)を拠出することにしたようです。
すでに雨季直前ということもあり、リロングウェ市内でも作付け準備が始まっており、あちこちで土を耕しています。こうしたこともあり、すでに支援金の拠出は開始されているようです。ただ、援助国が懸念している統治や人権問題などについては大きな進展が見られいません。あくまで人道的な見地にたっての支援のようです。