- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年07月12日(火)20:31
南半球に位置するマラウイは、6,7月がもっとも寒い時期で、内陸部で高度1,050mに位置する首都リロングウェは日中は涼しくて快適ですが、特に朝方の冷え込みは厳しくなっています。気温は最低気温が10℃前後で、最高気温は20℃前半になっています。この数日は、朝は8、9℃と一桁台の気温だったようです。特に日曜日は雲が厚く鈍よりしていたこともあり、日中もかなり肌寒く感じました。今月一杯はこんな天候が続きそうです。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年07月12日(火)20:00
現地英字新聞「ネーション」によると、4月にマラウイ政府が、英国高等弁務官(大使に相当する人)が「大統領はますます独裁的で、批判に対して不寛容である。」とコメントしたことに端を発してこの高等弁務官を国外追放とした問題で、その後、英国は、英国にいるマラウイ高等弁務官を追放し、マラウイのトップドナーにも関わらず新規の支援を凍結するという深刻な問題に発展しています。この問題に対して、マラウイ側から英国に対して外交チャネルを通じてオフィシャルにコンタクトがあり、英国外務大臣と話を始めたとのことです。
新年度予算(7月から翌6月)は、英国の支援凍結などを受けて、ドナーの財政支援比率が3割から2割に落ちており、さらに、マラウイの主要外貨獲得源のタバコの市場価格も大幅に下落しており、この5年間順調に成長を続けてきたマラウイ経済もここに来て破綻かと言われ始めています。というのも、6月に燃料の信用取引が有効期限切れで燃料不足が再燃して以来、1ヶ月以上経過しますが、状況は改善しておらず、あちこちのガソリンスタンドで長蛇の列が出来ています。燃料問題の根っこは、外貨不足なので、ドナーの援助凍結は、この問題をさらに悪化させることになります。最近、副大統領のジョイス・バンダ女史とムタリカ大統領の溝が大きくなりつつありますが、副大統領が主張するように英国に素直に謝罪することが、最善の策であるように思います。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年07月07日(木)20:47
南部の商業都市ブランタイアで、ブランタイアのロータリークラブがロータリークラブの新代表の就任ディナーの席上で、日本大使館の代表に先月30日に75万クワチャ(約43万円)の義援金を小切手にて手渡したことを述べています。
ブランタイアのロータリークラブの皆さま、ありがとうございます。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年07月04日(月)10:28
学問の自由を求めて、2月から授業ボイコット、4月には大学理事会がゾンバにあるチェンセラー校、ブランタイヤのポリテクニック校を強制閉鎖しました。先月、大統領が声明を発表し、7月4日に再開するように指示しています。大学教職員組合と大学理事会との間には、まだシコリがあるようですが、予定では、今日から再開される見込みで、学生もキャンパスに戻り始めているようです。
実際に再開されたかは、明日の新聞等でわかると思います。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年07月03日(日)20:23
マドンナは、7月1日に放送された衛星テレビの番組で、マラウイに短期的な目標として、1000人以上の孤児院を建てることを計画していると述べたとのことです。
マドンナは、3月に女学校の設立を断念しています。その時は、巨額を投じたのですが、学校用地も最終的に確保出来ず、設計代が浪費され、家や車などの使途不明金がスタッフにありました。このため、マラウイへの援助にはしばらく様子をみるのかと思ったのですが、そうでもなさそうです。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年06月28日(火)01:23
先週の金曜日にムタリカ大統領は演説し、現在の燃料不足は民間企業に責任を帰し、外為問題についてはIMFに責任を帰すとともに、現在の緊縮財政予算(ゼロ赤字予算)を強く支持し、政府側には何ら責任がないかのような発言にマラウイの非政府組織が一斉に非難のコメントを出しているようです。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年06月25日(土)20:57
リロングウェ市内 は昨日の新聞報道の通り、ガソリン、ディーゼルがともに不足しているようで、あちこちのガソリンスタンドに長い行列が出来ています。タクシーの運転手の話だと燃料がまだ到着しているわけでなく、燃料輸送トラックの到着を待っているとのことでした。公共のバスやミニバス、トラックなどは深刻で長いディーゼル待ちになっています。私が利用したタクシードライバーは、ブラックマーケットでガソリンを入手したそうです。ドライバーはブラックマーケットとは言わずにプライベートに入手したと言いましたが・・・
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年06月25日(土)17:44
先日、5/21(火)にようやくNHKワールドのチャンネルが映るようになったと思ったのですが、何らかの原因でサウンド設定が変わったようで映像は映るけど音が出ない状態でした。というわけで、またエンジニアにみてもらおうと家主経由でコールしたのだけど、音沙汰なしで、今日、5/25(土)にようやくやってきてチェックしてくれました。原因はテレビ側のサウンド設定でした。わずか数分の作業なのですが、まぁ、いつ来るかわからない状態なので、非常にストレスです。
先日、映像が映らないときはパラボラアンテナとケーブルとの接触不良が原因だったのですが、今回、音が出ないので私もケーブルの接続状態を再度確認してみたら、コネクタもきちんと締めていなくて、ただ差し込んでいるだけ、風がちょっとでも強く吹いたら簡単に外れる状況。あとNHKワールドの映像は映ったのだけど、アルジャジーラの映像が全く映らなくなったので調べてみると、同軸ケーブルが単純に外れている状態でした。これは、たぶんわかっていたはずで、NHKワールドしか見ないだろうと思って勝手に手を抜いたようです。とにかくやっつけ仕事で困ったものなのですが、非常にプライドが高くて偉そうで、正直むかつくこともしばしばです。
結局、先月の終わりからのトラブルなので、たったこれだけの問題で1ヶ月もかかってます。
- 詳細
-
カテゴリ: 2011
-
作成日:2011年06月25日(土)15:01
ムタリカ大統領は、燃料不足についてコメントし、現在の燃料不足は、自動車台数の増加が原因だ、と述べています。現在、マラウイは、30万台以上の車両を保有し、毎月約3,000台ずつ増えているとのことです。また、毎月燃料の購入に約3,000万ドル(約25億円)がかかっていると述べています。
国際通貨基金(IMF)は、燃料不足問題は外貨不足に起因するため、マラウイクワチャをマラウイ準備銀行管理下の固定レートではなく、民間金融機関による市場レートに移行させ、通貨の切り下げをするように助言していますが、ムタリカ大統領は、商品価値が下がることを意味し、貧しい人がより貧しくなるとし、こうした国際圧力に屈しないとコメントしています。
通貨の切り下げを実施すると、輸出に有利になりますが、輸入超過のマラウイでは、国内の物価の高騰が避けられなくなり、国民の不満が一気に高まるので、政府としても通貨の切り下げはなんとしても避けたいところなんだと思います。昨日のNation紙によると、3,000万リットルの毎月の燃料需要に対して、2,000万リットルしか購入出来ていないとのことでした。結局、電力需要と同じで、供給電力量が増えないように、外貨も増えるわけではないので、恒常的に燃料不足が発生することで、需要と供給のバランスを保つことになりそうです。
現在のマラウイでは、国内移動もガソリン不足が続いている中、非常にリスクが高く、気軽に旅行がしづらい状況です。
- 詳細
-
カテゴリ: ブログ
-
作成日:2011年06月25日(土)02:49
先日も書きましたが、6月に入ってから停電が非常に多くなってます。今日もマラウイ電力公社ESCOMが再度プレスリリースしてましたが、来月8日からは発電所のメンテナンスと発電装置を更改するので、年内一杯はさらに停電が増えるようです。今日は、日中は職場で11:00から停電(これは計画停電ではない。)で、自宅は夜に計画停電で17:40-19:00まで停電でした。
夜は、なんとかなるのですが、早朝と職場の停電は、仕事に影響が出るので困ったものです。
この停電、実は長期化しそうです。以前にも書きましたが、今年のはじめに米国ミレニアム挑戦公社が電力セクターの改善にたぶん5年間だと思いますが、約300億円の援助を行うことを決めています。なので、今後も継続的に発電所設備の更改や、電力供給を増すためには貧弱であると指摘されている電力送電設備の見直しが行われる予定です。長期的に見れば、良いことなのですが生活しているとやはり不便です。
LEDランプ、エネループの電池、大容量のバッテリーがあるパソコンが重宝します。